2022年12月17日

8年ぶりにドライブレコーダーを新調した




これだけ世間では大きな問題となっているにもかかわらず、相変わらず「あおり運転」のニュースが出ています。ホント、アホチンばっか。

東名高速で車3台停めさせ「降りろ」…あおり運転容疑の男「交通違反注意したかった」(2022/12/06 讀賣新聞)

【カッとなった】幅寄せや前方割り込み 苫小牧市の国道であおり運転 自称・無職の男(59)逮捕(2022/12/7 STV)

それらに触発されたというわけではないのですが、約8年前の2015年1月に購入して使っていたドラレコ(フロントのみHDR-101)も古くなってきた(販売開始は2013年)ので、ここらで新調し、現在使っている古いドラレコは今まで設置していなかった後方カメラとして使うことにしました。

最近の主流は前後の2カメラ式や360度カメラなどですが、今使っているドラレコがまだ十分使えることもあるので、新たに前方録画用の1台モデルだけ購入しました。

使い勝手などを考えて、今まで使ってきたドラレコと同じメーカー(コムテック)の2022年モデル(HDR002)です。

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オプションで駐車監視機能も使えますが、あまり外に長時間駐車することもないので、その機能は使いません。

今回これを選んだポイントは、使い慣れたコムテック製ということ以外に、microSDカードが最大128GBまでのものが使え(今まで使っていたドラレコは最大32GB)、それだけデータが上書きされずに残る時間が長いというのにひかれました。

上書きされず長時間分録画できるということは、長距離を走った時に、いちいち新しいカードに差し替えなくても、その走行動画が最初から残っているということです。

今までの32GBの場合だと、最高品質の録画では約3時間ぐらいで上書きされてしまいますので、5時間前の映像を取り出したいと思っても残っていないことになります。

事故やトラブルのためというより、快適な道での走行動画などはできれば残しておきたかったので、10時間以上連続して走っても、その走行動画はすべて1枚のメモリーカードに残せます。

このHDR002、ドラレコなどの評価サイト「LaBoon!!」を読むと、あまり評価は高くないですが、前後で違うメーカーにするといろいろ面倒なのと、あまり高価なものはつらいので仕方がないです。日本製で3年保証というのも安心ですからね。

さらに同じメーカーの製品なら、取り付けステーや電源コネクタが同じ形状で、今まで使ってきたドラレコのステーや電源コードがそのまま使えるかも〜という甘い期待もありました。

が、結果的にはステーも電源コネクタも違っていたので、あらためてやり直しということになりました。チェッ。

今までのドラレコは視界の邪魔にならないよう半分ルームミラーの裏に隠れるように設置をしていましたが、そこだとドラレコの設定を変えたり、microSDカードを抜き差しするのがめちゃ大変でした。

そこで、今回あらためて設置するので、ルームミラーからは離して設置しました。実はミラーのすぐ左横、設置するには最適な場所に、カーナビのプリント式のTVアンテナが張りつけられていて、さすがにその上にステーの両面テープは貼れないので、助手席から見るとほぼ正面の位置にデーンと居座ることになりました。

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ま、自分が助手席に座ることも滅多にないので良しとします(身勝手)。

ケーブルは、今までと同じルート(ルーフからAピラー、ヒューズ横の隠れたスペースにシガーソケット設置)を使ってできるだけコードが見えないよう隠しつつ設置しました。

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走行動画 https://youtu.be/LP6ebxujHew


youtubeにアップした動画は、オリジナル(FullHDサイズのmov型式)から編集のためmp4に変換していますので、画質は体感的に2〜3割落ちています。またオリジナル映像では信号やブレーキランプのチラつきはありません。

走行中のクルマのナンバーまでは読めませんが、徐行や停止中のクルマのナンバーなら、10メートル以内なら読めそうです。

ドライブレコーダーの電源をとった増設していたシガーソケットはまだひとつ余裕があったので、移設したリアカメラ用として使うことにしました。

というのも、リア用にアクセサリー電源を新たに引っ張らないとなぁって考えていましたが、古いドラレコに付いている電源ケーブルが意外と長く約4mほどあり、小柄なポロだとそれだけあればリアカメラの設置場所まで届きます。

