2024年12月07日

2024年10〜11月麺食記




10月4日
用賀らーめん たつみ(東急田園都市線 用賀駅近く)
たつみラーメン 890円 + ランチタイム麺大盛50円 計940円

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ランチタイムはライスが100円(通常は240円)、麺大盛りが50円(通常は120円)とお得です。その他高菜丼やチャーシュー丼もお得になっています。

創業25年でラーメン店としては最近少ない券売機ではない口頭で注文のお店で、メニューの一番左上に書いてあった店名の付いたおそらく店のお勧めのこのラーメンをオーダーしました。

スープは塩味ベースで、半透明のスッキリした味わいです。キムチが乗っていますが、先に混ぜてしまうとせっかくの塩味スープが壊れてしまうので、キムチはチャーシューの上にのっけておいて、先に白ネギや味玉と共に麺とスープをいただきます。とっても美味しいです。

半分ぐらい食べ終えたところで、キムチを少しずつスープに混ぜながら食べていくと味変成功です。またすりおろしニンニクも置いてあるので、それとお酢を垂らしてさらに美味アップです。

  ◇   ◇   ◇

10月11日
麺や でこ(東急東横線 新丸子駅か武蔵小杉駅から徒歩圏)
追い煮干しそば 1000円

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「煮干しそば専門店」として有名なこの店は11時開店だと思っていたら平日は11時30分の開店でした(土・日曜日のみ11時開店)。

そのため入口の前で待っているあいだ壁にラーメンの写真が貼ってあるのをぼんやりと見ているとこの店では鶏と豚の2種類のチャーシューがディフォルトでのっかっているようです。

みっともない話しですが、鶏は好きでないので、注文する時に「鶏チャーシュー抜き」と言ってお願いしたところ、出てきたラーメンをみると、鶏チャーシューの代わりに豚チャーシューが2枚乗っていてラッキーです。

煮干しのスープは濃厚で、とても美味しくスープも全部飲み干しました。シャキシャキの青ネギやタマネギ、海苔などもスープとよくマッチングしています。

ややボリュームが不足していましたが、券売機で大盛りの場所がすぐには見つけられず、次の人が待っているので、探すのを早々にあきらめ並盛りにしたのが失敗でした。

  ◇   ◇   ◇

10月18日
虎よし(京王線調布駅から徒歩5分ほどの品川通り沿い)
辛味噌ラーメン全部のせ 1,080円

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今年の4月に「刀削麺 大鵬 調布店」へ行ったとき、隣にあったこの店が気になっていました。

店のお勧めは「辛味噌ラーメン」とのことだったので、トッピング全部のせにして、麺は並み盛りです。麺の太さは3種類から選べるので中麺でお願いしました。

見た目は辛そうですが、それほどでもなく、辛さに弱い私でも唐辛子が喉にひっかかって2〜3度咳き込んだぐらいで、途中からお酢やおろしニンニクをたっぷり加えて最後まで美味しくいただけました。

この店のラーメンスープが全般的に薄くて全然ダメという良くないレビューがグルメサイトに散見されますが、辛味噌にしたためかそのような印象は受けませんでした。

あるいは味が薄く感じるのは、舌が刺激のある化学調味料に慣れてしまっているせいかもと思ってしまいました。ただこの店のスープに化調を使っていないかどうかは不明です。

全部のせにしたので、薄めだけど大きなチャーシューやたっぷりのシャキシャキモヤシ、味玉、刻みタマネギなどが入り、麺は並み盛りですが十分なボリュームでした。

  ◇   ◇   ◇

10月25日
宮崎らあーめん(東急田園都市線 宮崎台駅近く)
野菜ラーメン 800円

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宮崎県のご当地ラーメン!というわけではなく、宮崎台駅(住所が宮前区宮崎)近くにある、駅前の雑居ビルの2階に入っている地元のラーメン店です。券売機はなく、おじさんが調理から配膳、会計までワンオペでやっていました。

