年末年始は寒いのと大掃除や家族サービス、買い出しなどでなかなか忙しく、ラーメンを食べに出掛けることがやや減りました。
こうした寒いときこそ、夏には避けたい身体が温まる担々麺や、味噌ラーメンなどが適しているのでできるだけそういうのを選ぼうと思いましたが、初訪の店の場合はその店の中心(代表的)なラーメンを食べようと思うからなかなかそうはいきません。
あとは、ここ半年ほど、年齢的、味の好み的にも家系などのこってりした重いラーメンが食後に胃もたれを起こし徐々に厳しくなってきたとこともあり、意識的にそうした店を除外してしまっている自分があります。
12月6日
中華そば 美芳(京王線国領駅近く)
五目そば 900円




1960年代からある大衆的な町中華料理店で、店内には珍しくカウンター席がなく、テーブル席のみです。そう言えば昔(昭和時代)はそういう中華料理店が多かったです。
以前、お昼過ぎに寄ったときはほぼ満席で他の店に行きましたが、今回は昼前で二組の客だけで入れました。カウンターがないので、混雑しているときのひとり飯は4人掛けテーブルを占拠するのでちょっと気が引けます。
五目そばの具は、かまぼこ、伊達巻き、キクラゲ、キャベツ、豚バラ、チャーシュー、ナルト、海苔、ゆで卵で、麺の量もありお腹いっぱいになりました。
スープはよくタンメンにある白濁したあっさり系スープで、野菜がもう少し多ければタンメンかちゃんぽんという感じです。味は特に可もなく不可もなく普通に美味しかったです。
町中華の店なので、麺類以外にもチャーハンなどのご飯ものやカツ丼までメニューにありました。
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12月18日
池利 (奈良土産品)
スープ素麺 和風だしカレー 594円



家人と娘が奈良へ行った時にお土産で買ってきてくれた「池利」の「三輪手延そうめん」で和風だしカレーのカップ麺です。そうめんのカップ麺は初めてです。
そうめんは基本的に小麦で作られていてうどんと構成は同じですが、乾麺にして保存食品としての機能が重宝されています。
ラーメンやうどん、蕎麦と比べるとイマイチ普及が進んでいませんが、こうした若い人向けの味付けとお手軽に食べられるスタイルなら値段次第(現在はラーメンやうどんと比べると高額)ではもっと普及していくかもです。
素麺なのに見かけも味も麺がツルツルのカレーラーメンか、そば屋のカレー蕎麦のような感じで、しかも「スープ素麺」と書かれていたとおりサラサラのスープの中に入っていて和風だしなのに洋風の食べ物のような感じもします。
できあがった写真に写っているトッピングされたワカメは別途自前で追加したものです。キツネ(油揚げ)や焼き餅などを入れても和風ダシに合いそうです。
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12月20日
麺屋 のすけ 登戸店(JR南武線、小田急線 登戸駅近く)
ラーメン白 850円+替え玉 100円 計 950円





オーダー時に選べるので、麺は細麺、麺の堅さやスープの味、脂の量はいずれも普通でお願いしました。家系では普通のことですが、豚骨醤油系ラーメンで好みに合わせられるのは良いですね。
ライスは好きなだけ自分で盛りつけて無料です。さらにご飯のお供にキューちゃん、辛子高菜、ふりかけ、ゆかりなども食べ放題です。中でも辛子高菜はメチャ辛いですが、ラーメンに入れると味変になりちょうど良い感じです。
昨年2023年にオープンした店で、1年半ほど前に一度来ています。その時は「ラーメン黒」を食べたので、今回は基本の「白」です。味は博多豚骨ラーメンです。
大和市に本店がある支店ですが、最近激戦区になっている登戸のラーメン店の中で私的には上位にくる好きな店(味)です。
替え玉は思っていたよりボリュームがあり、ライスも食べたのでお腹いっぱいになりました。替え玉の時には、カウンターに置いてあるおろしニンニクと紅ショウガ、すりごま、酢を入れ、辛子高菜で辛くなったスープですっかり味が変わったスープで最後まで飽きずに美味しくいただけました。
メニューには「すけ二郎」というインスパイアラーメンもあり、野菜を多く食べたいときにはこれも良さそうです。二郎インスパイアと言っても、スープは醤油豚骨、麺は普通の中太麺のようです。
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12月27日
釜玉中華そば ナポレオン軒 府中店(京王線府中本町駅の近く、府中街道沿い)
リッチ&辛ネギ釜玉中華そば(並)1,000円