シートの下横、サイドシルのプラスチックカバーの中に電源ケーブルを埋めていき、リアシートを越え、Bピラー内を通してリアハッチの手前の天井付近までケーブルはほとんど表面には出ず通せました。

プラスチックのリムーバーを使って内装のプラスチックを少し持ち上げながらコードを押し込めば割と簡単に設置できます。

ドラレコ本体は天井の後端、中央付近ではルームミラーの視界の邪魔となるので、ドライバー側(後方)の天井部分に両面テープで設置しました。フロント用のドラレコなので、視野角が広く通常のリアカメラの見え方とは違いますが、保険みたいなものですから。

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リア走行動画 https://youtu.be/ksNOzHy3zhc


フロントと比べて画質がやや暗いのは、リアガラスにはスモークフィルムが貼ってあるので、それが影響しています。夜なら反射して満足に映らないかも知れません。

またフロントの動画と同様、編集のためにオリジナルのaviからmp4に変換していますので、画質はやはり体感で2〜3割落ちてます。

7年以上前のベーシックモデルドラレコだけあって、同じくベーシックモデルとはいえ、今回新調したフロントのドラレコよりはあきらかに画質が落ちますが、リアなら十分です。

   

【関連リンク】
ドライブレコーダー装着(2015年01月11日)
ポロGTIにモロモロ用品の取り付け(2017年08月27日)
あおり運転と車間距離(2017年11月04日)



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2022年11月26日

ポロGTI 左リアコンビネーションランプ(テールランプ)交換




ポロGTIのコンビネーションランプ(テールランプ)の中にある電球が装着されているユニットは、外側のレンズ部分と、4つのプラスチックのツメで留められているだけです。そしてそのうちの1本のツメを折ってしまいました。

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外側のレンズ部分と分離(脱着)するのは、リアの電球をLEDバルブに交換するための作業で、ウインカー、ブレーキ、バック、スモール、リアフォグの5種類あり、さらにエラーキャンセラ−機能が正常に動作するかどうかを試すため、何度も脱着を繰り返していました。

それでツメが弱っていたのと、プラスチック部品なので製造から10年が経過して劣化が始まっていたことも影響していたと思われます。

ポロ6R GTI リアコンビネーションランプのLED化(2021年08月08日)

ま、1個折れても大丈夫かな?と超楽観的に、作業を終えた後にそのまま装着しましたが、全然大丈夫ではありませんでした。

数ヶ月後にリアコンビランプを取り外してみると、、、
リアコンビの中に雨水が入り込み、内側のユニットの中までたっぷりと水が溜まっていました((( ;゚Д゚))
よくショートを起こさなかったものです。

ツメはユニット脱着時には大きくしなり、装着後は密閉するように強く押さえるようになっているので、接着剤でくっつけられるようなものではなく(一応瞬間接着剤でチャレンジしたけど全然ダメ)、見ると外側のレンズカバーと中のユニットのあいだにわずかに隙間ができていました。せめてその部分に防水用のテープを貼っておけば良かったのですが、そこまで気も回らず。

そんなわけで、困ったときの某オークションを見ていたら、廃車から外したと思われる中古品ですが送料込みで即決2590円というのを発見してポチりました。本体価格よりも送料の方が高い(落札金額:1,200円 送料:1,390円)というのには泣きました。

届いたリアコンビランプは新品!と言っても差し支えないぐらい綺麗な状態で汚れや傷などもありませんでした。こりゃ儲けものです。

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新しすぎず、古すぎず、しかも台数もそこそこ出ている6Rポロの中古部品(前期モデルのリアテールランプはグレードに関係なく共通)は、オークションにはいっぱい出ていてありがたいことです。ディーラーで新品を買うとベラボーに高くつきそうです。

