2025年02月15日

リード125、9年で3度目のバッテリー交換



2016年8月に購入したリード125はキックスターターはなく、セルモーター始動だけのバイクです。したがってバッテリーが元気でないと、エンジンを始動することもできなくなります。またアイドリングストップは当然ながらバッテリーが弱っていると機能しなくなります。

過去に2021年9月に1度目、2023年2月に2度目のバッテリー交換をおこなっています。

リード125のバッテリー交換 失望の巻(2021年09月18日)

ホンダ リード125、2回目のバッテリー交換(2023年02月15日)

リードを購入した時に付いていた純正バッテリーGS YUASA GTZ8V(ベトナム製)はさすがに長持ちして5年間問題なく使えましたが、2個目のMEGA POWER MTZ7Sは安い中国製で、やはりというか2年で限界が来ました。

3個目は2個目の反省から、純正のGTZ8Vと同等品という触れ込みで純正バッテリーと同じ会社製の純正品と同等という記載のあったGS YUASA GT7A-Hを購入して装着しましたが、寒い冬とは言え2年が経つとセルモーターの始動が弱々しくなってしまいました。前日に数キロ走って十分充電もできたあとでも翌日に始動するとやはり危ない始動状態です。純正品と同等品なら問題なく4〜5年は使いたかった、、、

このGS YUASA GT7A-Hは、すでに販売はされてなく、なにか問題があった製品か、うがってみれば表面上(外観上)だけGS YUASAに偽装した偽物だったんじゃないかな?って気もしますが、どうなんでしょう。

(左)純正のGS YUASA GTZ8V、(右)2度目に交換したGS YUASA GT7A-H
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まぁ、いくら怒ってもセルが回らないとバイクのエンジンがかからないので、次を購入しました。

本来なら、純正と同じGS YUASA GTZ8Vを購入したいところですが、5年ぐらいは使えるとは言え価格は16,235円と高いので3〜4年もってくれるという期待を込めて懲りずに安い互換品を通販で購入することにしました。

買ったのは、
SUPER NATTO / STZ8V(YTZ8V、GTZ8V WTZ8VIS互換) 4,380円(送料・税込み)

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リード125に最初付いていた純正バッテリーとの比較です。

右が今回購入した社外品、左は純正バッテリー
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形状やサイズは同じで、性能の基準となるバッテリーを10時間かけて放電したときの定格容量は純正と同じ7Ahです。でも最近増えてきた某国製の安物製品は好き勝手な嘘の性能を平気で書きますからどこまで信用できるかは?です。

以前買った某国製ネックスピーカーには堂々と「防水」を唄っていましたが、充電用のUSBコネクタの部分にはフタがなく、むき出しで「どこが防水やねん!」とひとり毒づきました。また某国製のLEDのH4バルブが安かったので買ったら普通の白熱電球H4バルブが送られてきたこともありました。

一応今回のバッテリーは通販のインチキレビューを見分けてくれるサクラチェッカーで問題がなく、購入者の評価も悪くありません。なんと言っても純正品の1/3以下の価格にひかれました。安物買いの銭失いを身をもってよく経験していますが、今回こそ!と半分ヤケクソです。

純正のGSユアサと、前回買ったバッテリーもベトナム製ですが、今回の製品もベトナム製です。もうこの2輪用のバッテリーで国産品はほとんどないのでしょう。

購入したバッテリーの到着後にバッテリーの電圧を測ると12.53Vありました。このままバイクに付け替えてもおそらくセルモーターで始動はできるでしょう。

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ただ装着前に念のためバッテリーチャージャーで追加の充電をしておきました。

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バッテリーの性能保護のため、小電流でゆっくりした充電なので3時間ぐらいかかりましたが、充電完了した時の電圧は13.28Vまで上がりました。

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このバッテリーチャージャーは、車やバイクのバッテリー充電に使えてなにかと重宝しています。もっとも将来は電源から直接クルマへ充電するEVが主流になってくるので、先々は不要になりそうですが。