実は同じく宮崎台駅近くの有名店「坦坦麺餃子工房北京」で坦々麺を食べようとランチの開店時間に合わせて行ったところ、店の前には20人を超える行列で、開店後も店の中には入れず30〜40分は待ちそうと断念しこちらの店へ来ました。北京は平日の昼間から凄いことになっています。

こちらのラーメン店は空いていて先客は1名のみ。店の中は散らかっていてあまり整理整頓&掃除ができていません。ひとりでまわしていると仕方がないのかも知れませんが、時間的には開店直後なんですけどね。

野菜ラーメンはキャベツがメインでモヤシ、ニンジン、タマネギ、ニラ、ネギが少しずつ入っています。スープは半透明のタンメン的でこれはタンメンと言って良いでしょう。

ただ最初からスープの油なのか野菜を炒めた油なのかわかりませんが油の匂いが強く、それは最後まで続きます。これはちょっと好みではないです。

結論としては、わざわざ遠くから食べに来るような店ではありませんが、ラーメン不毛の地の宮崎台なので、地元民にとっては数少ないラーメン店として細々と続けられるのでしょう。

メニューを見るといきなり「MENYUU」とローマ字書き?どうせならカタカナで書けば?と思わずひとり突っ込みを入れます。

  ◇   ◇   ◇

11月8日
麺楽 軽波氏(めんらく かるぱし)(JR南武線武蔵新城駅から徒歩5分)
鶏醤油ラーメン900円+本日のミニカレー飯400円 計1,300円

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今年2024年3月にオープンした店で、2年前に麻婆茄子ラーメンを食べた「からひげ」の跡地に居抜きで出店したようです。また古くからあるラーメン店「麺屋 湯や軒」のすぐ近くです。

駅前には「群馬とんこつらーめん だるま大使」が10月にオープンするなど、武蔵新城は入れ替わりも激しいですがラーメン激戦区です。

千歳船橋の有名カレー店Kalpasi(カルパシ)と、同じく有名ラーメン店のMAIKAGURAの両店で修業したのがここの店長さんという話です。

鶏醤油ラーメンはスープのダシに鶏が使われているだけで、最近増えているチャーシューまで鶏肉というわけではありません。チャーシューは豚でないと私の中では認めません。

鶏ダシの効いた無化調の醤油スープはシンプルながら深い味わいでとても美味しいです。

ラーメンとカレーは同時に出てくるのではなく、「カレーと茄子アチャール飯はスパイシーで味が強いので、食事の後半で食べてください」と張り紙があり、今回はラーメンをほぼ食べ終わるタイミングでミニカレー飯が出てきました。

本日のミニカレー飯は、ポークキーマVer2ということで、思っていたよりもずっと小さなステンレスのボールで提供され、がっつり食べたい人にはラーメン並みとこのミニカレー飯では物足りないと思います。

そういう方はラーメンの麺大盛りかトッピングが盛り盛りの特製にしたほうが良さそうです。味のほうは、カレー専門店?と思わせるほど美味しかったです。

9月に行った「らぁ麺 善治」では、ラーメンとミニうな丼のセットに感激しましたが、今回は本格的な味わいのミニカレー飯のセットで感激です。

ラーメンとカレーは日本人の大衆国民食と言っても良く、私のトップ3に入る大好物で、それを一度に味わえるのは幸せです(ちょい大げさ)

  ◇   ◇   ◇

11月15日
だるま大使 無限 武蔵新城店(JR南武線 武蔵新城駅近く)
だるまラーメン 990円 替え玉を追加150円 計 1,140円

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「らあめん花月嵐 武蔵新城店」の跡地に2024年10月24日オープンした店です。群馬高崎発祥の豚骨ラーメンチェーン店で、都内下北沢にも支店があります。