ネットで調べてみると新品は23,000円ぐらいするようです。1割ですから中古買いますよね。

もちろん純正品の中古部品ですから、当然のことながら取付後の違和感もなしでピッタリ収まりました。

装着後の写真
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たまーに、同じモデルの同じ年式のものでも、出品者が間違えていたり、年次改良とかで変わってしまう場合もあるので、落札するときにはよーく注意しましょう。説明文はほとんどなく、不鮮明な写真だけで判断しろ!というのも酷なんですけどね。

過去にオークションで失敗した例は何度かあります。絶対に必要な複数の専用金具が付いてなくてまったく役立たなかった乾燥機のスタンドや、リベット留めされている取り付けステーが全部外されていてこれまた役に立たなかったバンパーとか。

リスク覚悟で成功した例としては、ランエボXのテスト&サービスの社外フロントバンパーの中古を落札したとき、オークションの品名には「ランエボ9用」と書かれていました。

でも写真は明らかに我がランエボX用にT&Sが開発して販売していたバンパーだったので、質問もせず黙って入札し、競合もなく最低価格で落札しました。

ランエボ社外エアロバンパーに(2012年05月19日)

落札した後で、出品者から「すみません、ランエボ10用でした!」と連絡がありましたが、「わかってます」と返答しました。もし最初からランエボ10用として出品していたら、何人かと競合し高くついたかもしれません。

そういうように出品者の勘違いや、場合によってはハロゲンをLEDと偽って出品したりする(実話)業者や個人がいるので注意が必要です。

  ◇   ◇   ◇

クルマやバイクをいじってると、特に最近のものは省力化やコスト削減、軽量化などの見地からネジや金具は使わず、シンプルにプラスチックのツメだけで留められている箇所が多く見られます。

思えば1980年代の国産車には、これでもかってぐらいにネジや金属製のブラケットなどが使われていました。どこかを分解するには、何カ所もネジを外す必要があり面倒でしたが、何度分解しても壊れると言うことはありませんでした。ただそれが過剰品質と言われることもあったのでしょう。

新車の間はまだプラスチック素材も耐久性がありますが、10年も経つとプラスチックは経年劣化してきて、それほど力を加えなくてもパキッと折れたり割れたりすることがよくあります。

以前乗っていた10年以上経過した2stバイクのオイルタンクはタンクと同じプラ素材のステーだけで留められていて、そのステーがオイルを注入中にポッキリ折れてしまい、緊急避難的に針金をタンクに巻いて吊り下げるという難儀をしたことがありました。

また今乗っているバイクもバッテリー交換やウインカー電球交換などで何度か外装パネルを脱着してきたことから、まだ新しいですが、何度もツメを外していると弱ってきて割れてしまった箇所があります。

一番はコストダウンなのでしょうけど、同じプラ素材でも、30〜40年ほど前の過剰品質気味だった日本の工業製品のような厳選した耐久性のある素材を使っていればいいのですが、外国の下請け会社に安く作らせたような部品では見た目は変わらずとも、質的には劣化が早く変形が起きたりして、耐久性があるとは思えません。

そういう意味からも、10年以上経過したクルマは、エンジンは快調で、鉄のボディは綺麗でも、様々なところで使われているプラスチック部品はかなり劣化が進んでいて、いつ交換が必要になっても不思議ではないということを理解しておく必要がありそうです。

[関連リンク]
原付二種(バイク)の買い換えを検討中
サイドミラーが故障したので分解してみた
ポロ6R GTI リアコンビネーションランプのLED化



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2022年10月22日

ポロGTIにミシュランPilot Sport 4を装着した




2017年に5年落ちのポロ6RGTIを購入するとき、認定店で交渉した結果、新品のピレリP ZERO NERO GT 215/40ZR17をつけてくれましたが、5年(約2万キロ)が経過してそろそろ交換の時期を迎えました。

あまり距離は走ってない(購入後1万6千kmほど)ので、スリップサインはまだ出ていませんが、屋外駐車で5年も経つとタイヤのゴムが硬くなってきて、グリップ性能、特に濡れた路面でのグリップや制動力に問題が出ています。