バッテリーの交換作業は、フロントカウルの上部のネジ2本を外し、3カ所のツメを外せばカバーがパカッと外れ、バッテリーにアクセスができます。

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まずバッテリーを固定している金属のネジをプラスドライバーで緩めて取り外します。先にマイナス端子をプラスドライバーで外し、次にプラス端子を外します。バッテリーを取り外して、新しいバッテリーと記念撮影

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サイズはほぼ等しいので、そのまま元の場所に新しいバッテリーを置いて、先にプラス端子、次にマイナス端子を接続し、動かないよう固定金属をネジ止めします。

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フロントパネルを戻す前に、一応念のために、エンジンを始動してみます。問題なければパネルをはめて完了です。

ところで交換して取り外したばかりのGS YUASA GT7A-Hの電圧を測ってみました。すると!!!

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なんと、13.09Vもあるではないですか!!これなら始動性に問題がありません。

な、なぜなんだろう?本当にセルモーターの始動が弱々しかったのにです。謎です。

もしかしたら、バッテリーの問題ではなく、エンジン始動がもたつくのは冬の寒さに加えプラグなど点火系やエンジンオイルの老朽化かもしれません。早まったかも、、、

購入から9年が経ちますが走行距離は1万キロと少しです。エンジンオイルはこれまで3回交換してきましたが、点火プラグはまだ一度も交換はしていません。そろそろ交換時期なのかもしれません。

交換した新しいバッテリーでは、それまでのものよりは明らかに勢いがあり始動性はよくなったように思えます。しかし古いバッテリーが13V以上ありながらセルの回りが弱かったということは意味がわかりません。

とりあえず近々、オイル交換と点火プラグの交換をしようと思っています。冬場の寒さ対策に柔らかめのオイルが良さそうです。

あと古いバッテリーの処分は、通常の公共団体のゴミ回収では対応してくれませんので、私は家電や金属類、バッテリーなどを無料回収してくれる廃品リサイクル業者(月に1度ほど事前案内があり回収にきてくれる)に出すか、近所の整備工場でクルマのメンテナンスを頼むついでに回収してもらっています。

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2024年02月24日

リード125 寒冷時にバッテリーチェック




季節は春が近くなってしまい掲載が少し遅くなってしまいましたが、冬になって寒い日が続くと、クルマやバイクのバッテリーが弱ってきます。最近のバッテリーは密封型が多いので、バッテリー液や強化剤の補充で対応という訳にはいきません。

クルマのバッテリーは、4年前に貧弱な純正バッテリーより容量の大きなものに交換し、現状は快調に使えています。

お待たせ!ポロのバッテリー交換(2020年04月18日)

バイクのバッテリーは昨年純正と同じメーカー品に交換しているので、この冬はまだ1年だし大丈夫だろうと思っていましたが、どうもバイクを始動する時にセルモーターの動きに不安があり、特に気温の低い朝方にセルを回すとやっと回る?という元気のなさで心配していました。

ホンダ リード125、2回目のバッテリー交換(2023年02月15日)

リード125に取り付けたバッテリー(3個目)は、純正と同じGSのベトナム製造モデルです。なお最初に装着されていた純正バッテリーも車体と同じでベトナム製でした。容量など仕様も純正バッテリーと同じです。

しかしAmazonのレビューを読むと、「1年ぐらいで急にダメになった」という書き込みが複数あり、最初に装着されていたGSユアサの純正バッテリーが5年間は普通に使えた(5年目に少し弱りを感じたので交換)ので、それと同等、少なくとも半分以上の3年ぐらいは使えるものと思っていただけにちょっと心配していました。