博多とんこつラーメンをベースにしながら微妙に違っていますが、詳しいことはわかりません。スープはとろみがあってとても美味しいです。

麺は細麺で、ハリガネ、バリカタ、普通、やわらかの4種類から選べます。私は初めてのこともあったので普通で。替え玉も普通でお願いしました。

店名に「無限」とありますが、440円の無限チケットを買えば、スープが残っている限り、替え玉を何玉でも追加できるということらしいです。

つまり、1玉150円ですので3玉以上の替え玉をするなら無限チケットを買うほうがお得ということです。替え玉1玉で腹パンになった私にはとても無理です。

替え玉分には、おろしニンニクと紅ショウガを加え、ゴマとお酢を振って味変しつつ最後まで美味しくいただけました。

  ◇   ◇   ◇

11月22日
らーめんはうす(JR南武線、小田急線 登戸駅から徒歩10分)
五目やきそば 1,100円

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寒くなると食べたくなる「らーめんはうす」の五目焼きそばです。以前は毎年3〜4回、最近は年1〜2回に減っていますが、もう30年以上通っている店です。

大盛りで有名なこの店はすべてのメニューが通常の1.5倍ほどの分量があり、いつも若い人やガテン系の人で賑わっています。この日も12時前で9割方の席が埋まっていました。

ただ最近は高齢化の影響か、以前なら普通にペロリだった五目焼きそばも今はかなり苦しくなってきました。あと何年ぐらい食べられるかな、、、

でも美味しいから今回も完食です。ただ腹パンで動きたくなくなります、、、

【過去麺食記】
2024年8〜9月麺食記(薫風、めじ、遊来區、日輪、善治、友、カルビの王国)

2024年5〜7月麺食記(伊蔵八、浅川、味の大王総本店、あじさい本店、とろり庵、大王本店、麺屋おほーつく、レストラン泉屋、はらっぱ、狛江商店)

2024年3〜4月麺食記(空海、らーめんはうす、百日紅、松軒中華食堂、旬来、東山、如拙、大鵬)


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2024年11月23日

ブラオヤジ10(含む旧車・名車シリーズ)


先月の「ブラオヤジ9(含む旧車シリーズ)」の続きです。こうやって見ると、私の住まいから半径3〜4キロぐらいの範囲(健康のためウォーキングで毎日往復5〜7キロぐらいを歩きます)には数多くの旧車、名車が見つかります。一時的に置かれているものもあるでしょうけど。

今ほど旧車と言える20年以上前の中古車に注目と人気が集まったことは過去にありません。

正直言って中途半端に古いクルマに何百万円も支払うのは躊躇うというか絶対にないなと思いますが、まさか普通の国産車までが投資の対象になるとは思いませんでした。ま、個人の趣味や好き嫌い、価値観はそれぞれあって良いのでそれはそれで尊重します。

その人気の理由をいろいろと考えて見ましたが、安全装置や快適装備が満載の新車価格がバカ高くなり、比較的安い中古車に人気が集まったことや、団塊世代を中心に、若い頃に買えなかった当時の人気車種を、金も暇もある引退後に買って乗りたがっているのかなと想像していますが、アニメの影響や昭和デザインへの回帰などもっと他にも理由はいろいろありそうです。

旧車に大きな魅力があるのはわかりますが、様々な箇所で老朽化から不具合が起きたり、消耗品や補修部品がすでになかったりして稼働状態で維持するのは思いのほか大変です。

それに現在では当たり前の安全装備(エアバッグや自動ブレーキ、ALBなど)がないものが多く、その他カーナビやオートエアコン、クルーズコントロールなど快適装備もなかったり機能が限られていたりします。

車検では13年目から自動車税と自動車重量税が高くなりますが、本来なら古いものを長く大切に使うことは世界的に取り組んでいるSDGzに合致していて推奨されるべきことですが、今の税制は長く使うとまるで罰金を払わせるかのような仕組みです。法律を作る政治家や官僚達はいつも最新の高級車にしか乗らないのでそういうことがわからないのでしょう。

