2024年10月05日

2024年8〜9月麺食記




2024年の夏は記録ずくめの暑さで、用事がなければ外には出たくない(出ないようにテレビでは何度も警告していた)日々が長く続きました。

ラーメンは熱いのが好きなので、ランチタイムで食べた後は汗まみれになることを覚悟しなければならず、当初予定していたほどは足が進みませんでしたが、それでもどうにかまとめることができました。

涼しくなると、待ちに待った坦坦系の辛いのや、寒い時にこそ美味しい味噌ラーメンが恋しくなってきます。しかし、移動はバイクを使うことが多いので、寒くなると、また外に出たくなくなるので悩ましい問題です。そして基本は新規開拓で初めて行く店を優先にしていてますが、近所の店は行き尽くしていて徐々に店が遠くなるのが難点です。

それにしても、ここ4〜5年の間にラーメンの価格が一気に上がりました。コロナ禍、ウクライナ侵攻、異常気象など、人件費の上昇と、多くの食品価格が値上げされ、やむを得ず店側も値上げをしているのでしょうけど、できるだけ多くの店で様々な趣向をこらしたラーメンを食べたい私としてはなかなか厳しい状況になっています。

さて、2024年8〜9月の麺食記です。

2024年8月9日
中華そば 薫風(くんぷう)(東急田園都市線梶が谷駅近く)
ワンタン麺(醤油) 970円 +麺大盛 50円 計1,030円

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麺大盛50円は平日ランチタイムのみです(通常100円)。国道246号線から一筋入った住宅街の中にあってラーメン店の場所としてはあまり恵まれた場所ではないものの、地元の人気店で、平日の開店時間に行くと既に数名が並んでいました。

店の駐車場はありませんが、徒歩5分ぐらいのところに昔はボーリング場やドアーズなどが入っていて、現在はコジマ×ビックの家電量販店の広い駐車場があり、買い物ついでに寄ると節約になるかもです。また店の前と隣にはコインパーキングがあります。

ラーメンは券売機の左上にあるワンタン麺(醤油)を選択しましたが、醤油ラーメンの正統派というか特に特徴があるわけではないものの、優しい味と深いコクのスープで私の中ではかなり上位にランクされます。

小さめで柔らかく味がよくしみこんだチャーシュー、しっかり具の詰まったワンタンなどシンプルですが文句のつけようがありません。調理が丁寧で出てくるまでに少し時間がかかりました。

「釣りはフナに始まりフナに終わる」 と格言を釣り人は言いますが、私にとっては子供時代に屋台で食べた素朴な醤油ラーメンに始まり、こうした普通に美味しい醤油ラーメンで終わりたいなと思わせる、なにか昔懐かしいラーメンでした。

  ◇   ◇   ◇

2024年8月23日
ラーメン めじ(京王線仙川駅近く)
小ラーメン(230g)」1,000円 無料トッピングは、ニンニクと紅ショウガ

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東京都調布市仙川にある二郎系のラーメン店で、武蔵小杉にも同じ店名の同系列店があります。オーナーが、元「ラーメン二郎めじろ台店」で修行をしたということで店名が「めじ」なんですね。カウンター7席だけの店です。

この日は中国系のアルバイトと思われるお姉さんが二人で店をまわしていましたが、注意する管理者がいないせいか二人は中国語でずっとしゃべっていて、場末の中華料理店みたいでちょっと鬱陶しかったです。開店後すぐの時間で客が少なく、二郎系の太い麺は茹でるのに時間がかかるのでその間の暇を持て余していたようです。

ラーメンやスープの味は私にはちょっと濃く感じましたが、若い人にはちょうど良さそうです。シャキシャキしたモヤシとホロホロと崩れる柔らかなチャーシューは絶品で美味しかったです。

一番少ないミニだと麺は180gで、それではちょっと少ないかもと、小の230gを選びましたが、野菜のボリュームもあり、還暦過ぎたオッサンにはちょうど良いというか、これでいっぱいいっぱいです。野菜マシにしなくて正解でした。

人気の二郎で暑い中並ぶのは嫌とか、ルールやしきたりがウザいと思う人は、味はともかく最近こうした敷居の低い二郎系の店が増えてきているので気軽に入れて良いですね。ジロリアンには邪道と言われるかもしれませんが。

入り口の張り紙にはそういう人向け?に「恐くありません。女性の方や年配の方もお一人様からどうぞ。お子様連れ歓迎です・・・」などと書かれています。

  ◇   ◇   ◇

2024年9月4日
遊来區(ゆうらいく)(JR南武線中野島駅から徒歩5分ほど)
とうてんラーメン 780円

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中野島北口商店街の中にある町中華のお店でご飯ものの料理や定食メニューもありますが、メニューの半分はラーメンで、麺は自家製手打ち麺と力が入っています。

最初は肉肉しい醤油味の「スタミナラーメン」と迷いましたが、「とうてんラーメン」は「他店にはない味わい」と書かれていてどんなのか知らないけど興味津々でこれに決定です。「とうてん」の意味は不明です。

で、出てきたラーメンを見ると、一見はあんかけ風ラーメンですが、あんかけとは少し違い、肉、野菜、魚介類に少しとろみをつけ、鷹の爪でピリッと辛みの効いた独特のラーメンでした。

具材がいっぱい入っているので、食べながら調べてみると、しめじ、ニンジン、はくさい、豚肉、イカ、エビ、タマネギ、モヤシ、アサリ、ピーマン(順不同)が入っていました。