そこで、冬の寒い日に3日ほどエンジンを始動していなかった状態で、バッテリーの電圧を測ってみることにしました。

バッテリーが収まっているフロントカウルを外すのは簡単で、カウル上部の2カ所のビスを外し、やや力わざで左右にあるクリップを外します。ちなみに片方のクリップを以前割ってしまっていますが、特に問題なく使えています。

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今装着している純正互換のバッテリーは購入後すぐに使える充電済みのものですが、一応装着前にバッテリーチャージャーで追い充電し、そのときに電圧を測ったときは13.5Vでした。

今回、バイクに装着したままの状態でエンジン始動前に測ってみたところ13.1Vありました。

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新品状態から多少は弱ってきている感じですが、これなら許容範囲で、特に使用に耐えないとは言えません。もし数日エンジンを始動していない状態で、12.5Vを下回っているならすぐに買い換えでしょう。

エンジン始動後にも測ってみたところ14.4Vに上がります。これはエンジン始動後にちゃんと充電されていることがわかります。

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リード125にはキックスターターがついてないので、バイクで出掛ける時や、あるいは出先の駐輪場でバッテリーが弱って始動ができないという羽目に陥るとやっかいです。

今回なんとなくバッテリーが不安でしたが、測定して安心しました。これならまだしばらくは使えそうです。

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2024年01月27日

リード125のハンドルグリップ改良と冬用グローブ


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最近ほとんど話題がないリード125の話しです。

従来は毎日の通勤のため、会社まで乗り換えなしで一直線で行ける電車の駅まで片道5kmほど走るために使っていたものですが、コロナ禍になる少し前から半分ぐらいは在宅ワークが可能となり、またコロナ禍になってからはほぼ完全在宅ワークになり、バイクの利用頻度が大きく減ってしまいました。

それなら不要か?というとそうでもなく、自宅から半径20km程度の場所へ行く時には、バイクのほうが早いし、ガソリン代も格安で済み、駐車(輪)で困ることもないのでバイクは日常生活に必要です。

まず速さは、郊外とは言え都市部なので、必ず渋滞しているところがあります。バイクだと広い道路なら信号で渋滞していてもスルスルと前に出られて渋滞知らずです。

また裏道のような狭い道でもスイスイ走れるので近道や渋滞回避もでき、同じ場所へ行くのにクルマよりはおよそ半分から2/3の時間で済みます。

税金や保険料などの維持費が安いことはもちろん、燃費はだいたい市街地で40km/L、信号の少ない地方道などでは50km/L以上走ることが可能です。ポロGTIの燃費が市街地で9km/Lなので4倍以上です。

クルマがバイクに勝てるのは、送迎などで家族を乗せるとき、天候や気候に左右されないこと、長距離も疲れないこと、あとは大きな荷物が積めることです。

灼熱の夏場にバイクに乗るとヘルメットの中は汗まみれになり、冬場は完全防備でもグリップヒーターやシートヒーターなど付いていないので寒さに凍えます。

それでも上記に書いたように、せいぜい半径20kmで、片道1時間以内の場所しか使わないので耐えられます。なので、バイクは手放せない重宝する乗りものなのです。

そこで今回、ハンドルのグリップに付けるカバーを初めて試してみたのと、冬用のグローブを新調しました。

それには理由があって、夏場から使い始めたグローブが、表面がツルツルしていて、滑りやすく、またそのためグリップが握りにくくてブレーキをかけるときに誤ってスロットルがうまく戻せず前のクルマに追突しそうになりました。ブレーキをかけながらアクセルをふかしたままという危険な状況です。

これは危ないと思い、グローブをバイク用の滑り止めのついているものに、そしてグリップをやや太くして握りやすくしようと思ったわけです。

バイクのグリップは、クルマのステアリングと同様、女性のように手の小さな人でもうまく握れるように、少し小さく(細く)作られています。

私は男性平均よりもやや手が大きく、しかも冬用の分厚いグローブをはめると、グリップが小さすぎてうまく握れずスロットルがうまく回せなく(戻せなく)なります。

グリップごと滑りにくいものへ交換するということも考えましたが、取り外しが結構手間だと言うことを知って、それなら上手くいくかどうかわかりませんが、上にカバーをかぶせれば簡単にグリップの太さを変えられます。