6月にはYOKOHAMAのADVAN FLEVAか、ミシュランのPilot Sport 4かで迷っているという下記のブログを書きましたが、折からの値上げラッシュで、夏以降タイヤの価格にも大きな変動が起きていました。

タイヤの買い換え選択に悩む(2022年06月04日)

タイヤの購入は通販が安いので最近はずっとそうしています。その通販の価格で、6月時点ではYOKOHAMA ADVAN FLEVA V701 215/40R17の最安値が16,800円/1本だったのが、10月初旬の最安値が21,013円/1本と、いきなり2割もアップしました。これには驚きました。値上げの波恐るべし。(価格コム調べ、在庫ありの価格)

同様にミシュランのPilot Sport 4 215/40ZR17は、6月に18,000円/1本だったのが、10月初旬で19,650円とこちらも8%ほどですが価格アップしています。(同上)

6月の時点では、ADVAN FLEVAのほうがPilot Sport 4より1,200円/1本ほど安かったので、4本計4,800円の差があり、ADVAN FLEVAに気持ちは傾いていたのですが、10月初旬時点では価格が逆転してしまい、Pilot Sport 4のほうが1本1,363円、4本で5,452円も安くなり、これ一択となってしまいました。

タイヤ選択の基準というか重視する点は、前のブログにも書きましたが、「スポーツ系タイヤ」、「価格」、「ウエット性能」の3点です。乗り心地や静粛性は気にしません。耐摩耗性能というか耐久性はそれほど距離を走らないのでこちらも関係ありません。

Pilot Sport 4は2016年にデビューしたかなり古い設計のタイヤで、すでに後継モデルのPilot Sport 5が今年発売されていますが、215/40ZR17の6RポロGTIのサイズがまだラインアップされてなく、Pilot Sport 4を選ぶしかありません。

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Pilot Sport 4の特徴は、グリップ性能が高いと言うことです。しかもドライだけではなくウエットでのグリップ性能にも定評があります。スポーツ系タイヤとしてはこれが大事です。

たまに、「欧州車には欧州製のタイヤが良い」とか言っている人がいますが、日本メーカーや欧州メーカーのタイヤでも、製造しているのは別の人件費の安い国というのが普通になっていますから、あまり関係ありません。

それに、欧州車でも日本で使う場合には、欧州と比べて高温多湿多雨の日本の気候に合わせて製造されているタイヤが望ましいので、本来は国産のタイヤが一番合っていると思われます。なので「欧州車には欧州のタイヤ」というのはなにも根拠がありません。

ま、BSとか横浜とかミシュラン(フランス)、ピレリ(イタリア)、コンチネンタル(ドイツ)など世界的なメーカーなら、それぞれの国の気候でも大丈夫なように各国でテストをおこない検証していると思うので、大きな問題はないでしょう。

で、Amazonで購入したミシュランPilot Sport 4 215/40ZR17。価格は4本セットで76,529円(税・送料込み、2022年10月初旬価格)で、価格コムの最安値よりも1本あたり500円ほど安い価格で購入できました。

もちろんタイヤは日本ミシュランタイヤの正規輸入品です。稀に東南アジア製のPilot Sport 4並行輸入品が安く出回っているようですが、質に違いがあるのかどうかは不明です。

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通販で悩ましいのは事前にタイヤの製造日(週)がわからないことがほとんどです。

特に破格に安いものは1年以上前の製造とかありそうです。タイヤの場合は製造から3年間は適正に保存されていれば問題ないということですので、私は1年以内の製品なら気にしません。

今回送られてきたタイヤの製造日(週)を見ると、4本とも「0422」ですから、2022年の第4週(=1月末頃)製造のようです(下の写真上)。また製造国はスペイン(下の写真下)となっていました。

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安かったのでワケありかも?と心配してましたが、1年以上前のものでなくて少しホッとしてます。

