2025年04月05日

2025年2月〜3月麺食記


「ラーメンも高くなったなぁ、、、」という愚痴やあきらめの声をよく耳にするようになりました。

確かに数年前までは、大衆的なラーメン一杯が千円を超えることはまずなかったのですが、今は当たり前になってきています。大盛りやトッピングの追加をすれば1,500円越えも普通になってきました。

一方では、効率化や多角化が図れる有名ラーメンチェーン店は健闘しているようですが、脱サラで始めたような個人商店のみならず、創業何十年という老舗ですら材料費や人件費などの高騰で厳しさを増しています。

「ラーメン店」倒産、前年比3割超の急増 過去最多を大幅更新(帝国データバンク 2025/1/7)
人件費や電気代、原材料コストなどが高騰する一方、「ラーメン1杯=千円の壁」に代表される価格転嫁の難しさで板挟みとなり、閉店を余儀なくされたケースが多くみられた。(中略)他業界に比べて値上げが難しい特有の事情も抱えるラーメン店業界では、各種コストの増加分を価格に転嫁できない中小店を中心に、2025年も倒産増加のトレンドが続く可能性がある。

それはともかく、物価に合わせて給料やボーナスが上がっていく公務員や大企業サラリーマンと違い、しがない年金生活者は、今までは手軽に食べられていた庶民的なラーメンが、高級料理になりつつあり、そう気軽に食べられなくなってきたなぁというのが実感で、単なる愚痴です。

それでは今回の麺食記です。

2月7日
中華そば しば田小田急線 狛江駅北口前)
特製中華そば(豚チャーシュー) 1,680円
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仙川(調布市)から昨年2024年9月に狛江へ移転してきた柴田貴史氏がオーナーの醤油ラーメンの有名店です。

平日、開店時間の11時に着いたら既に20名ほどの外待ちです。でも中は広く客の回転が早いと聞いていたのでせっかくなので並んでみました。想像ですが元は居酒屋さんが入っていたお店を居抜きで使っているようでゆったりした店内にはカウンター席とテーブル席が半々ぐらいあります。

約20分ほど並んで店内へ案内され、食券を買って10分ほどでできあがりました。来る前は標準の中華そば1,200円を食べるつもりでしたが、外で20分待たされたことで、ちょっとリッチな特製を選んでしまいました。行列は作戦かも知れません(笑)

特製は、チャーシュー1枚追加、味玉、ワンタンがトッピングされ480円分豪華盛りになっています。

麺は券を渡すときに「太麺か細麺か」を聞かれて細麺で頼みました。好みによるでしょう。

ややオイリーな醤油スープはコクがありとても美味しいものでした。ごくごく最後までいけちゃいます。熱々のワンタンややや太めでコリコリしたメンマも文句の付けようがありません。

麺の大盛り(200円)も考えましたが、噛み応えのあるチャーシューが3枚も入っていて前期高齢者の私には並で十分な量でした。もし特製でなければ大盛りでちょうどだったかも。

当初この店のチャーシューは鶏肉と思っていましたが、そうではなく基本はちゃんと豚チャーシューで、追加のトッピングや特製の時に鶏チャーシューも選べるということでした。スープには鶏だしが使われています。

さすがに2017年から7年連続で百名店に選ばれているだけの実力があるお店です。

  ◇   ◇   ◇

2月17日
富士タンメン 丸井溝口店(JR南武線・東急田園都市線 溝の口駅近く丸井2階フードコート)
鶏白湯タンメン950円税込み
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本当は昨年9月に同じフードコート内にオープンした静岡に本部がある「富士タンメン」の系列店で、二郎インスパイアの「富士力屋」へ行く予定でしたが、なんと、「当面の間休業させていただきます」でした(その後完全撤退した模様)。

どうしたんだろう?バイトが集まらないってことなのかも。同じフロアにある「富士タンメン」はバイトらしき若い人が3人でまわしていました。

基本の鶏白湯タンメンには、モヤシ、キャベツ、ニンジン、ニラ、はくさい、そぼろがトッピングされ、それらととろみのある鶏白湯スープがよくマッチしていて、良い味を出しています。

別皿に好きなだけ盛ってきたおろし生姜とおろしニンニクを加えるとさらに味がシャキッとして、タンメンによくある野菜等の水分でスープの味が薄まってしまうこともなく最後まで美味しくいただけました。

この丸井2階のフードコート「はらっぱ」は、上記の「富士タンメン」、「富士力屋」の他にも、ラーメン専門店として「黄金の塩らぁ麺 ドゥエ イタリアン」、「らぁ麺ひがし田」、「京都らぁ麺 東山」のラーメン専門店と、専門店ではないもののメニューにラーメンがある店として「餃子の王様 龍吟」、「博多焼肉 HACHIHACHI」と全14店舗中7店舗でラーメンが味わえるというちょっとしたラーメンブームとなっています。

しかしこの2階のフードコート「HARA8(はらっぱ)」は、1階にある安くて大衆的なフードコートとは違い、なかなか店舗が埋まらず、数店舗分が空きのままです。

客としては平日はがら空きの席でゆっくりできて良いのですが、どうにも集客力が弱そうです。

  ◇   ◇   ◇

2月28日
矢野口バル&ラーメンやのけん(JR南武線矢野口駅すぐ近く)東京都稲城市矢野口364-3
特製トマトラーメン880円に、麺大盛100円 計 980円
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夜はバーというか飲み屋さんになりますが、ランチタイムはお酒も飲めるのでしょうけど、一応ラーメン専門店です。夜は軽食以外にラーメンも食べられるようです。

駅前ですが、自転車やバイクが3〜4台分停められる駐輪場が店の横にあります。専用駐車場はありません。

今回食べたトマトラーメン以外にも無化調濃厚煮干ラーメンや、つけ麺、台湾まぜそばなどがありバラエティに富んでいます。

初めて来たのでボリューム感がわからず「並だと麺量はどうですか?」と聞いたら「やや少ないかも」と返事されたので、麺大盛りにしましたが、それでちょうど良い感じでした。

特製にのっているトッピングは、ルッコラ、ざく切り玉ねぎ、チャーシューなどで、トマトベースのやや酸っぱ辛いスープです。

イタリアンのスープパスタとラーメンとの中間で、麺はラーメンそのもので、スープにはダシの味付けも感じられます。

個人的には豚骨や醤油系ラーメンに飽きたときには十分アリだと思います。リコピンたっぷりで健康にも良さそうな気がします。

  ◇   ◇   ◇

3月7日
灼味噌らーめん 八堂八(ヤドヤ)(JR南武線、東急田園都市線溝の口駅近く)
灼味噌らーめん 1,200円+大盛り150円 計1,350円
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季節は春になりましたが、今日みたいに寒い日は熱々の味噌ラーメンが食べたくなります。