また最近は、USBから電気を取ってグリップヒーターを中に挟み込めるようなものもありますが、私の場合長時間バイクに乗ることがないので、今回はヒーターは不要としました。

あと、黒いグリップに白カビのようなものが発生して全体が汚くなっていて、何度か取ろうと苦労しましたがうまくとれず、、それを隠すのにもグリップカバーは有効です。白カビなら元を絶たないとやがて広がるので、その対応もそのうちしなければなりません。カバーの内側にカビキラーでも塗っておけば良かったかな。

購入したのはフォームグリップ ハンドルバーカバー
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取り付けは、寒い日に取り付けるときは少し温めて伸びるようにしておき、グリップに液体洗剤を塗って滑りやすくし一気にはめ込みます。

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装着するときに力の入れ方が難しく、引っ張って端っこが少しちぎれてしまいました。しかし安いものなので全然気になりません。次にうまくはめ込めればと練習台みたいな感じです。

またグリップエンド部分が少し盛り上がって不格好になっていますが、本当はその部分は短くカットして使うのですが、グリップにしっかりくっつくまで、とりあえずはそのままにして使い、なにか支障があればカッターで切ろうと思っています。

使用感は、思っていたよりも太くなったと感じます。手の小さい人だと逆に扱いにくい太さになりそうです。しかし今まで堅かったグリップが柔らかで、握った感じは思いのほか楽で、スロットルやブレーキレバーの操作性はずっと良くなり正解でした。

 ◇   ◇   ◇

冬用のグローブは、スキー用や屋外作業用などのグローブで代用することもありますが、ここはバイク用品でお馴染みのコミネのグローブを買ってみました。

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[コミネ] バイク用 プロテクトコンダクティブグローブ ブラック XL GK-239 12973

この手のグローブは、防水やスマホ対応は当たり前になっていますが、私の使用法が短距離ではめたり脱いだりを頻繁に繰り返すので、いちいちマジックテープや金具で留めるような本格的なライダー用グローブではなく、スッとはめてスッと脱げることが大事です。

そしてグリップを握る場所にしっかりと滑り止めが備わっていて耐久性があることです。以前握る場所に滑り止め効果があるつぶつぶが付いているのを使っていたら、半年も経たずそのつぶつぶがポロポロと取れてしまいました。見掛けだけで決めちゃダメですね。

実際使ってみての感想は、「秋冬春向け」と記載があったので、冬場でも大丈夫と思っていたら、想像していたよりずっと薄手の素材で確かに風は通しにくいですが、気温が低い冬の朝晩に使うにはちょっと厳しい感じです。20〜30分も走るともう手の感覚がなくなってきて危険です。

分厚いグローブだと、ブレーキやスロットルの操作性は悪くなりますが、冬向けにはもうちょっと厚手のグローブにするべきでした。通販なので試着して買えないのでやむを得ません。

それ以外は、装着しやすく、グリップも滑らず、さすがコミネはバイク乗りのことがよくわかっていると満足できます。

【リード125関連】
リード125のエアクリーナー交換
ホンダ リード125、2回目のバッテリー交換
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2023年07月08日

リード125のエアクリーナー交換


2016年に購入したリード125ですが、7年が経ち、先日ようやく走行距離1万キロに達しました。年間平均にすると1400〜1500kmと原付2種とは思えない極少走行です。

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元々は通勤のため勤務先まで直通で行ける電車の駅までの片道5kmを平日は毎日使う予定で、年間走行距離は3〜4000kmと想定していましたが、今から6年ほど前のコロナ禍の前から、業務改革の一環で半分が在宅ワークとなり、さらに3年前からのコロナ禍期間中においてはまったく通勤しない完全在宅ワーク状態で、近所への買い物で使うぐらいに減っていました。遠くへ行く時や、暑い時、寒い時はクルマを使うので仕方がありません。