古いクルマは排ガス規制が緩く環境に悪いという主張もわかりますが、それなら新車を作るためにどれほど環境を壊し空気を汚しているのか?ってことも考えなくちゃ不公平です。

愚痴っぽくなってきましたが、私の乗っている6Rポロ(2012年式)もまもなく初年度登録から13年目に入りますので、先のことをいろいろと考えざるを得なくなります。

それでは今回の旧車、名車です。

スバル レガシィB4 BE型

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1998年にフルモデルチェンジして3代目が登場したレガシィ(BH型、BE型)、メインはツーリングワゴンでしたが、初代からセダンタイプもありました。この3代目からはセダンに「B4」という名称が付けられ、ツーリングワゴンから8ヶ月遅れて登場しました。

この3代目レガシィは20世紀から21世紀と世紀をまたぎ2003年まで販売されましたので、デビュー当時は「新世紀レガシィ」というキャッチコピーが使われ、スバルの大ヒット作となりました。

B4はセダンとしては珍しい全モデルフルタイム4輪駆動で、高性能グレードには2リッター4気筒水平対向ツインカムエンジンにターボを装備し圧倒的なパワーとそのパワーを支える足回りで、全天候、舗装路でも悪路でも走れるオールマイティなセダンという位置づけでした。

今ではほとんど消えてしまった5ナンバー高性能小型車セダンの究極のモデルだったと思います。

旧車パンフレットシリーズ48(スバル BE型 3代目 レガシィB4)

 ◇  ◇  ◇

日産 3代目 シーマ FY33型

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シーマというと、1988年バブル経済まっただ中に登場し「シーマ現象」という社会現象が発生した初代モデルが有名ですが、その後も2代目が1991年から1997年、この3代目は1996年から2001年まで販売されていました。

日産の中ではショーファーカーを除き、最上位のフラッグシップの位置を占める高級車だけに、欲しいと思ったことはなくあまり詳しいことは知りませんが、日本車で初めてミリ波レーダーセンサーを使った自動ブレーキ機能を装備したモデルがありました。

長く日産の高級車はセドリックと姉妹車のグロリアという時代が長く続きましたが、バブルの中、日産はシーマ、トヨタがセルシオ(現在のレクサスの前身)という高級車が出てきて、お金持ちの趣向が「高級車=ベンツ」という常識を打ち破ろうと苦心したモデルでした。

バブルがはじけた後に登場した3代目ですが、エンジンは2代目から引き続き3リッターV6ターボと4.1リッターV8と高級路線を歩んでいました。

当時は400〜500万円の価格でしたが、20数年経った現在では200万円以下で購入できますから、ゆったりした国産車に乗りたければ案外お得かも知れません。外見は決して古びて見えません。

 ◇  ◇  ◇

三菱 レグナム

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1996年にギャランのステーションワゴン版として、また当時人気沸騰していたスバルレガシィツーリングワゴンに対抗するため登場し、2002年までの6年間販売されていました。

デビューした1996年の日本カーオブザイヤーではイヤーカーとして選ばれましたが、後継モデルはなく、この1代限りで終わったことから販売においてそれほど大きなインパクトはなかったようです。

エンジンは1.8L〜2.5Lまでの4種類あり、その中でも1.8L(途中で2.0Lへ変更)エンジンに当時としては最新のGDI(ガソリン直噴エンジン)を採用していたのが大きな特徴です。

またランエボで実績のある4輪駆動システムや電子制御を使ったVR-4やVR-4 type-Sという高性能モデルもありましたが、台数限定だったりしてイマイチ人気は出ません。

もう少し粘って2代目、3代目とステーションワゴンを育てていってもらいたかったモデルですが、当時三菱自動車は本来は国交省へ届けなければならない欠陥を届けないリコール隠しをおこない、問題が起きたときだけ「闇改修」をおこなっていたりして、全社的にコンプライアンスが効かないという悪しき慣習のまっただ中で、社会からの批判を受けメイン車種でないステーションワゴンに新たな投資をする余裕がなかったのでしょう。