昨年2024年12月に東京中目黒から移転してきた行列が絶えない味噌ラーメンの人気店です。

開店からしばらくは長い行列ができていましたが、3ヶ月近くが経ち少し落ち着いている感じです。

平日11時半の開店の15分前に到着しましたが、待ちの先客は1名のみ。開店時には待ちは6名(席は9席)で、11時半の開店直後に来れば並ばずに入れる状態でした。

味はちょっと甘ったるいスープが私の好みには合いませんでしたが、深い味とトッピングも丁寧に作られている感じがして高評価です。

麺もコシがあって美味しかったです。灼辛味噌らーめんにすりゃ良かったかな。

不覚にもスマホを忘れたので写真は同店のXの写真から拝借しました。

  ◇   ◇   ◇

3月14日
中華そば ひら井 たまプラーザ店(東急田園都市線 たまプラーザ駅近く)
チャーシュー中華そば1,090円
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今年2月に「横濱家 たまプラーザ店」が閉鎖し、その跡地に居抜きで入った府中に本店がある有名店の姉妹店です。

たまプラーザのラーメン屋さんの中では、横濱家は家族連れも多く比較的健闘していたと思いましたが、突然の閉店でした。

平日の開店から15分後の11時15分に到着しすでに7人待ちでしたが、店内は広いので、客の回転が良く、およそ10分ぐらいで着席できました。ほぼ想定していた通りです。

この店はつけ麺が有名ですが、まだ寒い日だったので、熱熱中華そばです。つけ麺は極太麺ですが中華そばは細麺です。

スープは魚介系は使わず、牛豚鶏の動物系のみです。とろみがあり、味は違いますが、どこかしら天下一品のこってりスープを彷彿させるような感じです。

肩ロースとバラの2種類のチャーシューが別皿で出てきて、思っていた以上に分厚くボリュームがあり、麺やスープの量に対して多く、食べる順序としてチャーシュー→麺→チャーシュー→スープ→チャーシュー→メンマ→チャーシュー→麺という食べ方でないとチャーシューが残ってしまいそうでした。したがって麺量は並でしたが十分にお腹はふくれました。しかしアゴが疲れた。

この値段でこれだけチャーシューがたっぷりだとお得感があります。

  ◇   ◇   ◇

3月21日
麺ジャラスK(小田急線 成城学園前駅から徒歩15分ぐらい、世田谷通り沿い)
カレーラーメン 1000円
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電車と徒歩で行くにはちょっと不便な場所ですが、店の横に専用駐車場が3台分あります。

言わずと知れた全日本プロレスの元人気プロレスラー川田利明氏のお店で、自ら厨房でラーメンを作っています。またTシャツを購入すると、一緒に写真を撮ってくれるサービスもあるようで、ファンの方は嬉しいでしょう。

平日の開店後すぐに着いたものの、女性スタッフから「満席なので外待ちしてください」と言われ、「待つのが嫌なら他へいってください」とあっさり告げられ、一見さんはあまり歓迎されていないようでした。

それでもせっかく来たので外で寒い中15分ぐらい待ったあと、誰も食べ終わって出てこないのに、中へ案内されたらカウンターの空き席が二席ありました。予約席で結局ノーショーだったのでしょうかね。

店内はいまだに、食べる時以外はマスク着用、黙食、オーダー後の追加注文は禁止、店に入るときは手のアルコール消毒が必須となっています。

そうしたルールを決めるのは店側の自由ですから嫌なら来なければいいだけでしょう。店に入る前にわかるよう、入り口の扉に大きく張り出してあります。

いろいろ書きましたが、肝心のカレーラーメンの味は、、、めちゃ美味しかったです。これは文句の付けようがありません。

苫小牧で食べた有名店「味の大王」のカレーラーメンよりも美味しい。悔しいぐらいスープには深いコクがあり、麺もちょうどよく茹でられ、トッピングもとても美味しいです。

ただ量は並では私にはやや少なくて、これだけ美味いなら大盛りにすべきだったと後悔しました。他のお客さんは、カレーラーメンとこれもお勧めらしい唐揚げを一緒に頼んでいる方が多かったです。

  ◇   ◇   ◇

中華そば 漣(さざなみ)(小田急線向ヶ丘遊園駅近く)
味玉 金目鯛中華そば 1000円 替え玉100円 計 1100円
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駅前という立地なので専用の駐車場や駐輪場はありません。

お隣にある二郎系ラーメン店「ぶっ豚」とは経営母体が同じで、それぞれ違いを出したラーメン店を様々なブランドを組み合わせ、セットで展開しているようです。

ここでは「ぶっ豚」は肉肉しいのが好きな若者とガテン系、「漣」は鶏か魚介系スープの胃もたれが少なそうで高齢者や健康志向系って感じです。

「ぶっ豚」は以前調布店に行っているので今回は「漣」です。漢字一文字系と言われている店のひとつ「漣」は今のところ向ヶ丘遊園だけの展開です。

店の一番のお勧めは上州地鶏のスープと鶏チャーシューっぽいですが、鶏肉チャーシューを認めない私は金目鯛のお頭出汁スープと豚チャーシューです。その他伊勢海老出汁も選べます。

麺はツルツルの細麺、スープはあっさりした淡麗系で、ちょっと魚臭さがあるので、魚の匂いが苦手な人には向かないかも。またトッピングにチャーシューとは別に小さな鯛の切り身が乗っています。

替え玉は100円なのに普通の1玉?で、思っていたよりボリュームがありました。替え玉投入と同時に別皿で出てきたゆずと、カウンターに置いてある黒胡椒をまぶして味変して飽きずに最後まで美味しく食べられました。

【過去麺食記】
2024年12月〜2025年1月麺食記(美芳、池利 スープ素麺、のすけ、ナポレオン軒 、らーめん蓮、餃子の王将)

2024年10〜11月麺食記(たつみ、でこ、虎よし、宮崎らあーめん、軽波氏、だるま大使 無限、らーめんはうす)

2024年8〜9月麺食記(薫風、めじ、遊来區、日輪、善治、友、カルビの王国)


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2025年02月08日

2024年12月〜2025年1月麺食記



年末年始は寒いのと大掃除や家族サービス、買い出しなどでなかなか忙しく、ラーメンを食べに出掛けることがやや減りました。

こうした寒いときこそ、夏には避けたい身体が温まる担々麺や、味噌ラーメンなどが適しているのでできるだけそういうのを選ぼうと思いましたが、初訪の店の場合はその店の中心(代表的)なラーメンを食べようと思うからなかなかそうはいきません。

あとは、ここ半年ほど、年齢的、味の好み的にも家系などのこってりした重いラーメンが食後に胃もたれを起こし徐々に厳しくなってきたとこともあり、意識的にそうした店を除外してしまっている自分があります。

12月6日
中華そば 美芳(京王線国領駅近く)
五目そば 900円
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1960年代からある大衆的な町中華料理店で、店内には珍しくカウンター席がなく、テーブル席のみです。そう言えば昔(昭和時代)はそういう中華料理店が多かったです。

以前、お昼過ぎに寄ったときはほぼ満席で他の店に行きましたが、今回は昼前で二組の客だけで入れました。カウンターがないので、混雑しているときのひとり飯は4人掛けテーブルを占拠するのでちょっと気が引けます。

五目そばの具は、かまぼこ、伊達巻き、キクラゲ、キャベツ、豚バラ、チャーシュー、ナルト、海苔、ゆで卵で、麺の量もありお腹いっぱいになりました。

スープはよくタンメンにある白濁したあっさり系スープで、野菜がもう少し多ければタンメンかちゃんぽんという感じです。味は特に可もなく不可もなく普通に美味しかったです。

