2021年12月21日

2021年のドライブは近場だけに終わった



いよいよ2021年も残り少なくなってきました。最近、ブログの更新をサボり気味でちょっとスランプに陥っています。

今年も昨年と同様に新型コロナ禍で、他県への移動自粛や非常事態宣言が出ていて、遠出を極力控えていました。

2年近く遠出を控えていると、だんだん出不精になってきます。その前に、遠出するときには事前の下調べをするのが常ですが、それすら面倒でやりません。

遠出をしないということは、イコール私にとってはクルマに乗らないということで、クルマに乗らないので消耗品すら交換する必要がなかったり、新たになにかを取り付けてみようというモチベーションも起きません。

出不精といっても引きこもりで家でジッとしているわけではなく、雨が降っている日以外は毎日4〜5kmのウォーキングをして、それなりに四季の移ろいを楽しんでいます。

歩くのは自宅の近所だけではなく、バイクで少し大きな公園などへいってウォーキングがマンネリ化し飽きないようにしています。

あとは、毎週1回ペースでいくラーメン店は、できるだけ今まで行ったことがない店へいくようにしています。これも慣れやマンネリを打破するためです。

今年、県外へドライブしたところは下記の四箇所です。いずれも日帰りの近場です。

20210407.jpg ◇初日の出シリーズ!2021年元旦 朝霧高原

 ◇水戸偕楽園と徳川ミュージアム その1

 ◇春の喜多方と会津若松ドライブ その1

 ◇滝山城と八王子城攻略

本当は、今年中に、鳥取、島根、山口をグルーと回ってこようと思っていましたが、季節のよい頃がコロナの流行時期と重なり断念しました。非常事態宣言中だと観光施設が閉館しているところも多かったので。せっかく山陰、中国地域まで行くのなら、平日に3泊ぐらいしてゆっくりと周遊したいものです。

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写真は新宮市観光協会より
あと、和歌山紀伊半島の熊野三山巡りも計画していましたが、事前の下調べをしていると、「せっかく紀伊半島へ行くならあそこにも寄りたい、ここも寄りたい」と自分でどうにも収拾が付かなくなってしまい(自壊)、こちらも来年以降に延期です。

前の二つよりずっと近場で日帰りツアーとして計画していたのが、長野県の南アルプスにある磁場ゼロ地点の分杭峠、御池山隕石クレーターなど。こちらはすでにナビにもセットしてあるので、雪や凍結がないタイミングでいつでも行けそうです。

その他にも、三山つながりで、まだ下調べもしていませんが、出羽三山巡りも山陰、紀伊の次ぐらいに行きたいと考えています。再来年になるかも〜



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2021年03月25日

洗車して恒例の桜とツーショット



水が温み、春風も暖かくなってきて、洗車の季節がやってきました。この時期は寒さも暑さもなく、ちょうど良い感じです。

春うららないち日、新たに新調した、ボディー用スポンジ「WAKO ワコー泡スポ・柄付スポンジ」、ホイール用ブラシ「YATSUYA PPカーウォッシュ」、コーティング車用ノーコンパウンドジャンプ-「シュアラスター 洗車シャンプーカーシャンプー」で、ポロを丁寧に洗車しました。

花粉やPM2.5、鳥の糞!など、ザラザラしたホコリというか汚れが全体にまとっています。こびりついている汚れは結構力を入れないとなかなか落ちません。

今回は、コーティング作業はカットし、洗車だけです。ついでにリード125もシャンプー洗車です。

ピカピカになって、気持ちよくなったところで、桜も満開に近い、近所の大規模霊園の桜並木へ写真を撮りに行ってきました。

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近所には、この霊園以外にも桜の名所がありますが、人出が多いのと道が狭いので、クルマと一緒には撮影できず、ウォーキング時に、スマホで撮影しましたので画質は落ちます。

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桃の花も綺麗に咲いています。

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桃の花と言えば、やっぱり日本一?の桃の産地、笛吹市の桃源郷へ行きたくなりますねぇ〜