それをタイヤ持ち込みがOKなタイヤ交換業者で交換をしてもらいますが、ひとつ注意があります。

ネットで「持ち込みタイヤ交換」で調べると、妙に安い店がいくつも出てきますが、よーく見ると、小さな文字で「扁平率が45以下のタイヤは別途費用が必要」と書かれていて、調べるとその追加料金がべらぼうに高額だったりします。特に検索上位に出てくる広告(PR)は、よく注意しないと様々なトラップ?に引っかかってしまいそうです。

その他にも格安や激安に釣られて行くと、タイヤ廃棄料金やバランス代が別だったりして、結局他の店より高額になった!ということもありそうですので、初めていくところは行く前にメールや電話で総額をしっかり確認しておくほうが良さそうです。

ディーラーで持ち込んだタイヤの組み替えを依頼すると、17インチ扁平率40だと一般的に1本あたり3〜4千円(タイヤ廃棄代含む)はしますので、相場として4本の組み替えと廃棄処分の総額が1万円前後なら安いほうでしょう。

ディーラーで勧められてタイヤを買う場合は、先にタイヤ代に組み替え費用も乗っけておいて、「交換費用はサービスしておきます!」とか調子の良いことを言いそうです。タイヤの価格って定価はなく不思議なぐらい店によって値段の差がありますから、そういうことができます。

フジコーポレーションのような作業ピットを持つ通販業者がタイヤ交換作業もおこなっている場合は、そこで交換も頼むと送料分が浮くので割引で安くなることもあります。

作業は、ジャッキアップ→車両から取り外し→ホイールから古いタイヤを取り外して新しいタイヤとゴムバルブを装着→空気圧・ホイールバランス調整→車両に装着、トルクレンチで増し締めで、二人で効率よく作業して4本で20分程度でした。

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普通ならこうした作業ピットでは電動で車両を持ち上げる2柱リフトがあり、コンプレッサーを使ったエアーインパクトレンチでホイールのナットやボルトを一気に外すものと思っていましたが、この店では低床用のガレージジャッキで前後3箇所を手動で持ち上げ、やはり手動のホイールレンチで外していきます。締めるときも手動で最後はトルクレンチです。

お店によっては頼めばホイールの洗浄をしてくれるところもあるそうなので、別料金になるでしょうけど、手の入らない内側の汚れが気になっている方はそういうオプションがあるところを探しましょう。

今回、持ち込みタイヤの組み替え作業の価格は4本で9千円ほど(古いタイヤの廃棄含む)で、プラスして消耗品のゴムバルブも安かった(1個250円×4個)ので4つとも交換してもらいました。

空気圧は、お店の方の話では「新品タイヤを装着したあとは馴染んでくると空気圧が少し下がるので、少し多めに入れておきましょう」ということで、2人乗車時の基準前輪270kPa、後輪250kPaを、それぞれ20kPaずつ増やして前輪290kPa、後輪270kPaで設定してもらいました。

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基準の空気圧はVWの場合、フューエルリッドの裏側に貼ってあります。いま見て気がつきましたが、フル乗車で荷物も積載する場合、後輪には310kPaの空気圧と前輪よりも高い空気圧なんですね。まぁそんなに乗せることはありませんが。

そしてお店の方から「1ヶ月ほどしたら空気圧を測って必要なら調整して下さい」とのことでした。まれに「○○でタイヤ交換した時に基準値の空気圧でお願いしたのに、しばらくして計ってみたらえらく少なかった。○○は信用おけない!」というコメントを見かけますが、そういうことを知らないと驚いて不満を言うのでしょう。

実際の乗り心地ですが、今まで履いていたピレリP ZERO NERO GTは装着から5年が経ち経年劣化でゴムがかなり硬くなっていたので新しいタイヤと単純に比較対象にはなりませんが、ミシュランのタイヤはしなやかな乗り心地で、濡れた道路のコーナーでのグリップもずっと安定感してました。新しいからそう思うだけかも知れませんが。走行音もやや下がったかな?というレベルですが、総合的に満足するレベルです。

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なんやかんやとお金と手間がかかりましたが、これで雨の日に前輪が滑りまくってヒヤッとすることがなくなります。安全にはとかくお金はかかるものです。