町中華の店なので、麺類以外にもチャーハンなどのご飯ものやカツ丼までメニューにありました。

  ◇   ◇   ◇

12月18日
池利 (奈良土産品)
スープ素麺 和風だしカレー 594円
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家人と娘が奈良へ行った時にお土産で買ってきてくれた「池利」の「三輪手延そうめん」で和風だしカレーのカップ麺です。そうめんのカップ麺は初めてです。

そうめんは基本的に小麦で作られていてうどんと構成は同じですが、乾麺にして保存食品としての機能が重宝されています。

ラーメンやうどん、蕎麦と比べるとイマイチ普及が進んでいませんが、こうした若い人向けの味付けとお手軽に食べられるスタイルなら値段次第(現在はラーメンやうどんと比べると高額)ではもっと普及していくかもです。

素麺なのに見かけも味も麺がツルツルのカレーラーメンか、そば屋のカレー蕎麦のような感じで、しかも「スープ素麺」と書かれていたとおりサラサラのスープの中に入っていて和風だしなのに洋風の食べ物のような感じもします。

できあがった写真に写っているトッピングされたワカメは別途自前で追加したものです。キツネ(油揚げ)や焼き餅などを入れても和風ダシに合いそうです。

  ◇   ◇   ◇

12月20日
麺屋 のすけ 登戸店(JR南武線、小田急線 登戸駅近く)
ラーメン白 850円+替え玉 100円 計 950円
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オーダー時に選べるので、麺は細麺、麺の堅さやスープの味、脂の量はいずれも普通でお願いしました。家系では普通のことですが、豚骨醤油系ラーメンで好みに合わせられるのは良いですね。

ライスは好きなだけ自分で盛りつけて無料です。さらにご飯のお供にキューちゃん、辛子高菜、ふりかけ、ゆかりなども食べ放題です。中でも辛子高菜はメチャ辛いですが、ラーメンに入れると味変になりちょうど良い感じです。

昨年2023年にオープンした店で、1年半ほど前に一度来ています。その時は「ラーメン黒」を食べたので、今回は基本の「白」です。味は博多豚骨ラーメンです。

大和市に本店がある支店ですが、最近激戦区になっている登戸のラーメン店の中で私的には上位にくる好きな店(味)です。

替え玉は思っていたよりボリュームがあり、ライスも食べたのでお腹いっぱいになりました。替え玉の時には、カウンターに置いてあるおろしニンニクと紅ショウガ、すりごま、酢を入れ、辛子高菜で辛くなったスープですっかり味が変わったスープで最後まで飽きずに美味しくいただけました。

メニューには「すけ二郎」というインスパイアラーメンもあり、野菜を多く食べたいときにはこれも良さそうです。二郎インスパイアと言っても、スープは醤油豚骨、麺は普通の中太麺のようです。

  ◇   ◇   ◇

12月27日
釜玉中華そば ナポレオン軒 府中店(京王線府中本町駅の近く、府中街道沿い)
リッチ&辛ネギ釜玉中華そば(並)1,000円
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「つけめんTETSU」の小宮一哲氏のお店で、東京都目黒の都立大学駅に本店、都内にいくつかの支店を展開しています。店内はカウンターのみで小さいですが、平日の12時で先客は1名だけでした。

店名にも着いている「釜玉中華そば」とはいわゆる汁なしラーメンで、生卵や様々なトッピング、調味料で自分の好みに合わせて食べるというものです。汁なしと言っても醤油系の濃いタレがたっぷりかかっているので、それだけでも十分味わえます。

リッチはディフォの中華そばにチャーシューとメンマが加わり、今回食べたのはさらにたっぷりの辛ネギが加わった豪華版です。基本の中華そば(並)が650円ですので350円分のトッピングということになります。

と言っても、特にこれに決めていたわけではなく、単に券売機で一番押しやすかった右上の大きなボタンが目に付いたのでそれにしただけです。

麺はしっかりコシのある固めの太麺ですが、噛むと意外と柔らかく、ツルツルとのどごし良く入っていきます。並だったので、やや物足りなく、替え玉もよぎりましたが、最近ちょっと炭水化物を取り過ぎているので控えました。太麺というのはどうにも炭水化物の塊という気がしてなりません。

カウンターに置かれているトッピングと調味料は豊富で、刻みニンニク、刻みしょうが、エンペラー油(皇帝ラー油)、揚げねぎ、きくらげ、すりゴマ、チーズ、椎茸酢、バカニラ(辛ニラ)、黄金ゆず、釜玉醤油など。

味は、麺、トッピング、タレともとっても美味しくいただけました。

が、この日は寒い日でもあったので、熱々スープのラーメンが良かったな〜と思い、こうした汁なしラーメンとは知らずに来てしまったので残念感も多少ありました。すぐ近くには有名な「中華そば 青葉 府中店」もあったので、冬だとそっちだったなぁとちょっと後悔しました。

  ◇   ◇   ◇

1月10日
らーめん蓮 三軒茶屋店(東急田園都市線 三軒茶屋駅近く)
味噌ラーメン 野菜増し 1,100円 ランチタイムは半ライスサービス
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この店の本店は蒲田にあり、その2号店で、コロナ禍真っ盛りの2020年3月にオープンした店で、私にとって今年2025年の初ラーメンです。

支払いは完全キャッシュレスで現金は使えません。最近増えているとは聞いていたけど、田舎者なのでこういうのは初めて。幸い交通系電子マネーPASMOが使えたので助かりました。

ディフォでのっているトッピングは、焼豚、炒めたモヤシ、メンマ、刻みネギで、そこそこのボリュームがあります。選べる無料の野菜増しにしましたが、思ったほどの量でなくサクッと食べられました。味玉を追加したほうが良かったかな。

麺はやや黄色が強いストレートの中太麺でこしがしっかりとあります。ランチタイム無料の半ライスは、半というより3口ほどのミニの量なので、大食いの人は麺の大盛りなどが必要でしょう。

その代わり、辛子モヤシと刻みニンニクがカウンターに置いてあり、それはいくらでもトッピングが可能で、野菜好きには嬉しいです。

さすがに競争が激しい蒲田で生き残ってきた店だけあってレベルは高く、味噌ラーメン店が少ない三軒茶屋では貴重な存在です。

  ◇   ◇   ◇

1月24日
まっちゃんらーめん(東急田園都市線たまプラーザ駅近く)
中華そば1,400円
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場所は、横浜家や赤坂一点張の近く、横の坂を登っていったちょっとわかりにくいところです。

この店は昨年6月にオープンした店で、居酒屋「さんびょうし」だった店を居抜きで使っているようで、夜は居酒屋さんになっています。まだ新しくおしゃれで綺麗なお店です。

たまプラでは珍しい白河ラーメンということもあり人気店となっているようです。カウンターとテーブル席があり、平日のお昼時で8割ぐらいが埋まっていました。

本当は中華そばのトッピング全部入りが食べたかったけど1,900円!という値段におののき断念しました。もう近々ランチのラーメンも2千円時代に突入していくのでしょうか。これだけ食材などが高騰していて、質と値段は人それぞれの好みなのであれこれ言いませんが。海外のラーメン店ではすでに3千円を超えることは普通にありますから仕方がありません。