笛吹桃源郷、ほったらかし温泉から清里へ 2012年04月22日
金運神社〜笛吹桃源郷 2017年04月16日
過ぎゆく平成の桜かな 2019年04月06日



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2020年09月19日

クルマの古書 その3





クルマの古書 その1 「無敵の最新FF車運転テクニック」黒沢元治著、「高性能シャシーの研究」舘内端著
クルマの古書 その2 「メルセデスの伝説」五木寛之著、「パンサー特急」田中光二著、「殺しのラフロード」新宮正春著

に続き、その第3弾です。

懲りないな!って?

えぇ、えぇ、コロナ禍もありネタ不足なためご容赦を。

その3では、古書とは言えませんが、新しくもないという単行本で、エッセイと小説の2冊(plus文庫1冊)です。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

言わずに死ねるか!日本車への遺言」三本和彦著 講談社 定価1,400円
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湾岸リベンジャー」戸梶圭太 祥伝社 定価1,700円
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  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「言わずに死ねるか!日本車への遺言」の出版は2010年で、著者の三本和彦氏は、長らくテレビの「新車情報」という毎週1回、超辛口な発言が人気でした。テレビで放送されていたのは1977年から2005年までで、なんと28年間も続いたのですね。

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最初は自動車評論家?って思っていましたが、本来プロとしてやっていたのはカメラマンで、クルマはジャーナリストという立ち位置で、メーカーや(テレビ番組の)スポンサーにおもねることなく、ずいぶん気を悪くしたメーカー(営業、技術者、デザイナー)やスポンサーもいたことでしょう。

三本氏はガタイが外国人並みに大きい人で、頭上に余裕がない天井が低いクルマ、Aピラーが寝ていて目のすぐ前にフロントウィンドー上部がきているクルマ、体重をしっかり支えられないチープなシートには極めて非難が強かったです。

また本職がカメラマンということもあり、仕事では写真機材など多くの荷物を積むことが多いので、実用車なのにトランクや荷室が狭いクルマへの風当たり(不満)も大きかったです。

「パワーは麻薬」とか「ホンダのびっくり箱」、「トヨタの80点主義」、「ゴムひもの緩んだパンツ」(2代目カムリのスタイリング)、「マグロの切り身」(トヨタ車のテールランプ)、枯葉マーク(以前の高齢運転者標識もみじマークのこと)など三本語録は多くありました。

辛口評論家としては徳大寺有恒氏が有名ですが、外国車を異様に誉める徳大寺氏と違い、外国車でも日本の国内インフラ事情を考えていな装備や性能に対しては極めて辛辣でした。つまり公平感を感じたものです。

その三本氏の著書ですが、テレビで言う辛口はその人の本心が出ますが、やはり書籍ともなると、何度も推敲し、さらに編集者など何人もの目が通りますので、辛口にも限界があります。お歳で丸くなられたということもあるでしょう。

そうしたクルマに並々ならぬ思いを持った著者が、現在でも私と同じワーゲンポロにお乗りだとかで、ちょっと嬉しく思います。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「湾岸リベンジャー」は2001年に発刊された長編小説で、著者の戸梶圭太氏は、クルマにかかわらずバイオレンス社会小説がお得意ですが、一方ではコミカル系作品もあり、ユーモアたっぷりな「溺れる魚」は映画化もされています。

ストーリーは、愛妻を交通事故で失った元ラリードライバーと、同じく事故で孫を失った大金持ちの実業家がタッグを組んで、事故の原因を引き起こした走り屋へ仕返しするという物語で、主要な舞台は首都高湾岸線から大黒ふ頭、高速横羽線です。

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内容的にはノリがよく、ちょっとハチャメチャなところもありますが、それはこうしたクルマを使った小説や映画にはつきものなのでしょう。またこの小説を原作としたコミックもあり、そちらで読んだという方もいるかもしれません。