関連過去記事
タイヤの買い換え選択に悩む(ポロGTI)
スタッドレスタイヤ&ホイール調達(N-WGNカスタム)
タイヤとホイールの交換その1購入編(ランサーエボリューション])



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2022年06月04日

タイヤの買い換え選択に悩む




ポロGTI(6R、2012年式)は、購入した2017年の時に、タイヤ4本を新品のピレリ(PIRELLI) P ZERO NERO GT 215/40ZR17 87Wに交換してもらいました。

このP ZERO NERO GT、安い割に基本性能など、なかなか優れたスポーツタイヤだと思いますが、少し表面がめくれたあと、特に濡れた路面でのグリップやブレーキ性能がちょっとどうかと思うぐらいに良くありません。

ウェット路面で多少強めにアクセルを踏んでスタートしようとすると、しばらく空転し前進しないほどです(オーバーなようですけど事実)。その際は計器板にも凍結路や雪道で出てくるトラクションコントロールの介入表示が出てきます。

それはタイヤのトレッドパターンや固さが影響していると思われ、特にこの固いタイヤは元々ガチガチなGTIのサスペンションと相まって街乗りの乗り心地はかなり悪いですが、その代わり高速道を100km/hで走る分には快適です。

そんなピレリも装着後1.5万キロ、5年が経過し、まだスリップサインは出ていませんが、溝もかなり削れてしまった状態なのと、来年夏の車検時にはさすがに限界が近いと思われるので、今年中には交換をしようと思っています。

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候補としては、すでに発売を開始してから10年近く経っている(それだけ長寿命で良い性能とも言えますが)現在のピレリ P ZERO NERO GTを除外し、比較的新しい同クラス(スポーツ性能重視、価格1本2万未満)で購入予定です。

候補としては下記の4種類

左:YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701 右:MICHELIN Pilot Sport 4
1advan_fleva.jpg 2pilotsport4.jpg


左:ダンロップ DIREZZA ZIII 右:ファルケン AZENIS RT615K+
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ポロGTIの場合、サイズがちょっと特殊(215/40ZR17)なため、あまり選択の幅がないのが悩ましいです。

特に新製品の場合、まずは売れ筋のサイズから出てくるので、どうしてもこの特殊なサイズのタイヤは発売開始から数年経ってからのものが多くなります。

例えば、MICHELIN Pilot Sportは、今年2022年3月に6年ぶりに新しい「5」のモデルが発売されていますが、このポロGTIのサイズはまだありません。

同様にADVAN FLEVA V701も発売開始から6年が経過し、おそらく近日中には新製品にモデルチェンジしそうな気がします。

上記4種類のタイヤの比較をしてみます。

まず、価格(1本当たり)は、価格コムの通販で最安値(2022年5月下旬)を調べました。

価格が安い順は、
01 YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701  16,800円
02 ファルケン AZENIS RT615K+ 17,978円
03 MICHELIN Pilot Sport 4 18,000円
04 ダンロップ DIREZZA ZIII 19,771円


販売開始が新しい順番に並べると、
01 ファルケン AZENIS RT615K+  2017年2月発売
02 ダンロップ DIREZZA ZIII 2017年2月発売
03 YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701 2016年8月発売
04 MICHELIN Pilot Sport 4 2016年4月発売


トレッドパターンの見た目(個人的な感想)が良いのは、
01 ファルケン AZENIS RT615K+ 11azenis_rt615kplus.jpg
02 ダンロップDIREZZA ZIII 12direzza_z3.jpg
03 YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701 13advan_fleva.jpg
04 MICHELIN Pilot Sport 4 14pilotsport4.jpg


ウエット性能が高いのは、「tyrereviews」のデータやJATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)の「ウェットグリップ性能」を参考にすると、
MICHELIN Pilot Sport 4
YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701
の2択です。

と、いろいろ見てきて、やはり価格とウエット性能を重視したいのでMICHELIN Pilot Sport 4かYOKOHAMA ADVAN FLEVA V701が最終候補となりそうです。