スープはコクの強い鶏ガラだし&醤油で比較的あっさりしています。すでに高齢化が進むたまプラ周辺の住人にはちょうど良い味かもしれません。ラーメンだけでなく店構えや清潔そうな店内は特に女性にウケそうな感じです。

トッピングはチャーシュー2枚、ほうれん草、メンマ、ネギで、麺の量も普通なので、通常なら麺大盛り(200円)かミニ丼が欲しいところです。

あとランチタイムサービスなのか、ソフトドリンクが付きました。それだったらライス1杯無料とか選べるともっと嬉しいのですが。


  ◇   ◇   ◇

1月29日
餃子の王将 忘れられない中華そば
ラーメンパック 302円(税込み)
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定期的に夕食のメニューとして餃子の王将で餃子やチャーハンなどをテークアウトで購入しています。その際ラーメンパック(王将ラーメン、味噌ラーメン、中華そばの3種類がある)を翌日のランチ用として一緒に購入することがあります。

今回は好きな王将ラーメンがなかったので、醤油味の中華そばのラーメンパックを購入して翌日のランチにしました。この「忘れられない中華そば」は、店舗で食べるとチャーシューやメンマなどのトッピングがついて748円(税込み)です。ラーメンパックにはトッピングはついていません。

ラーメンだけだと寂しいので、別途トッピングのチャーシューとメンマをスーパーで買い、卵とネギも自前で用意しました。丼はキャンペーンの時スタンプを集めてもらった王将の丼です。

作るのは簡単でお湯を沸かし、麺を入れて1分半湯がけば出来上がりです。インスタント麺みたいですが、麺は生麺で要冷蔵、賞味期間も短いです。

味は、、、ちょっとスープが甘ったるいのはイマイチで、やっぱりキレのよい豚骨醤油味の王将ラーメンのほうが好みです。


【過去麺食記】
2024年10〜11月麺食記(たつみ、でこ、虎よし、宮崎らあーめん、軽波氏、だるま大使 無限、らーめんはうす)

2024年8〜9月麺食記(薫風、めじ、遊来區、日輪、善治、友、カルビの王国)

2024年5〜7月麺食記(伊蔵八、浅川、味の大王総本店、あじさい本店、とろり庵、大王本店、麺屋おほーつく、レストラン泉屋、はらっぱ、狛江商店)

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2024年12月07日

2024年10〜11月麺食記




10月4日
用賀らーめん たつみ(東急田園都市線 用賀駅近く)
たつみラーメン 890円 + ランチタイム麺大盛50円 計940円

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ランチタイムはライスが100円(通常は240円)、麺大盛りが50円(通常は120円)とお得です。その他高菜丼やチャーシュー丼もお得になっています。

創業25年でラーメン店としては最近少ない券売機ではない口頭で注文のお店で、メニューの一番左上に書いてあった店名の付いたおそらく店のお勧めのこのラーメンをオーダーしました。

スープは塩味ベースで、半透明のスッキリした味わいです。キムチが乗っていますが、先に混ぜてしまうとせっかくの塩味スープが壊れてしまうので、キムチはチャーシューの上にのっけておいて、先に白ネギや味玉と共に麺とスープをいただきます。とっても美味しいです。

半分ぐらい食べ終えたところで、キムチを少しずつスープに混ぜながら食べていくと味変成功です。またすりおろしニンニクも置いてあるので、それとお酢を垂らしてさらに美味アップです。

  ◇   ◇   ◇

10月11日
麺や でこ(東急東横線 新丸子駅か武蔵小杉駅から徒歩圏)
追い煮干しそば 1000円

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「煮干しそば専門店」として有名なこの店は11時開店だと思っていたら平日は11時30分の開店でした(土・日曜日のみ11時開店)。

そのため入口の前で待っているあいだ壁にラーメンの写真が貼ってあるのをぼんやりと見ているとこの店では鶏と豚の2種類のチャーシューがディフォルトでのっかっているようです。

みっともない話しですが、鶏は好きでないので、注文する時に「鶏チャーシュー抜き」と言ってお願いしたところ、出てきたラーメンをみると、鶏チャーシューの代わりに豚チャーシューが2枚乗っていてラッキーです。

煮干しのスープは濃厚で、とても美味しくスープも全部飲み干しました。シャキシャキの青ネギやタマネギ、海苔などもスープとよくマッチングしています。

ややボリュームが不足していましたが、券売機で大盛りの場所がすぐには見つけられず、次の人が待っているので、探すのを早々にあきらめ並盛りにしたのが失敗でした。

  ◇   ◇   ◇

10月18日
虎よし(京王線調布駅から徒歩5分ほどの品川通り沿い)
辛味噌ラーメン全部のせ 1,080円

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今年の4月に「刀削麺 大鵬 調布店」へ行ったとき、隣にあったこの店が気になっていました。

店のお勧めは「辛味噌ラーメン」とのことだったので、トッピング全部のせにして、麺は並み盛りです。麺の太さは3種類から選べるので中麺でお願いしました。

見た目は辛そうですが、それほどでもなく、辛さに弱い私でも唐辛子が喉にひっかかって2〜3度咳き込んだぐらいで、途中からお酢やおろしニンニクをたっぷり加えて最後まで美味しくいただけました。

この店のラーメンスープが全般的に薄くて全然ダメという良くないレビューがグルメサイトに散見されますが、辛味噌にしたためかそのような印象は受けませんでした。

あるいは味が薄く感じるのは、舌が刺激のある化学調味料に慣れてしまっているせいかもと思ってしまいました。ただこの店のスープに化調を使っていないかどうかは不明です。

全部のせにしたので、薄めだけど大きなチャーシューやたっぷりのシャキシャキモヤシ、味玉、刻みタマネギなどが入り、麺は並み盛りですが十分なボリュームでした。

  ◇   ◇   ◇

10月25日
宮崎らあーめん(東急田園都市線 宮崎台駅近く)
野菜ラーメン 800円

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宮崎県のご当地ラーメン!というわけではなく、宮崎台駅(住所が宮前区宮崎)近くにある、駅前の雑居ビルの2階に入っている地元のラーメン店です。券売機はなく、おじさんが調理から配膳、会計までワンオペでやっていました。

実は同じく宮崎台駅近くの有名店「坦坦麺餃子工房北京」で坦々麺を食べようとランチの開店時間に合わせて行ったところ、店の前には20人を超える行列で、開店後も店の中には入れず30〜40分は待ちそうと断念しこちらの店へ来ました。北京は平日の昼間から凄いことになっています。

こちらのラーメン店は空いていて先客は1名のみ。店の中は散らかっていてあまり整理整頓&掃除ができていません。ひとりでまわしていると仕方がないのかも知れませんが、時間的には開店直後なんですけどね。

野菜ラーメンはキャベツがメインでモヤシ、ニンジン、タマネギ、ニラ、ネギが少しずつ入っています。スープは半透明のタンメン的でこれはタンメンと言って良いでしょう。

ただ最初からスープの油なのか野菜を炒めた油なのかわかりませんが油の匂いが強く、それは最後まで続きます。これはちょっと好みではないです。

結論としては、わざわざ遠くから食べに来るような店ではありませんが、ラーメン不毛の地の宮崎台なので、地元民にとっては数少ないラーメン店として細々と続けられるのでしょう。