さらに2年前にリタイアしてからは、通勤がまったくなくなり、1週間で乗るのは近所へ買い物へ行く時の1回ぐらいで、ますます乗る機会が減っています。

そうした走行距離が少ないと言うこともあり、2016年に購入してから一度も交換してなかったエアクリーナーを今回初めて交換しました。もちろん通販で購入してDIYです。

ちなみに、メーカー指定では「エアクリーナエレメント 2万キロ毎交換」となっていますから、まだ少し早い感じはします。

まず購入ですが、Amazonで探すと、

ホンダ 純正 リード125 エアクリーナーエレメント 22162307
キタコ (KITACO) エアエレメント K・PIT 70-341-14340
NTB (エヌティービー) エアフィルター HA-1053

の3つがヒットします。ホンダ純正品の品番は17210-K12-900になります。

性能的には大差がないと思われますので、その時点で一番安かった「NTB (エヌティービー) エアフィルター HA-1053」を購入しました。

NTBはバイク好きの人なら知っている人が多いと思いますが、大阪に本社がある丸中洋行のブランドで主に二輪のアフターパーツなどを製造・販売している会社です。

宅配で到着してから巻いてあるプチプチを解いてみると、小さな部品がポロッと落ちてきました。あらま、おそらく輸送中に乱暴に扱われて折れてしまったのでしょう。確かにすぐ折れてしまいそうな飛び出している部分です。

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表と裏はこんな感じで、フィルター部分が純正は黄色ですがNTB製は赤色です。

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不良品と言うことで、交換してもらうこともできるでしょうけど、この部品はエアクリーナーがカバーの中で動かないようにフックにかけて押さえておくもので、性能に大きく影響する箇所でもないので、瞬間接着剤でくっつけて使うことにしました。なんて優しい理解あるユーザーなのでしょう。

交換方法は、ネットに写真付きで既にいろいろあげられているのでそれらを参考にしておこないました。取り外しは割と簡単で、初めてでも10分ぐらいでした。

eSPとシールが貼ってある黒いカバーの中にエアクリが収納されています。

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そのためには上に被さっている黒いカバーを先に外さなければなりません。これがくせ者で、はめ込み式になっていて知恵の輪のように上下左右に動かしながら、時には力技で外します。

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その後は、カバーの前部分にある空気を吸入するスリットのある小さなカバーを先に外し、その中にあるビスを外すとカバーが取り外せます。

カバーを取り外して中のエアクリーナーをとった状態
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取り外した古い純正エアクリーナー(上)と交換する新しいNTB製エアクリーナー(下)
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古いエアクリはかなり汚れています。昔(50年ほど前)ならベンジンなどで洗ってエアを吹いて再利用するのが普通でしたが、今はもちろんサクッと新品に交換です。

ここまでは順調にいきましたが、元通りに組み付けるのに苦労しました。

というのも、上のカバーをキチンと順序よくはめ込んでいかなければ、ふくらんだりずれてビスの位置がずれてしまいます。これが結構大変で20分ぐらいあれこれ悩みながらやっと収まりビスをとめることができました。

エアクリやプラグ、電球などを交換する軽整備はもっと簡単にできるようにするべきですが、コストカットの影響で、できるだけ金属製のビスは使わず、こうしたはめ込み式のややこしい構造になっています。しかも材質は10年ぐらいでもろくなるプラスチックがほとんどなので簡単に割れたり折れたりします。

ネットでこのエアクリを交換した人の記録を読んでも「もう二度とやりたくない」という意見が多かったように思います。コツさえわかればそう難しくはありませんが、アマチュアのDIYの場合はたいてい初めの作業なので、コツをつかむ前に終わってしまいます。

