昭和の人間なので、あまり電動工具には頼らず、できるだけ人力の工具でDIYをやってきましたが、寄る年波には勝てず、電動工具を時々使っています。
一番よく使うのは、アイリスオーヤマの小型の充電式電動ドライバーで、ネジを締める時にも緩める時に使っています。当初はこのような小さな電動ドライバーだとトルクもなく頼りにならないかなと思っていましたが、フル充電時には意外とトルクがあり便利に使えます。
アイリスオーヤマ電動ドライバーRD110-G


次によく使うのは、充電式電動ドライバーです。1998年頃と2003年頃にそれぞれ買ったリョービ(電動工具については現京セラ)の充電式電動ドライバーを買って使っていました。

しかし当時の電動工具の充電式バッテリーはニカドかニッケル水素電池で、充電能力に欠け、使用しているとすぐに充電不足となり、しかも時間が経つと充電池の性能がどんどん落ちてしまい役立たずでした。充電池の耐久性は時々使うようなパターンでも3〜4年といったところでしょうか。
そこに登場してきたのが高性能なリチウムイオン電池を使ったマキタの充電式(インパクト)ドライバ(マキタはなぜかドライバーではなくドライバと表記します)で、2013年に購入しました。
マキタ(makita)の充電式インパクトドライバM695DS

このインパクトドライバを買った理由は、当時乗っていたクルマのタイヤを夏と冬(スタッドレス)に年最低2回は交換するのが体力的にキツくなってきて、少なくともナットの脱着(5個×4本)が楽になりそうと思ったからです。
それには通常のネジ止めに使う充電ドライバーよりずっとトルクが強いインパクトドライバが向いています。

2011年から、ランエボ10→N-WGNカスタム→ポロGTIとクルマは3台代わりましたが、このインパクトドライバはずっと使い続けています。
もちろんホイールナット以外にも、強力なトルクが必要な鉄板や木材の穴開けなどにも幅広く利用しています。
このインパクトドライバの充電リチウムイオンバッテリー(マキタ純正)は、長持ちしてくれましたが、10年ぐらい経った頃から2個のうち1個はまったくダメになり、もう1個も充電能力がかなり弱まっています。
最近では先日ブログに書きましたが、ポリッシャー用のパフを買って、この電動インパクトに付け、ヘッドライトカバーの曇りをとるのにも使っています。

◇ヘッドライトカバーの曇り磨きに新兵器
この充電インパクトドライバは先のことはあまり考えず、電圧14.4Vの製品を購入しましたが、マキタの電動工具の場合、素人DIY向けには10.8V、プロや上級者向けにはパワーのある18Vタイプを使うことが多そうで、その中間というやや中途半端でマイナーな選択をしていました。
なぜこの電圧(V)の種類が大事かというと、プロの職人さんの場合、電圧が高いほどトルクがあるので作業効率が上がり、さらに他の電動工具同士でバッテリーの互換性がある(同じ電圧の)工具を買うのが普通です。つまり、電圧(V)の違うバッテリーは互換性がありません。また充電池の形状で互換性があるかどうかは違ってきます。
そして素人DIYの場合は、そうした作業効率よりも軽くて扱いやすく、たまにしか使わないので安いことが重要となります。そしてあまり多くの工具を揃えて使うこともないので、充電池の互換性を考えることが少ないです。
先にマキタの14.4Vの電動インパクトドライバを買っていたので、フローリングの修理や、庭の樹木の剪定に使えるようにと次に買いたかったマキタの電動レシプロソー(電動ノコギリ)にはバッテリーの互換性がある14.4Vのものにしようと考えていました。
ところが11年前に購入したインパクトドライバに付いていた14.4Vのバッテリーの形状が、マキタの中ではちょっと特殊で、いわゆる安価なDIY用の1.5Aのライトバッテリーで、他の14.4Vの工具に装着できないことがわかりました。調べてそれを知ったときはショックをうけました。
バッテリー形状の違い(左がレシプロソー、右がインパクトドライバのバッテリー)

充電器も当然違います(左がレシプロソーのバッテリー用、右がインパクトドライバのバッテリー用)

フローリングの修理を急がなければならなかったので、仕方なく、同じ14.4Vでありながらインパクトドライバとバッテリーの互換性がないマキタのレシプロソー(中古)を購入し、バッテリーもこれに合わせて購入しました。
しかし、偶然見つけてしまいました!
バッテリーコンバータ バッテリー変換アダプター

このアダプターを使えば、新たに購入したレシプロソー用のバッテリーを旧式のライトバッテリー用のインパクトドライバでも使えます。同じように困っていた人がいたのでしょうね、、、困ったところには需要が生まれるものです。

ただこのアダプターはマキタ純正ではないので、もしそれでインパクトドライバが故障したり、バッテリーが発火するような事故が起きても自己責任です。
ちなみに、このアダプターを使い、インパクトドライバのバッテリーをレシプロソー用のバッテリー充電器で使用するのは不可だそうです。充電はそれぞれの充電器でおこなう必要があります。
14.4Vのレシプロソーのバッテリーと互換性があるインパクトドライバも、ライトバッテリー用より少々お高いですがあります。本来はこれを買っておけばアダプターは必要ありませんでした。
マキタ 充電式インパクトドライバ14.4V6Ah バッテリ2本・充電器・ケース付 TD162DRGX
今更ですが、見かけの金額に惑わされず、後々に増やしていく工具との互換性など考えて買うのが重要ってお話です。
【リンク】
◇愛用の工具、車載ツールを綺麗にする
◇工具箱フェチとボディカバー
◇電気シェーバーラムダッシュの電池交換
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