メニューを見るといきなり「MENYUU」とローマ字書き?どうせならカタカナで書けば?と思わずひとり突っ込みを入れます。

  ◇   ◇   ◇

11月8日
麺楽 軽波氏(めんらく かるぱし)(JR南武線武蔵新城駅から徒歩5分)
鶏醤油ラーメン900円+本日のミニカレー飯400円 計1,300円

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今年2024年3月にオープンした店で、2年前に麻婆茄子ラーメンを食べた「からひげ」の跡地に居抜きで出店したようです。また古くからあるラーメン店「麺屋 湯や軒」のすぐ近くです。

駅前には「群馬とんこつらーめん だるま大使」が10月にオープンするなど、武蔵新城は入れ替わりも激しいですがラーメン激戦区です。

千歳船橋の有名カレー店Kalpasi(カルパシ)と、同じく有名ラーメン店のMAIKAGURAの両店で修業したのがここの店長さんという話です。

鶏醤油ラーメンはスープのダシに鶏が使われているだけで、最近増えているチャーシューまで鶏肉というわけではありません。チャーシューは豚でないと私の中では認めません。

鶏ダシの効いた無化調の醤油スープはシンプルながら深い味わいでとても美味しいです。

ラーメンとカレーは同時に出てくるのではなく、「カレーと茄子アチャール飯はスパイシーで味が強いので、食事の後半で食べてください」と張り紙があり、今回はラーメンをほぼ食べ終わるタイミングでミニカレー飯が出てきました。

本日のミニカレー飯は、ポークキーマVer2ということで、思っていたよりもずっと小さなステンレスのボールで提供され、がっつり食べたい人にはラーメン並みとこのミニカレー飯では物足りないと思います。

そういう方はラーメンの麺大盛りかトッピングが盛り盛りの特製にしたほうが良さそうです。味のほうは、カレー専門店?と思わせるほど美味しかったです。

9月に行った「らぁ麺 善治」では、ラーメンとミニうな丼のセットに感激しましたが、今回は本格的な味わいのミニカレー飯のセットで感激です。

ラーメンとカレーは日本人の大衆国民食と言っても良く、私のトップ3に入る大好物で、それを一度に味わえるのは幸せです(ちょい大げさ)

  ◇   ◇   ◇

11月15日
だるま大使 無限 武蔵新城店(JR南武線 武蔵新城駅近く)
だるまラーメン 990円 替え玉を追加150円 計 1,140円

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「らあめん花月嵐 武蔵新城店」の跡地に2024年10月24日オープンした店です。群馬高崎発祥の豚骨ラーメンチェーン店で、都内下北沢にも支店があります。

博多とんこつラーメンをベースにしながら微妙に違っていますが、詳しいことはわかりません。スープはとろみがあってとても美味しいです。

麺は細麺で、ハリガネ、バリカタ、普通、やわらかの4種類から選べます。私は初めてのこともあったので普通で。替え玉も普通でお願いしました。

店名に「無限」とありますが、440円の無限チケットを買えば、スープが残っている限り、替え玉を何玉でも追加できるということらしいです。

つまり、1玉150円ですので3玉以上の替え玉をするなら無限チケットを買うほうがお得ということです。替え玉1玉で腹パンになった私にはとても無理です。

替え玉分には、おろしニンニクと紅ショウガを加え、ゴマとお酢を振って味変しつつ最後まで美味しくいただけました。

  ◇   ◇   ◇

11月22日
らーめんはうす(JR南武線、小田急線 登戸駅から徒歩10分)
五目やきそば 1,100円

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寒くなると食べたくなる「らーめんはうす」の五目焼きそばです。以前は毎年3〜4回、最近は年1〜2回に減っていますが、もう30年以上通っている店です。

大盛りで有名なこの店はすべてのメニューが通常の1.5倍ほどの分量があり、いつも若い人やガテン系の人で賑わっています。この日も12時前で9割方の席が埋まっていました。

ただ最近は高齢化の影響か、以前なら普通にペロリだった五目焼きそばも今はかなり苦しくなってきました。あと何年ぐらい食べられるかな、、、

でも美味しいから今回も完食です。ただ腹パンで動きたくなくなります、、、

【過去麺食記】
2024年8〜9月麺食記(薫風、めじ、遊来區、日輪、善治、友、カルビの王国)

2024年5〜7月麺食記(伊蔵八、浅川、味の大王総本店、あじさい本店、とろり庵、大王本店、麺屋おほーつく、レストラン泉屋、はらっぱ、狛江商店)

2024年3〜4月麺食記(空海、らーめんはうす、百日紅、松軒中華食堂、旬来、東山、如拙、大鵬)


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2024年10月05日

2024年8〜9月麺食記




2024年の夏は記録ずくめの暑さで、用事がなければ外には出たくない(出ないようにテレビでは何度も警告していた)日々が長く続きました。

ラーメンは熱いのが好きなので、ランチタイムで食べた後は汗まみれになることを覚悟しなければならず、当初予定していたほどは足が進みませんでしたが、それでもどうにかまとめることができました。

涼しくなると、待ちに待った坦坦系の辛いのや、寒い時にこそ美味しい味噌ラーメンが恋しくなってきます。しかし、移動はバイクを使うことが多いので、寒くなると、また外に出たくなくなるので悩ましい問題です。そして基本は新規開拓で初めて行く店を優先にしていてますが、近所の店は行き尽くしていて徐々に店が遠くなるのが難点です。

それにしても、ここ4〜5年の間にラーメンの価格が一気に上がりました。コロナ禍、ウクライナ侵攻、異常気象など、人件費の上昇と、多くの食品価格が値上げされ、やむを得ず店側も値上げをしているのでしょうけど、できるだけ多くの店で様々な趣向をこらしたラーメンを食べたい私としてはなかなか厳しい状況になっています。

さて、2024年8〜9月の麺食記です。

2024年8月9日
中華そば 薫風(くんぷう)(東急田園都市線梶が谷駅近く)
ワンタン麺(醤油) 970円 +麺大盛 50円 計1,030円

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麺大盛50円は平日ランチタイムのみです(通常100円)。国道246号線から一筋入った住宅街の中にあってラーメン店の場所としてはあまり恵まれた場所ではないものの、地元の人気店で、平日の開店時間に行くと既に数名が並んでいました。

店の駐車場はありませんが、徒歩5分ぐらいのところに昔はボーリング場やドアーズなどが入っていて、現在はコジマ×ビックの家電量販店の広い駐車場があり、買い物ついでに寄ると節約になるかもです。また店の前と隣にはコインパーキングがあります。

ラーメンは券売機の左上にあるワンタン麺(醤油)を選択しましたが、醤油ラーメンの正統派というか特に特徴があるわけではないものの、優しい味と深いコクのスープで私の中ではかなり上位にランクされます。

小さめで柔らかく味がよくしみこんだチャーシュー、しっかり具の詰まったワンタンなどシンプルですが文句のつけようがありません。調理が丁寧で出てくるまでに少し時間がかかりました。