ホンダ リード125、2回目のバッテリー交換
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2023年02月15日

ホンダ リード125、2回目のバッテリー交換



2016年に新車で購入したホンダリード125のバッテリーを5年後の2021年9月にDIYで交換しましたが、適合を間違えてひとつ小さなバッテリー(MEGA POWER MTZ7S)を購入してしまったためと、どうもバッテリー自体が耐久性に劣るようで、昨年の秋(交換後1年後)ぐらい経つと十分走ったあとでも電圧が低下して、アイドリングストップが使えない(機能しない)ときが増えてきました。

リード125のバッテリー交換 失望の巻(2021年09月18日)

ま、メガパワーは名前こそ凄そうですが、実のところよくわからないMade in Chinaのバッテリーメーカーで安かった(純正バッテリーの1/5ぐらい)ので仕方ないとダマシダマシ使っていましたが、この冬の寒さで始動しようとすると、セルモーターが回る勢いが弱々しく「こ、これはマズい!」とすぐに新しいバッテリーに交換することにしました。キックスターターがないバイクですから、バッテリーは最重要消耗品です。

元々新車についていたバッテリーは、GS YUASA GTZ8V(会社は日本ですがバッテリー製造国はベトナム)で、2016年から2021年まで5年間なんの問題もなく使ってきましたが、消耗品と割り切って5年で交換していました。

今度は種類を間違えないように純正バッテリーと同じGS YUASA製のGTZ8Vの互換品で、やはりベトナム製の「GS YUASA GT7A-H」です。

え?「GT7A-H」だと品番が違うんじゃないの?ってことですが、商品説明文に「GTZ8Vと品番はことなりますが、スペック容量、CCA値は国内GS YUASA製品と同等品」と書いてあり、本体のサイズや容量は純正GS YUASA GTZ8Vと同じです。CCA値とはバッテリーの性能基準のことです。

左が新車で装着されている純正のGTZ8V(2016年)、右が今回購入したGT7A-H(2023年)見たところそっくりさんです。
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ちなみに純正と同じ品番のGS YUASA GTZ8Vは約17,000円、今回買ったGS YUASA GT7A-Hが約7,000円と純正品の半額以下です。同じメーカー、同じベトナム製、同じスペック、異なる品番でどうしてこのような差があるのかは謎です。

純正バッテリーが経験上5年間不安なく使えるとして、こちらのGT7A-Hが2年以上問題なく使えればコスパが良いということになります。

購入した製品は初期充電済みですが、経験上、輸送や在庫で長期保管されていることもあり、最初はやや電圧が低下していることがあります。

そこでバッテリー充電器で、装着前に満充電をしてから装着します(充電前の電圧を測るのを失念しました)。

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充電後に電圧を測ってみると13.5Vありました。これなら十分な電圧です。
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交換して外したMEGA POWER MTZ7Sを測ってみると12.8Vです。そんなには悪くはない値ですが、これは一度エンジンを始動してしばらくアイドリングした後の状態です。寒い冬に数日放置するとこれより下がっているでしょう。

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フロントパネルのネジを2本外してサクッと交換して、、

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さっそくセルを回すと、勢いよくエンジンが始動しました。大成功。

古いバッテリーは、近所を定期的に回っている古物(金属類や家電など)回収業者さんの無料回収リストにバッテリーが入っているので、いつもそこへ出しています。公的なゴミ回収では引き取ってもらえません。

通販で買って廃棄に困ったら、ガソリンスタンドや修理工場へ持ち込めば、無料か少額の支払いで引き取ってくれると思います。バッテリーは毒性物質を多く含んでいますので、くれぐれも不法投棄は絶対にしないようにしましょう。

続編
◇リード125、9年で3度目のバッテリー交換

【過去記事】
リード125のバッテリー交換 失望の巻
リード125 コンビブレーキを解除?する
リード125の6年目リフレッシュ

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