あと、オマケに雨の日には車をみがいて」五木寛之著 (角川文庫1990年発刊)をおつけします。

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(解説)
1966年。街にビートルズの曲が流れるその年の夏、ぼくは一台のオンボロ外車を手に入れた。シムカ1000。風変りな色に塗られたその車に魅せられたぼくは、女ともだち揺子の意外な成功と突然の転落のドラマを乾いた心で見つめていた。「車は雨の日にこそみがくんだわ」最後に揺子が残した言葉を忘れられずに、その夏からぼくの恋と車の奇妙な遍歴の季節がはじまる。ぼくは作家を夢みる青年だった。ぼくの愛した9台の車と9人の女たち。ぼくの青春はなにを失くし、なにを得たのだろうか?

第1話 たそがれ色のシムカ シムカ1000。
第2話 アルファ・ロメオの月 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・スパイダー。
第3話 アマゾンにもう一度 ボルボ122S・アマゾン。
第4話 バイエルンからきた貴婦人 BMW2000CS。
第5話 翼よ!あれがパリの灯りだ シトローエン2CV。
第6話 ビッグ・キャットはしなやかに ジャグヮーXJ6。
第7話 怪物グロッサーの孫娘 メルツェデス・ベンツ300SEL6.3。
第8話 時をパスするもの ポルシェ911S。
第9話 白樺のエンブレム サーブ96S

今回もこの単行本2冊+文庫1冊をセットにし、もし欲しい方がいらっしゃればお譲りします。
送料込み(離島、海外除く)で、1,500円です。申し訳ありませんが、バラ売りはしません。

先着1名様、問い合わせからその旨、ご連絡ください。近場(川崎市とその周辺地域)なら手渡しも可です。梱包する手間が省けるので、本当は手渡しの方がありがたいです。

販売有効期間は2020年10月末まで。

クルマの古書 その1 「無敵の最新FF車運転テクニック」黒沢元治著、「高性能シャシーの研究」舘内端著

クルマの古書 その2 「メルセデスの伝説」五木寛之著、「パンサー特急」田中光二著、「殺しのラフロード」新宮正春著

も、よろしく〜

【近日公開予告】
編み式のステアリングカバーを一新するため、ブツは購入済みです。基本は以前と同じスエード(バックスキン)で、糸は赤色です。前回編んだときの糸が緩んできたので、今回新しいものに交換です。ただもう少し涼しくなってからでないと、汗だくになりそうなので、近日公開予定!

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2020年08月29日

クルマの古書 その2




クルマの古書 その1」では、技術的な解説書として「無敵の最新FF車運転テクニック」黒沢元治著と「高性能シャシーの研究」舘内端著を紹介しました。

今回紹介するのは、いずれもクルマを主人公やテーマととした小説で、昭和54年(1979年)〜60年(1985年)頃に発刊された単行本です。

1)「メルセデスの伝説」五木寛之著 昭和60年 講談社 定価1,200円

2)「パンサー特急」田中光二著 昭和54年 徳間書店 定価980円

3)「殺しのラフロード」新宮正春著 昭和58年 講談社 定価800円

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

1)の「メルセデスの伝説」は、戦前に同盟国ヒトラーから天皇陛下に寄贈されたという白銀の高級車メルセデスベンツ グロッサーの行方を探すTVディレクターの話しです。

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著者の五木寛之氏は、クルマに詳しく、「雨の日には車をみがいて」などの著書もありますが、この「メルセデスの伝説」は最高のデキと言える歴史ミステリー&サスペンス小説に仕上がっています。

Amazonで調べると単行本はなく(2020年8月28日時点)、文庫本で1200円以上と結構な人気です。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

2)の「パンサー特急」の著者田中光二氏は、仲間を死に追いやった金色のスカイラインGTRを宝くじで得た大金をつぎ込んだセリカLBボルトオンターボで追いかける「白熱(デッドヒート)」など、カーアクション満載の小説が多く、これもそのうちのひとつです。