「釣りはフナに始まりフナに終わる」 と格言を釣り人は言いますが、私にとっては子供時代に屋台で食べた素朴な醤油ラーメンに始まり、こうした普通に美味しい醤油ラーメンで終わりたいなと思わせる、なにか昔懐かしいラーメンでした。

  ◇   ◇   ◇

2024年8月23日
ラーメン めじ(京王線仙川駅近く)
小ラーメン(230g)」1,000円 無料トッピングは、ニンニクと紅ショウガ

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東京都調布市仙川にある二郎系のラーメン店で、武蔵小杉にも同じ店名の同系列店があります。オーナーが、元「ラーメン二郎めじろ台店」で修行をしたということで店名が「めじ」なんですね。カウンター7席だけの店です。

この日は中国系のアルバイトと思われるお姉さんが二人で店をまわしていましたが、注意する管理者がいないせいか二人は中国語でずっとしゃべっていて、場末の中華料理店みたいでちょっと鬱陶しかったです。開店後すぐの時間で客が少なく、二郎系の太い麺は茹でるのに時間がかかるのでその間の暇を持て余していたようです。

ラーメンやスープの味は私にはちょっと濃く感じましたが、若い人にはちょうど良さそうです。シャキシャキしたモヤシとホロホロと崩れる柔らかなチャーシューは絶品で美味しかったです。

一番少ないミニだと麺は180gで、それではちょっと少ないかもと、小の230gを選びましたが、野菜のボリュームもあり、還暦過ぎたオッサンにはちょうど良いというか、これでいっぱいいっぱいです。野菜マシにしなくて正解でした。

人気の二郎で暑い中並ぶのは嫌とか、ルールやしきたりがウザいと思う人は、味はともかく最近こうした敷居の低い二郎系の店が増えてきているので気軽に入れて良いですね。ジロリアンには邪道と言われるかもしれませんが。

入り口の張り紙にはそういう人向け?に「恐くありません。女性の方や年配の方もお一人様からどうぞ。お子様連れ歓迎です・・・」などと書かれています。

  ◇   ◇   ◇

2024年9月4日
遊来區(ゆうらいく)(JR南武線中野島駅から徒歩5分ほど)
とうてんラーメン 780円

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中野島北口商店街の中にある町中華のお店でご飯ものの料理や定食メニューもありますが、メニューの半分はラーメンで、麺は自家製手打ち麺と力が入っています。

最初は肉肉しい醤油味の「スタミナラーメン」と迷いましたが、「とうてんラーメン」は「他店にはない味わい」と書かれていてどんなのか知らないけど興味津々でこれに決定です。「とうてん」の意味は不明です。

で、出てきたラーメンを見ると、一見はあんかけ風ラーメンですが、あんかけとは少し違い、肉、野菜、魚介類に少しとろみをつけ、鷹の爪でピリッと辛みの効いた独特のラーメンでした。

具材がいっぱい入っているので、食べながら調べてみると、しめじ、ニンジン、はくさい、豚肉、イカ、エビ、タマネギ、モヤシ、アサリ、ピーマン(順不同)が入っていました。

一応ベースは塩ラーメンとはなっていますが、魚介系と野菜を炒めた際の醤油味がよく効いていて、塩ラーメンという感じはあまりありません。

町中華と侮る勿れ、とっても美味しかったです。

  ◇   ◇   ◇

2024年9月6日
横浜ラーメン日輪(東急田園都市線たまプラーザ駅から徒歩5分ほど)
特製ラーメン 1,100円

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昨年2023年12月に二郎系ラーメン店「ラーメン日輪」としてたまプラーザにオープンしたものの、わずか9ヶ月後の8月には家系ラーメン店にチェンジして店名も少し変わったお店です。

店の看板も二郎系の象徴的な黄色だったのが家系に多い赤色に変わっていました。この思い切った変わり身の早さは良くも悪くも「変われない日本人」経営者には無理って気もしますが未確認です。いや驚きです。

昼はライスが無料で付きます。ラーメンの好みを聞かれたので味は薄め、他は普通で。

たまプラーザという場所柄、学生や独身男性はあまりいないので、たまプラーザに初出店の二郎系ラーメンは厳しかったのかも知れません。

すぐ近所にあるファミリー向けのラーメン店「横濱家」はそこそこ流行っているので、そこに宗旨替えしたようですけど、狭いカウンターだけのお店ではどうなんでしょう。横濱家(たまプラーザ店)には家族や仲間とワイワイできるテーブル席がたくさんあります。

特製ラーメンは、チャーシュー、味玉、のりが追加されていて、通常のラーメン(850円)から250円増しです。

味のほうは普通の家系ラーメンという感じで、特に目立った特徴はありません。チャーシューはホロホロで柔らかく、味玉も美味しかったです。カウンターにはおろしニンニクがあり入れ放題です。ただこの家系ラーメンはこの周辺にはライバル店が多く、この店でないというものがないと厳しいのではないかなと思ったり。

個人的にはもう歳なので、こってりした家系ラーメンは数ヶ月に1回で十分かなぁという感想です。40〜50年前に「金妻」などで大ブレークしたたまプラーザ周辺の住人もすっかり高齢化し、今後地元の常連客が得られるのか?というのが課題です。余計な大きなお世話ですけど、、、

  ◇   ◇   ◇

2024年9月9日
らぁ麺 善治 久地店(JR南武線久地駅近く)
淡麗醤油らぁ麺」900円と、噂の「うなぎ丼」480円

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今年7月に「京都ラーメン森井」の跡地にオープンした横須賀に本店があるラーメン店です。「京都ラーメン森井 久地店」は結局4年ほどで撤退しました。

チャーシューやシナチクを細かく刻んでご飯の上にのせただけのお手軽なサイドオーダーの丼物はラーメン店でよく見かけますが、それらはあまり追加したいとは思いません。

しかし、ランチは千円以内というのがモットーな私でも、つい禁を破ってみたくなるのがラーメン専門店では意外な「うなぎ丼」です。

うなぎ丼はミニ丼(ミニ重)ですが、鰻はしっかりと分厚くホクホクしていて「これでいいんだよなぁ〜」と思わずうなってしまいます。少なくとも吉野家で1枚盛り1,200円もするうな重よりは価値があります。

そしてこのうなぎ丼は客単価の引き上げに大いに貢献していそうです。そのうなぎ丼のためにちゃんと山椒も置いてありました。

ラーメンのスープは、優しい醤油の味と、ダシが効いた中間的な味で、若者には頼りなく感じるかもしれませんが、そういう人は濃厚醤油か濃厚塩らぁ麺もあります。

チャーシューは厚みはあるものの小さくてややパサついてます。青菜?はシャキシャキしていて、小さな梅干しとともに良いアクセントになっています。

うなぎ丼を追加してなくラーメンだけだとやや物足りないという場合は、その時は半玉追加(100円)というのがあります。カウンターにはおろしニンニクが置いてあり、途中で追加して味変もできます。

自宅からそう遠くないので、時々は寄りたいなと思った店でしたが、駅前と言うことで、駐車場や駐輪場がなく、徒歩でいくしかないのがちょっと難です。南武線久地駅を使う人には便利です。