 ◇  ◇  ◇

トヨタ XE10型 アルテッツァ

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1998年から2005年まで販売されたスポーティなセダンとワゴンで、1998-1999日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)を受賞しました。駆動方式はFRがメインで、フルタイム4輪駆動もありました。

ただグレードによって軽い2リッター4気筒エンジン+6速MTでガシガシ走るスポーティ路線と、重い2リッター6気筒エンジン+ATでゆったり走る高級車路線の二つに分かれるというトヨタとしては珍しく商品企画になにか混乱があるクルマという印象がありました。

外観デザインは精悍で、前のめりに見えるショートオーバーハングで、タイヤも17インチと、当時としてはスポーツカーの範疇にはいるものでした。

このスポーティなセダンというデザインは、その後セダンがSUV風とクーペスタイル風の二つに分かれていくことを考えると、クーペ風セダンとして中途半端ながら先駆けとも言えます。

アルテッツァの後継モデルはなく、そのコンセプトはレクサス(ISやCT)へ移されていきました。

 ◇  ◇  ◇

ホンダ 初代 ライフ

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初代のホンダライフは名車と呼び声の高いN360の後継車として、1971年〜1974年に販売されていた軽自動車です。

比較的モデルチェンジのサイクルが長い軽自動車にしては4年未満と販売期間が短いのは、1972年から発売された小型乗用車の初代シビックが大ヒットして生産が追いつかず、そちらの製造に集中するためと言われています。

ボディは4ドアと2ドアの2種類で、こうした2ボックスの形状でもリアハッチ(5ドアや3ドア)がないのは(後にワゴンタイプ追加あり)ユニークです。

駆動方式はFFで、エンジンは前代のN360が2気筒空冷エンジンでしたが、このライフからは2気筒水冷エンジンに変更されました。駆動方式はFFです。

写真のライフは1972年に追加された「ツーリングSL」で、ツインキャブ搭載の高性能モデルです。

 ◇  ◇  ◇

日産 R34型 10代目 スカイライン 前期モデル

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初代スカイラインは私の誕生年と同じ1957年に登場し、その後順調にモデルチェンジを繰り返してきました。この10代目スカイラインは1998年〜2001年に販売され、わずか3年で次へとモデルチェンジした異例の短命モデルです。

エンジンは2Lと2.5Lで、2.5Lにはターボ付き高性能モデルもあります。また2.6LターボのR34型GT-Rも1999年に追加されています。

人気のスカイラインシリーズですが、前代の9代目が5年間で21万7千台販売したのに対し、この10代目は3年間で6万4千台と、大きくスタイルデザインを変えたこともあり、イマイチ人気がないモデルでした。見た目は決して悪くはないと思うのですけどね。

 ◇  ◇  ◇

トヨタ 2代目 SW20型 MR-2

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1989年〜1999年の10年間販売されていたSW20型MR-2はその評価が大きく分かれるスポーツカーでした。

しかしファミリーユーザーが中心顧客で、そのため保守的で80点主義のトヨタが、思い切ってその正反対のミッドシップ2シーターのクルマを比較的低価格で出していたことに当時は拍手を送っていたひとりです。

当時のFFカローラの部品構成を利用し、エンジンとトランスミッション、トランスアクスルをグルッと反転させただけのお手軽モデルと揶揄されていたとしてもです。

当時ミッドシップカーと言えばフェラーリやロータスでしたが、それらが軽く1千万円以上した時代に、MR-2は若い人でも頑張れば手の届く200万円ちょっとで売り出したのですから。

若い人が、ソアラやプレリュードのような軟派なデートカーではなく、軽量ボディでスパルタンな走りを楽しみ、走りを練習するのに最適なクルマだったと思います。

しかしこのMR-2はこの2代目で終了となり、後継はフルオープン(ロードスター)のミッドシップMR-Sへと変わります。

 ◇  ◇  ◇

スズキ 5代目 アルト ワークス

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1998年〜2004年に販売されていた5代目アルトの高性能バージョンのグレードがワークスでしたが、ワークスは2000年のマイナーチェンジで廃止されました。