MICHELIN Pilot Sport 4の製造国は、ドイツ、スペイン、ハンガリー、フランス、タイ、中国など様々で、YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701の製造国は日本かフィリピンで、このサイズ(215/40ZR17 87W)はフィリピン製です。また、ダンロップDIREZZA ZIIIの製造国は日本かタイ、ファルケンAZENIS RT615K+はたぶん日本製となっています。

今は国産メーカーの製品でも日本製とは限らないですね。特にネット通販会社で買う場合、国内の正規ルートで仕入れているか、海外から並行輸入しているかわかりませんので、製造国は最後まで(現物を見ないと)わからないと言うことがありそうです。

一般的なレビューや比較記事を読むと、MICHELIN Pilot Sport 4の評価が高そうですが、値段が1本当たり1,200円(4本4,800円)違う(高い)ので、迷うところです。

お薦め情報や、お買い得情報など耳よりな話しがあればぜひお願いします。

もうしばらく悩んでみます。

【関連リンク】
タイヤとホイールの交換その1購入編(2012年03月28日)
スタッドレスタイヤ&ホイール調達(2014年12月29日)



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2022年05月04日

ユピテルレーダー/レーザー探知機購入



4月中旬に和歌山・熊野三山ドライブを計画しているときに、ふと「そう言えば最近長距離ドライブしていないけど、大丈夫か?」と考えました。

なにを?と言うと、タイトルに書いたように新型オービスなど速度取締りに対してあまりにも無防備じゃないか?ってことです。

というのも、今使っているレーダー探知機は、コムテック製で約10年前に購入したもので、固定式オービスについては最新データを無料で更新できるので問題はないですが、最近流行っている移動オービスやレーザー方式の取締りにはまったく無力です。

つまり制限速度オーバーが前提なの?ってことですが、いえいえ、そういうことでは決してないのですが、流れに乗ってボンヤリしていたり、田舎道や山道の追い越し禁止が長く続く道で、地元の早い軽トラとかに後ろからあおられたら、そりゃつい仕事の邪魔をしちゃ悪いとついアクセルを踏み込んじゃうでしょ?そんな感じです(笑)

ということで、せっかくなら遠出をする前にコムテックの最新型でも買おうかなと調べてみたところ、、、ありゃ、ない、ない、ない

どういうこと?と調べたら、昨年(2021年)8月にコムテックのレーダー探知機の一部機種が電波法違反で総務省から指導を受け、そのあおりでレーダー探知機の販売から全面撤退してしまいました。

悲報!毒電波 コムテックのレーダー探知機が電波法違反で壊滅(LaBoon!!)

ありゃりゃです。

国産のコムテックが気に入っていて、ドラレコもコムテックの製品にしていています。次は探知機とドラレコを接続して使おうと思っていたので大きく予定が狂いました。

う〜む、仕方ないなぁ。。。しばらく待てば販売されるなら待つけど、完全撤退ではいつまでも買えないし、、、

ということで、仕方なく慣れないけど、若い頃(45年ほど前)に使っていたユピテルの最新レーダー/レーザー探知機を購入することにしました。

実はその若いときにユピテルのスーパーキャットを装着していながら、反応が遅くねずみ取りに捕まった苦い経験があって二度と買うものか!と思っていたのですけど、無い袖は振れません。

購入したのは「Yupiteru ユピテル GS303 新型レーダー式移動オービス対応3.6型液晶GPS内蔵レーザー&レーダー探知機」という2021年8月から販売されているモデルです。

「最新の」と書きましたが、実はこのモデルは2021年8月モデルで、すでに新しい2022年モデルが出ているので1年前の旧型モデルです。

最新の2022年モデルの機能と比べたら、形状も主要な機能もほとんど変わらないので安いこちらでいいかということです。


20220405_504.jpg

このGS303は、アンテナ一体型で、なぜか流通経路別に機種名等を変えていてLS320、A370という機種と基本的に同じもののようです。また同等の性能機種としてアンテナがセパレートしているLS710、Z210Lという機種があります。ちょっとややこしい。