  ◇   ◇   ◇

2024年9月18日
拉麺 友(小田急線生田駅から徒歩7分、明治大学生田キャンパス近く)
特製エビ友  1,250円

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今年2024年2月にオープンした新しい店で、店内にはBGMで軽いジャズが流れているカウンター8席、テーブル1席のおしゃれな店です。学生の方は学割があります。また店の前に専用駐車場や駐輪できる場所はありません(近所にコインパーキングあり)。

海老のスープが特徴のお店で、店に入るとエビのかぐわしい香りで満たされています。エビの苦手な人にとっては拷問か罰ゲームでしょう。

溝の口にあった海老ラーメンの「エビクラ」が2022年に閉店しました(エビクラと同系列の「和蔵」で食べられます)が、そのエビクラの味が好きだった方にはお勧めです。

特製は全部のせで、大きな2種類のチャーシュー、岩のり、ネギ、刻み赤タマネギ、味玉と豊富で食べ応えがあります。

無化調のスープはこの店の一番のウリなのでしょう、エビ風味でドロッとしているものの、口に含むと意外とあっさりしていて胃腸が弱っていてもたれがちな中高年者にも無理なくスープを全部飲めるでしょう。

細かくバラバラで縮れた海苔はこのスープにうまく溶け込むようでとてもマッチングしています。

特製なので1,250円とちょっとお高めですが、このボリュームと味を楽しめたら納得ができます。

  ◇   ◇   ◇

2024年9月27日
カルビの王国 高津店(東急田園都市線高津駅から徒歩10分ほどの府中街道沿い)
和牛カルビラーメン 税込み979円

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以前は「カルビハウス」という店でしたが、経営者が代わり十数年前に「カルビの王国」に代わった焼き肉店で、川崎市の高津と、横浜市のセンター南の2店舗があります。

ラーメン専門店ではないものの、ここのカルビラーメンが好きで時々食べに来ます。もちろんラーメンだけはなく焼き肉の安いランチも一緒にですが。

大きな和牛の塊が3個入っていて、その他ヤングコーンやメンマ、ニンジン、韓国海苔、溶き卵などトッピングも豊富で味は見かけほどは辛くなくスープも綺麗に平らげられます。辛さは選べるので辛くもできます。

ついで?に頼む平日ランチの焼き肉セットも千円程度で食べられ味も悪くないです。

店には15台分ぐらいの駐車場があるので、週末や休日のランチタイムと夕方以外は停めやすく、レストランの中のテーブル席はほぼ全席個室スタイルでゆっくりできます(時間制限あり)


【過去麺食記】
2024年5〜7月麺食記(伊蔵八、浅川、味の大王総本店、あじさい本店、とろり庵、大王本店、麺屋おほーつく、レストラン泉屋、はらっぱ、狛江商店)

2024年3〜4月麺食記(空海、らーめんはうす、百日紅、松軒中華食堂、旬来、東山、如拙、大鵬)

2024年1〜2月麺食記(麺Diner 糸、武蔵家 国領店、付麺屋 壱志、中華そば ふくみみ、らぁ麺 縁、武久らぁめん、麺創研 紅)


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2024年08月03日

2024年5〜7月麺食記




2024年5月10日
築地の中華そば 伊蔵八 あざみ野店(東急田園都市線、横浜地下鉄あざみ野駅ビル)
中華そば 醤油 並 850円

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「つけめんTETSU」など数多くのラーメン店を経営する小宮一哲氏プロデュースのお店と言うことで、「らーめん食堂 あの小宮」の跡地に看板を変えて2022年に開店したお店です。

関西生まれの私からすると、絵に描いたような真っ黒なスープの関東風の醤油中華そばで、濃い色の醤油に出汁もほどよく効いています。

ただスープにこれも関東風なのかわかりませんが、油が多めに浮かんでいて見かけほどはアッサリという感じではありません。スープは醤油以外に塩や札幌味噌なども選べます。

トッピングの厚めのシナチクが歯ごたえが良く、柔らかいチャーシューもそれなりにボリュームがあって主張しています。

ただ食欲旺盛な成人には、並ではちょっと物足りないので、ご飯ものか麺の大盛り等が必要でしょう。

個人的には過去に数多くの関東風醤油ラーメンを食べてきましたが、割と上位にランクする美味しさでした。

  ◇   ◇   ◇

2024年5月17日
らぁー麺 浅川(横浜地下鉄 東山田駅近く)
どこってりラーメン 950円

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極太麺、濃厚、豚骨、どこってりが特徴のラーメンで、小ライスが無料でつきます。極太麺なので、ゆで上がりに時間がかかると言われました。

ただ、券売機の左上にボタンがあったのでこれを選びましたが、この店では、八王子ラーメン(850円)が一番人気のようで、後からやってきた人はみな八王子ラーメンでした。この「どこってりラーメン」にも八王子ラーメンの特徴でもある刻みタマネギが盛られていました。

トッピングされていたのは薄いチャーシュー、ほうれん草、キクラゲ、海苔で、テーブルの上には自由に入れられるすりおろしニンニクがありました。

こってりの上の「どこってり」というなら、天下一品のこってりMAXのようにスープに箸が立つぐらい?かと思っていたら、全然そういう感じではなく、醤油豚骨を煮詰めている?という感じの味が濃いスープで粘度はそれほどでもありません。

極太麺も二郎系の極太麺と比べると、それほど太いとは思えませんが、噛み応えは十分です。

でも歳を考えるとこってり系ではなく、お隣の席で食べているお客さんの美味しそうな八王子ラーメン、それの大盛りを頼むべきだったなぁと後悔しました。

  ◇   ◇   ◇

ここからしばらく北海道で食べた麺類の記録です。
北海道一周ドライブ2024 その1(出発編)

2024年6月15日
味の大王 総本店(苫小牧市)
元祖カレーラーメン 1,050円

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大洗発、苫小牧着のフェリーを昼過ぎに降りてから、真っ直ぐ苫小牧名物のこの店に向かいました。

土曜日の午後2時半という中途半端な時間にも関わらず、広い駐車場や店内もめちゃ混んでいました。クルマのナンバーを見ていると、観光客もいますが、地元ナンバーのクルマも多く、人気の高さがわかります。

カレーのスープに昆布などのダシが絡んでいて深いコクがあり、今まで食べたカレーラーメンでは最高レベルの味です。ただこうした庶民の食べ物までも千円を超えているというのは仕方がないと言えちょっと残念です。

  ◇   ◇   ◇

2024年6月16日
函館麺厨房 あじさい本店(函館・五稜郭公園前駅近く)
塩チャーシュー 1,170円

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五稜郭タワーを見学したあと、午後の空いてそうな時間を狙って訪問しましたが、それでも前客が5人ほど店頭に並んでいました。函館塩ラーメンの代表的な店で、いつも行列が絶えない人気です。