ワークスが消えたのには様々な理由があるでしょうけど、当時から軽自動車の最高出力規制(業界自主規制)があり、横並びでエンジンパワーが制限され、ワークスとしての高性能の特徴が消えてしまったことによるところが大きいかなと思っています。

このアルトワークスにはDOHCターボエンジンに、可変バルブ機構、さらに航空機に導入される技術をクルマ用に変えたドライブ・バイ・ワイヤを採用するなどかなり凝った軽自動車でした。

外見もただ者じゃない!って感じがします。

 ◇  ◇  ◇

スズキ 4代目 アルト

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1994年〜1998年に販売されていた、当時のスズキの屋台骨を支えていた主力の軽自動車です。

上記の高性能グレードのワークスとは違い、ごく普通のグレードですが、30年近く前の低コスト、低品質で作られた(例えば内張にベニヤ板を使うなど)軽自動車がこうして2024年に存在することが素晴らしいので思わずパシャッしました。

しかし残念ながら保存状態はあまり良くなく、リアタイヤはパンクしたままで、このまま朽ち果てていきそうです。

今は中古車、特に20年以上前の旧車の価格が異常に上昇していますが、さすがにこの30年近い古い普通の軽自動車を欲しがる人や部品取りとして引き取りたい人はいなさそうです。

■過去のブラオヤジ(旧車含む)
ブラオヤジ9(含む旧車シリーズ)
ブラオヤジ8(久々)+名車列伝
ブラオヤジ7(含む旧車シリーズ)


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2024年11月09日

旧車パンフレットシリーズ154(日産 Z31型 3代目 フェアレディZ MC後)



2022年2月から不定期で2年と9ヶ月、154回続けてきた「旧車パンフシリーズ」は今回が一応最終回です。

パンフレット(カタログ)に続いて1970年代の自動車雑誌もいくつかあるので、スキャンしてアップしようと思っていましたが、雑誌の著作権が発刊後50年とずっと思っていたところ、いつの間にか70年と伸びていたので、まだあと20年ぐらいは合法的に勝手に掲載はできず断念しました。

もし新たなパンフレット等が見つかった場合は、アップしたいと思っていますが、その前にこれらのパンフレットは段ボール箱2箱分あり、早く処分しなくては邪魔で仕方がありません。

それはさておき、今回の3代目フェアレディZのパンフレットは、以前2種類のカタログ(1983年9月版と1986年10月版)を下記に掲載していますので特に今回は目新しいものではありませんが別ヴァージョンです。

旧車パンフレットシリーズ46(日産 Z31型 3代目 フェアレディZ)

なぜ時期の違うZのパンフレットが3種もあるのか?というと、当時未練たらしく何度も日産ディーラーへ通って購入を検討していたことにつきます。

結局は価格が安く、当時最新だった装備(4ALBやクルーズコントロール、ダブルウィッシュボーンサスペンション、4輪ディスクブレーキ、ワンアームワイパーなど)が標準装備されていたホンダのプレリュードに落ち着いたわけですが、2シータ-に乗れるのは独身のこの時期だけだったのに買えなかった後悔はあります。

今回のパンフレット(カタログ)は、上記の中間に当たる1985年(昭和60年)10月版で、マイナーチェンジ後のフルヴァージョンです。

写真は低画質ですので、写真下のリンクから高画質のPDFでご覧ください。

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旧車パンフレットシリーズ一覧

【関連リンク】
旧車パンフレットシリーズ03(日産 S130型 2代目 フェアレディZ)
旧車パンフレットシリーズ46(日産 Z31型 3代目 フェアレディZ)
旧車パンフレットシリーズ95(日産 Z32型 4代目 フェアレディZ)