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主人公は、クルマでの運び屋を生業にしていていますが、その仕事というのが、違法すれすれだったり、追われている人物を送り届ける仕事だったり、お金に糸目を付けないという依頼主からの仕事だけを請け負っています。

そのため、使うクルマは三種類、ロータリーワゴン、ラリーに向いたセダン、そして4WD。それらのクルマをそれぞれの仕事に応じて使い分け、困難な仕事をクリアしていくという内容です。

そう言えば映画で「トランスポーター」(2002年)というのがありましたね。それより20年以上も前に、同じテーマ、シチュエーションの小説が日本で出ていたわけで、別にパクりとかではないにしても、そのオリジナルとも言える作品です。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

3)の「殺しのラフロード」は、月刊ベストカーガイド(現在のベストカー)に連載されていた小説で、主人公は、元プロラリーストですが、現在のアメリカの病院で麻酔医として勤務しています。

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主人公の愛車はヨーロッパ向けのランサーEX2000ターボで、そのランタボのバンパーの中にいつの間にか大量の麻薬が仕込まれていて、知らないうちに運び屋となっています。そのためその麻薬を奪おうと銃撃を受けたり、追跡されたりしますが、そこはランタボの性能とラリーストのドライブで難を切り抜けていくというストーリー。ちょっとハチャメチャなところがあるのはご愛敬。

著者の新宮正春氏はすでに故人ですが、報知新聞記者などのあと作家へ転身し、歴史時代やジャイアンツなどをテーマにしたプロ野球関連の小説が残っています。クルマ関連の小説は珍しいようです。

上記1)2)の二冊は外観も中身も割と綺麗ですが、この3)だけは少し紙のヤケが入っています。紙質の差がでている感じです。いずれも破れ等はありません。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

今回もこの三冊をセットにし、もし欲しい方がいらっしゃればお譲りします。

送料込み(離島、海外除く)で、1,500円です。申し訳ありませんが、バラ売りはしません。
先着1名様、問い合わせからその旨、ご連絡ください。近場(川崎市とその周辺地域)なら手渡しも可です。販売有効期間は2020年10月末まで。

Amazonで調べると、
メルセデスの伝説」 単行本はなく文庫本で送料込み 1,250円〜
パンサー特急」 送料込み 2,761円〜
殺しのラフロード」 送料込み  530円〜
(2020年8月28日時点)

クルマの古書 その1」もよろしく!

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【お出掛けレポート】
伊豆へ紅葉偵察ドライブ その1
信州・草津ドライブ探訪 その1
成田へドライブ(1)
東北激走ツアー2018 その1(山形、秋田、青森、岩手 2018年7月)
由比のさった峠と富士川ドライブ2018
金運神社〜笛吹桃源郷
浜石岳から由比へ2016
東北ツアー2015(青森、岩手)その1
関ヶ原と京都旅その1
日光東照宮〜いろは坂〜わたらせ渓谷弾丸ツアーPart1
お伊勢参りとルーブル彫刻美術館ツアー(その1)



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2020年08月22日

クルマの古書 その1



コロナ自粛で、自宅の書棚をゴソゴソと整理していたら、学生の時から独身時代に買ったかなーり古いクルマ関係の本や雑誌がいっぱい出てきました。

今回はその中から、解説書の書籍二冊を紹介です。

1)差をつける走り方、選び方「無敵の最新FF車運転テクニック」ずばり!きみをFFスペシャリストにする本 黒沢元治著

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2)高性能シャシーの研究 自動車ハイメカニズムスタディ 舘内端著

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まず1冊目、長い副題が前後に付いていますが、「無敵の最新FF車運転テクニック」の発刊は昭和58年というから1983年のことです。購入したのもこの年です。

このとき、当時としては高額なこの本(定価850円)を私に買わせた理由は、それまではずっとオーソドックスなFR車ばかりに乗っていたところ、この年に初めてホンダプレリュード(1983年式 1.8 XX AB型)のFF車に乗ることとなったことによります。