10分ほどの待ちで案内され、塩ラーメン+チャーシューを頼みましたが、量的にはやや少ない感じ。

味はもう間違いのない美味しさで、人気の理由がよくわかります。アッサリしているので、毎日でも食べられそうです。

チャーシューは、普段二郎系などのごっついのをイメージしていると肩すかしされるスライスハムのように薄くて柔らかいものです。味は薄めですが悪くはありません。

普段、関東の家系や二郎系、背脂こってり系などを食べることが多いせいか、やや味や量に物足りなさを感じますが、これが正しい塩ラーメンで正統派なんでしょう。

  ◇   ◇   ◇

2024年6月19日
小樽あんかけ処 とろり庵(小樽市)
あんかけ焼きそば 980円

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今回はラーメンではなく焼きそばですが、麺には違いありません。あんかけ焼きそばを小樽の名物にしようと運動しているようです。

場所は小樽築港駅から1km以上の距離があり、クルマがないと不便な場所ですが、広い駐車場があります。店のすぐ近くにあるロータリー交差点ではロータリーに入る前に一旦停止があり、パトカーがずっと見張っていましたので注意が必要です。

北海道ではいつも旬の海鮮の具を使ったあんかけ焼きそばは、寒い冬でも冷めにくく、名物にするにはもってこいかも知れません。味付けは醤油と塩が選べます。

ランチタイムのあとしばらく閉店し、夜の部は17時から再営業で、その17時に到着し、他に誰も客がいない間にひとりで熱々をハウハウしながら食べました。

美味しいのは確かですが、高齢にさしかかっている私にとってはあんかけのあんの味がやや濃いかな。若い人や汗をかいたあとの塩分を身体が求めているときにはちょうど良い塩加減です。

  ◇   ◇   ◇

2024年6月20日
大王 本店(稚内市)
正油チャーメン 1,080円

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チャーメンとは海鮮がいっぱい入っているあんかけ焼きそばで、味付けは正油か塩を選べます。

冷めにくく身体が温まりますから寒い地方ならではの定番料理です。前日に小樽で「あんかけ焼きそば」を食べましたが、見かけは似ているものの、具材や味付けが少し違っていてそれぞれ美味しくいただけました。

JR稚内駅や道の駅わっかないから徒歩圏の場所にあり、シャッター商店街の中に埋もれてちょっとわかりにくい場所ですが、店横に専用駐車場もあります。地元のファンも多そうで、いつも賑わっています。

二日続けて熱々あんかけ焼きそばを食べて、口の中はもうひどいやけどです。でも熱々を頬張るのが好きなんですよねぇ、、、

  ◇   ◇   ◇

2024年6月22日
麺屋おほーつく(紋別市、国道239号線沿い)
揚げナスとろろおろしぶっかけ(温) 1,000円

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紋別市内で海鮮料理でもと思っていたら通り過ぎてしまい、その後に「麺屋」という看板にひかれて「ラーメンでも食うか」と駐車場に停めて店をよく見るとうどん屋さんというのに気がつきました。私的にはうどんも麺の範疇です。

道内小麦と野菜にこだわる地元の人気店ですが、2023年に惜しまれつつ閉店します。しかしその後2024年4月に再開を果たしたお店だそうです(後で調べて知りました)。

うどんは冷・温が選べ、北海道産の小麦と野菜にこだわっているのは以前の店と同じポリシーで、駐車場に停まっていたクルマのナンバーを見る限り、地元の人たちから人気を得ているようです。

土曜日の昼頃ということもありますが、店内はほぼ満員で、家族連れやカップル、グループでワイワイ賑やかでした。

頼んだ揚げナスはボリュームがあり、その上にたっぷりととろろ芋と大根おろしがかけられていて、なかなかゴージャスなうどんになっています。こんなの初めてです。

とろろやおろしとくれば冷たいうどんに合いそうですが、個人的にはうどんは熱いのが好きなので温かいダシスープを選びました。ダシは熱いと言うよりぬるいものでしたが、よく合っていました。

近くに行くならば、そして海鮮料理にも少々飽きてきたら、このお店はお勧めです。

  ◇   ◇   ◇

2024年6月24日
レストラン泉屋 本店(釧路市、弊舞橋近く)
スパカツ(トンカツのせ) 1,300円

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動画 https://www.youtube.com/watch?v=iDWroJcftAs


釧路に泊まると決めたとき、夕食には有名な炉端焼きという選択肢もありましたが、クルマでの移動ということもあり、もう一つの名物スパカツを食べてみようと泉屋へ行くことにしました。昭和35年に当店が考案したという釧路のソウルフードスパカツです。

夕方まだ早い時間に行ったため、店は空いていましたが、休日のランチタイムや夕食時はいつも混んでいるようです。

レストランはビルの2階にあり、1階には昭和の時代によくあったメニューサンプルがズラリと並んで展示してあります。

普通盛りでもボリュームがあり、焼けた鉄板の上でパチパチと音を立てながら出てきます。この鉄板で少し焦げたスパゲティがカリカリしてまた美味しいです。

スパカツの味はB級グルメとしてはトップクラスと言えるビジュアルと美味しさで、今回はミートソースがけでしたが、評判が良いカレーソースをかけたカレースパゲティ、それもカツのせのカツカレースパゲティも食べてみたかったです。

  ◇   ◇   ◇

2024年7月19日
ら〜めん工房 はらっぱ(小田急線 生田駅近く)
もやしラーメン(醤油) 800円

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この店には過去何度か(5〜6回)来ていますが、いつも休業(不定休らしい)で、今回やっと営業中に来ることができました。

いかにも学生街(近所に専修大と明治大がある)にある比較的安くオーソドックスなラーメンが食べられる店で、ラーメンも普通でもボリュームがあり、中盛り(麺1.5倍)や大盛り(麺2倍)にしなくて正解でした。量は学生さん基準です。味も特徴はありませんが基本に忠実で悪くありません。ラーメンは醤油、塩、味噌とあとは辛めのスープが選べます。

写真にはありませんが、食べてる途中に「味玉入ってなかったので」と追加で持ってきてくれました。デフォルトで入っているのかサービスなのかは不明です。この味玉は美味しかったです。

食べ終わると、「ランチタイムサービス」ですと、アイスコーヒーが出てきました。今日は外はメチャ暑かったのでありがたかったです。

  ◇   ◇   ◇

2024年7月26日
横浜家系 狛江商店(小田急線 狛江駅近く)
醤油MAXラーメン 1,000円

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MAXラーメンは炙ったチャーシュー3枚と、味玉、うずら、ほうれん草、海苔5枚がのっていて、刻みタマネギとおろしニンニクは入れ放題。小ライスが無料で付きました。

味は「薄め」にしてあとの油と麺の固さは普通にしました。

看板やメニュー内容、店名からすると勢いのある「町田商店」のものとそっくりなので系列と思っていましたが、どうも完全な独立店のようです。ここまで似せる必要ある?って感じ。

味はマイルドな家系(豚骨醤油)で、これはこれで悪くありません。トッピングもMAXのため豪華で、ライスもつくので並でもボリュームがあります。


【過去麺食記】
2024年3〜4月麺食記(空海、らーめんはうす、百日紅、松軒中華食堂、旬来、東山、如拙、大鵬)

2024年1〜2月麺食記(麺Diner 糸、武蔵家 国領店、付麺屋 壱志、中華そば ふくみみ、らぁ麺 縁、武久らぁめん、麺創研 紅)

2023年11〜12月麺食記(一心亭、榮照、麺処 さとう、カッパ大王、九六、横濱家、喜多見家、天下一品)


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posted by makan at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン/グルメ