GS303の紹介文がなかったので、同製品と思われるA370の紹介文を転載しておくと、

「SUPER CAT」ブランドで有名なユピテル製のレーザー光対応レーダー探知機の2021年発売 最上位機種
従来とは異なる「レーザー光式」「新Kバンド帯レーダー」の受信警報に対応
レーザー光を正確に受信するには受信部が命。独自設計「エスフェリックレンズ」と新設計の「専用高利得アンプIC」を採用し、超広範囲探知+探知距離大幅UPを実現レーダー波の誤警報を自動キャンセル「iキャンセル」搭載。自動ドアなどの誤警報に対し、自動で識別・登録。 わずらわしい手動設定不要で、次回以降は警報を行いません
商品本体外寸(突起物除く) :106(横)×60(高さ)×※17(幅)mm ※業界最薄 ◆重量:115g ◆電源:DC12V(マイナスアース車専用)

です。オジサンにはイミフなワードが多い、、、

レビューを読んでいると、「デフォルト設定のままだと誤警報が多い」ということなので、警報やアナウンスはミニマム設定にし、できる限り最低限の警報と小さな音量に設定します。運転に集中したいですから。

取り付けは、今までのコムテック製探知機を付けていたダッシュボードの中央付近で、視線を大きく動かさず画面が見える位置です。

実際に長距離ドライブで使った感想は、ミニマム設定でも余計なアナウンスや誤報警報が多すぎます。

例えば、県境で「神奈川県に入りました」とか、大きなお世話だっちゅーの(古ぅ)

逆にミニマム設定では「道の駅」が近くにあるときの通知がOFFになりますが、これは知らないところへ遠出するときにはあって欲しい機能です。

あと、オービスなどがない場所で、せいぜい10キロぐらいオーバーでも、「制限速度は●●キロです。制限速度を超えています。」とか、もっと普段から罪悪感を持て!と言わんばかりでイラッときます。

それから高速道路走行中、工事区間へ入る直前で、なぜかレーダーかレーザー波を受信するらしく警告音がしばらく鳴ります。

帰ってから、そうした余計なアナウンスをOFF、必要な機能をONにするためマニュアル設定をおこないました。

工事箇所の誤警報については、街中ではほとんど鳴らない(高速ではないので)ので、とりあえずこのままで行きます。

待ち受け画面(通常の警報しない時の画面)はいくつか選べるようになっています。デフォルトはGPSで得たマップ表示で、カーナビの地図と似ています。しかしより大きな画面のカーナビがあるのでこれは私には不要です。

私は正確なデジタル速度計があればそれだけで良いのですが、それだけを大きく設定というのがなく、仕方なくカレンダーと時計、平均速度のセットにしています。

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オプションのOBD2ケーブルをつなげば、エンジン回転数や燃費、電圧、ブースト圧などもここに表示できるそうです。価格は専用品となっていて5〜6千円ほどするので今はいらないかな。

速度計は、アナログで誤差がある標準メーターよりも、こちらの探知機でGPSで計測する正確な速度をデジタルで示してくれるほうが役立ちます。ただし、GPSが受信できないトンネルの中では表示されませんけど。

どうしてデジタル速度が必要かというと、下の写真をよく見ると、右のアナログメーターではおよそ93km/h付近を指していますが、探知機のGPSで計測した速度は左上に表示されているように86km/hです。この86km/hが正確な速度で、およそ8%ほどアナログメーターに誤差があります。

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車載の標準メーターは、大人の事情から5〜10%ほど多めに表示されていることはご存じの通りです。しかし取締りで使われるのはこの正確な速度ですので、これを基準にして制限速度調整をするのがツウというものです(笑)

まだこのメーター装着後に一般道での移動オービスやネズミ取りに出くわしたことはありませんが、少しは安心して走れそうです。もっとも、最近はやたらと飛ばすことはなくなって安全第一ですけどね。



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