この本にもFF車の代表として、プレリュードが紹介されています。

当時のFF車では、カムリ/ビスタ、カペラ/テルスター、フローリアンアスカ、コルディア/トレディア、アコード/ビガー、オースターJX/バイオレットリベルタ/スタンザFX、レオーネ、ファミリア/レーザー、サニー/ローレルスピリット、パルサー/ラングレー/リベルタビラ、ターセル/コルサ/カローラII/スプリンターカリブ、バラードスポーツCR-X、ミラージュII/ランサーフィオーレ、シティ、シャレード、マーチなどがあり、それぞれに評価されています。

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肝心のFF車ドライビングですが、当時のクルマ全般に言えますがまだブレーキ性能がイマイチで、特に下り坂では、FF車は危険なことが多く、「(FF車は)下り坂では積極的に道を譲れ」とか書かれています。

当時のFF車にはコーナーでアクセルを強く踏めば、どアンダーステアが出て、飛び出しそうになったり、逆にアクセルを急に緩めるとオーバーステアが強めに出るタックインする傾向があり、それらアクセルの開閉をうまく生かしたスポーツ走行について詳しく書かれています。

またFF車選びにおいては、エンジンパワーよりも、サスペンションとブレーキ性能で選べと書かれていますが、現在のクルマはほとんどがFF車ですので、選び方も変わってきているでしょうね。

そういう点では、当時のプレリュードは、凝った4輪Wウイッシュボーンサスペンション、ブレーキは国産車初の4ALB(4輪アンチロックブレーキ)と、居住性以外は高得点を獲得出来たわけです。

  ◇     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

2冊目の「高性能シャシーの研究」は、そのタイトルからもわかるとおり、ちょっと専門的な内容で、上記と同じ1983年に発刊された本です。定価は1800円で、専門書と言うこともあり当時としてはかなり高額です。

目次を見ても、第1章 操縦性と安定性 第2章 サスペンション 第3章 ステアリング 第4章 ブレーキ 第5章 動力伝達装置 第6章 エアロダイナミクス 第7章 フレーム剛性、騒音、振動、軽量化となっています。

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著者の舘内端氏は、東京大学宇宙航空研究所に勤務した後に、レーシングエンジニアを務めたり、自動車評論家として活躍されている方です。最近は買っていないのでわかりませんが、ずっとカーグラフィック誌のコラムを書いておられました。最近はEVの専門家として時々見かけます。

クルマを感性で語るのは誰でもできますが、この本に書かれているような、空力やバネ条数、慣性力など各種の数値や理論や、構造による変化、耐性など専門理論で語れる人は極めて稀でしょう。

私?ムリムリ

一応、当時は勉強しようと試みましたが、身についたかというと、半分も内容が理解ができませんでした。身についていれば、今頃はカーグラフィック誌にコラムでも書いているかも〜ってそれはあり得ません。

この2冊、欲しい方がいらっしゃれば、お売りします。多少ヤケはありますが、中身は意外と綺麗です。

2冊セットにして1500円、送料込み(外国、離島除く)で、先着1名様、問い合わせからその旨、ご連絡ください。近場(川崎市とその周辺地域)なら手渡しも可です。販売有効期間は2020年10月末まで。

参考までにAmazonでの販売価格(2020/8/21時点、いずれも中古品)
無敵の最新FF車運転テクニック 送料込み 349円〜
高性能シャシーの研究 送料込み 3,245円〜

クルマの古書 その2へつづく

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【旧車シリーズ】
旧車シリーズ(日産編)
旧車シリーズ(スバル富士重工編)
旧車シリーズ(三菱自動車編)
ブラオヤジ2(含む旧車シリーズ)
ブラオヤジ3(含む旧車シリーズ)
ブラオヤジ4(含む旧車シリーズ)
ブラオヤジ5(含む旧車シリーズ)
さくら咲く2+名車
ブラオヤジ7(含む旧車シリーズ)
ブラオヤジ8+名車列伝




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