「つけめんTETSU」の小宮一哲氏のお店で、東京都目黒の都立大学駅に本店、都内にいくつかの支店を展開しています。店内はカウンターのみで小さいですが、平日の12時で先客は1名だけでした。
店名にも着いている「釜玉中華そば」とはいわゆる汁なしラーメンで、生卵や様々なトッピング、調味料で自分の好みに合わせて食べるというものです。汁なしと言っても醤油系の濃いタレがたっぷりかかっているので、それだけでも十分味わえます。
リッチはディフォの中華そばにチャーシューとメンマが加わり、今回食べたのはさらにたっぷりの辛ネギが加わった豪華版です。基本の中華そば(並)が650円ですので350円分のトッピングということになります。
と言っても、特にこれに決めていたわけではなく、単に券売機で一番押しやすかった右上の大きなボタンが目に付いたのでそれにしただけです。
麺はしっかりコシのある固めの太麺ですが、噛むと意外と柔らかく、ツルツルとのどごし良く入っていきます。並だったので、やや物足りなく、替え玉もよぎりましたが、最近ちょっと炭水化物を取り過ぎているので控えました。太麺というのはどうにも炭水化物の塊という気がしてなりません。
カウンターに置かれているトッピングと調味料は豊富で、刻みニンニク、刻みしょうが、エンペラー油(皇帝ラー油)、揚げねぎ、きくらげ、すりゴマ、チーズ、椎茸酢、バカニラ(辛ニラ)、黄金ゆず、釜玉醤油など。
味は、麺、トッピング、タレともとっても美味しくいただけました。
が、この日は寒い日でもあったので、熱々スープのラーメンが良かったな〜と思い、こうした汁なしラーメンとは知らずに来てしまったので残念感も多少ありました。すぐ近くには有名な「中華そば 青葉 府中店」もあったので、冬だとそっちだったなぁとちょっと後悔しました。
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1月10日
らーめん蓮 三軒茶屋店(東急田園都市線 三軒茶屋駅近く)
味噌ラーメン 野菜増し 1,100円 ランチタイムは半ライスサービス




この店の本店は蒲田にあり、その2号店で、コロナ禍真っ盛りの2020年3月にオープンした店で、私にとって今年2025年の初ラーメンです。
支払いは完全キャッシュレスで現金は使えません。最近増えているとは聞いていたけど、田舎者なのでこういうのは初めて。幸い交通系電子マネーPASMOが使えたので助かりました。
ディフォでのっているトッピングは、焼豚、炒めたモヤシ、メンマ、刻みネギで、そこそこのボリュームがあります。選べる無料の野菜増しにしましたが、思ったほどの量でなくサクッと食べられました。味玉を追加したほうが良かったかな。
麺はやや黄色が強いストレートの中太麺でこしがしっかりとあります。ランチタイム無料の半ライスは、半というより3口ほどのミニの量なので、大食いの人は麺の大盛りなどが必要でしょう。
その代わり、辛子モヤシと刻みニンニクがカウンターに置いてあり、それはいくらでもトッピングが可能で、野菜好きには嬉しいです。
さすがに競争が激しい蒲田で生き残ってきた店だけあってレベルは高く、味噌ラーメン店が少ない三軒茶屋では貴重な存在です。
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1月24日
まっちゃんらーめん(東急田園都市線たまプラーザ駅近く)
中華そば1,400円



場所は、横浜家や赤坂一点張の近く、横の坂を登っていったちょっとわかりにくいところです。
この店は昨年6月にオープンした店で、居酒屋「さんびょうし」だった店を居抜きで使っているようで、夜は居酒屋さんになっています。まだ新しくおしゃれで綺麗なお店です。
たまプラでは珍しい白河ラーメンということもあり人気店となっているようです。カウンターとテーブル席があり、平日のお昼時で8割ぐらいが埋まっていました。
本当は中華そばのトッピング全部入りが食べたかったけど1,900円!という値段におののき断念しました。もう近々ランチのラーメンも2千円時代に突入していくのでしょうか。これだけ食材などが高騰していて、質と値段は人それぞれの好みなのであれこれ言いませんが。海外のラーメン店ではすでに3千円を超えることは普通にありますから仕方がありません。
スープはコクの強い鶏ガラだし&醤油で比較的あっさりしています。すでに高齢化が進むたまプラ周辺の住人にはちょうど良い味かもしれません。ラーメンだけでなく店構えや清潔そうな店内は特に女性にウケそうな感じです。
トッピングはチャーシュー2枚、ほうれん草、メンマ、ネギで、麺の量も普通なので、通常なら麺大盛り(200円)かミニ丼が欲しいところです。
あとランチタイムサービスなのか、ソフトドリンクが付きました。それだったらライス1杯無料とか選べるともっと嬉しいのですが。
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1月29日
餃子の王将 忘れられない中華そばラーメンパック 302円(税込み)


定期的に夕食のメニューとして餃子の王将で餃子やチャーハンなどをテークアウトで購入しています。その際ラーメンパック(王将ラーメン、味噌ラーメン、中華そばの3種類がある)を翌日のランチ用として一緒に購入することがあります。
今回は好きな王将ラーメンがなかったので、醤油味の中華そばのラーメンパックを購入して翌日のランチにしました。この「忘れられない中華そば」は、店舗で食べるとチャーシューやメンマなどのトッピングがついて748円(税込み)です。ラーメンパックにはトッピングはついていません。
ラーメンだけだと寂しいので、別途トッピングのチャーシューとメンマをスーパーで買い、卵とネギも自前で用意しました。丼はキャンペーンの時スタンプを集めてもらった王将の丼です。
作るのは簡単でお湯を沸かし、麺を入れて1分半湯がけば出来上がりです。インスタント麺みたいですが、麺は生麺で要冷蔵、賞味期間も短いです。
味は、、、ちょっとスープが甘ったるいのはイマイチで、やっぱりキレのよい豚骨醤油味の王将ラーメンのほうが好みです。
【過去麺食記】
2024年10〜11月麺食記(たつみ、でこ、虎よし、宮崎らあーめん、軽波氏、だるま大使 無限、らーめんはうす)2024年8〜9月麺食記(薫風、めじ、遊来區、日輪、善治、友、カルビの王国)2024年5〜7月麺食記(伊蔵八、浅川、味の大王総本店、あじさい本店、とろり庵、大王本店、麺屋おほーつく、レストラン泉屋、はらっぱ、狛江商店)◆ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ INDEX