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2024年11月02日

旧車パンフレットシリーズ153(三菱 A182/183型 スタリオン)




以前「旧車パンフレットシリーズ21(三菱 A183型 スタリオン)」を掲載していましたが、そちらは1982年5月簡易版と1983年6月版です。

今回は1982年新発売時のフルヴァージョン版をアップします。一部には写真の使い回しのため同じ写真が出てきます。

三菱自動車が、バブルの前の1976年から発売したギャランΣで大ヒットを飛ばし、自動車メーカーとしてやっていけるぞ!と勢いがついたあと、Σと同時に出てきた2ドアラグジュアリーカーのΛ(ラムダ)が海外での評判がイマイチだったこともあり、大量に輸出をしていた北米向けに、よりスポーティなスタイリングに変身したのがこのスタリオンで1982年に登場しました。

思えば、三菱は、戦後すぐに軍用のウイリスジープをノックダウン生産しそれを生かしてパジェロへ、ギャランGTOはアメリカで流行っていたアメ車のマッスルカーのイメージで作り、ランサーセレステはアメリカではセクレタリーカーと呼ばれる都会で働く女性向けの小型クーペで大ヒットするなど、アメリカで売れるクルマ作りをしてきました。

このスタリオンのデザインやコンセプトは、当時資本提携していたクライスラーの意見を取り入れたとされ、輸出の他、クライスラーにはOEM供給もされていました。

パンフレット(カタログ)は、1982年(昭和57年)5月の新発売開始時のフルヴァージョン版です。

写真は低画質ですので、写真下のリンクから高画質のPDFでご覧ください。

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2024年10月26日

旧車パンフレットシリーズ152(日産販売店 モーター店1983年総合カタログ)



「旧車パンフレットシリーズ149」では、「販売ディーラー日産店」の総合パンフレットを取り上げましたが、今回はその本流「日産店」に対する傍流の「モーター店」の総合パンフレットです。

「日産店」は日産のドル箱ブルーバードが、合併吸収したプリンス系の「プリンス店」にはスカイラインという人気車種がありました。

また小型の人気車種だったサニーを販売していたのは「サニー店」、FF小型車に火をつけたパルサー(旧チェリー)は「チェリー店」とそれぞれに主力車種がありましたが、この「モーター店」はちょっとお高くとまっていて上級車セドリックやローレルというセレブ路線のイメージがあり、貧乏だった若者には近づきにくい雰囲気がありました。今で言うところのトヨタに対するレクサスブランドのような感じと言えるでしょうか。

当初は上級車ばかりだったレクサス(ディーラー)でも、ヤリスクロスをベースとした小型SUVを販売するようになったのと同じで、この「モーター店」でも大衆的な小型ファミリーカーのサニーをベースとした「ローレルスピリット」やバイオレットやオースターのベースを使った小型ミニバンの元祖的存在の「プレーリー」や、「サニー店」の専売だった「シルビア」の兄弟車「ガゼール」をメニューに加えてきました。

この「モーター店」の総合パンフレットでは、Y30型セドリック(4ドアハードトップ、セダン、ワゴン)、C31型ローレル(4ドアハードトップ、セダン)、B11型ローレルスピリット、M10型プレーリー(セダン、エステート)、S110型ガゼール(クーペ、ハッチバック)、E23型キャラバンなどが紹介されています。

この頃(1983年)にこのモーター店を訪れたのは言うまでもなくガゼールの見積もりをもらうためでした。当時社会人4年目に入り、初めて新車を買おうと検討していて、フェアレディZ、スカイラインRS、RX-7、ピアッツァ、プレリュード、シルビア、ガゼールを検討していて多くのディーラー回りをしていました。

パンフレット(カタログ)は1983年(昭和58年)8月版です。

写真は低画質ですので、写真下のリンクから高画質のPDFでご覧ください。

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●次回予告 三菱 A182/183型 スタリオン
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