一応ベースは塩ラーメンとはなっていますが、魚介系と野菜を炒めた際の醤油味がよく効いていて、塩ラーメンという感じはあまりありません。

町中華と侮る勿れ、とっても美味しかったです。

  ◇   ◇   ◇

2024年9月6日
横浜ラーメン日輪(東急田園都市線たまプラーザ駅から徒歩5分ほど)
特製ラーメン 1,100円

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昨年2023年12月に二郎系ラーメン店「ラーメン日輪」としてたまプラーザにオープンしたものの、わずか9ヶ月後の8月には家系ラーメン店にチェンジして店名も少し変わったお店です。

店の看板も二郎系の象徴的な黄色だったのが家系に多い赤色に変わっていました。この思い切った変わり身の早さは良くも悪くも「変われない日本人」経営者には無理って気もしますが未確認です。いや驚きです。

昼はライスが無料で付きます。ラーメンの好みを聞かれたので味は薄め、他は普通で。

たまプラーザという場所柄、学生や独身男性はあまりいないので、たまプラーザに初出店の二郎系ラーメンは厳しかったのかも知れません。

すぐ近所にあるファミリー向けのラーメン店「横濱家」はそこそこ流行っているので、そこに宗旨替えしたようですけど、狭いカウンターだけのお店ではどうなんでしょう。横濱家(たまプラーザ店)には家族や仲間とワイワイできるテーブル席がたくさんあります。

特製ラーメンは、チャーシュー、味玉、のりが追加されていて、通常のラーメン(850円)から250円増しです。

味のほうは普通の家系ラーメンという感じで、特に目立った特徴はありません。チャーシューはホロホロで柔らかく、味玉も美味しかったです。カウンターにはおろしニンニクがあり入れ放題です。ただこの家系ラーメンはこの周辺にはライバル店が多く、この店でないというものがないと厳しいのではないかなと思ったり。

個人的にはもう歳なので、こってりした家系ラーメンは数ヶ月に1回で十分かなぁという感想です。40〜50年前に「金妻」などで大ブレークしたたまプラーザ周辺の住人もすっかり高齢化し、今後地元の常連客が得られるのか?というのが課題です。余計な大きなお世話ですけど、、、

  ◇   ◇   ◇

2024年9月9日
らぁ麺 善治 久地店(JR南武線久地駅近く)
淡麗醤油らぁ麺」900円と、噂の「うなぎ丼」480円

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今年7月に「京都ラーメン森井」の跡地にオープンした横須賀に本店があるラーメン店です。「京都ラーメン森井 久地店」は結局4年ほどで撤退しました。

チャーシューやシナチクを細かく刻んでご飯の上にのせただけのお手軽なサイドオーダーの丼物はラーメン店でよく見かけますが、それらはあまり追加したいとは思いません。

しかし、ランチは千円以内というのがモットーな私でも、つい禁を破ってみたくなるのがラーメン専門店では意外な「うなぎ丼」です。

うなぎ丼はミニ丼(ミニ重)ですが、鰻はしっかりと分厚くホクホクしていて「これでいいんだよなぁ〜」と思わずうなってしまいます。少なくとも吉野家で1枚盛り1,200円もするうな重よりは価値があります。

そしてこのうなぎ丼は客単価の引き上げに大いに貢献していそうです。そのうなぎ丼のためにちゃんと山椒も置いてありました。

ラーメンのスープは、優しい醤油の味と、ダシが効いた中間的な味で、若者には頼りなく感じるかもしれませんが、そういう人は濃厚醤油か濃厚塩らぁ麺もあります。

チャーシューは厚みはあるものの小さくてややパサついてます。青菜?はシャキシャキしていて、小さな梅干しとともに良いアクセントになっています。

うなぎ丼を追加してなくラーメンだけだとやや物足りないという場合は、その時は半玉追加(100円)というのがあります。カウンターにはおろしニンニクが置いてあり、途中で追加して味変もできます。

自宅からそう遠くないので、時々は寄りたいなと思った店でしたが、駅前と言うことで、駐車場や駐輪場がなく、徒歩でいくしかないのがちょっと難です。南武線久地駅を使う人には便利です。

  ◇   ◇   ◇

2024年9月18日
拉麺 友(小田急線生田駅から徒歩7分、明治大学生田キャンパス近く)
特製エビ友  1,250円

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今年2024年2月にオープンした新しい店で、店内にはBGMで軽いジャズが流れているカウンター8席、テーブル1席のおしゃれな店です。学生の方は学割があります。また店の前に専用駐車場や駐輪できる場所はありません(近所にコインパーキングあり)。

海老のスープが特徴のお店で、店に入るとエビのかぐわしい香りで満たされています。エビの苦手な人にとっては拷問か罰ゲームでしょう。

溝の口にあった海老ラーメンの「エビクラ」が2022年に閉店しました(エビクラと同系列の「和蔵」で食べられます)が、そのエビクラの味が好きだった方にはお勧めです。

特製は全部のせで、大きな2種類のチャーシュー、岩のり、ネギ、刻み赤タマネギ、味玉と豊富で食べ応えがあります。

無化調のスープはこの店の一番のウリなのでしょう、エビ風味でドロッとしているものの、口に含むと意外とあっさりしていて胃腸が弱っていてもたれがちな中高年者にも無理なくスープを全部飲めるでしょう。

細かくバラバラで縮れた海苔はこのスープにうまく溶け込むようでとてもマッチングしています。

特製なので1,250円とちょっとお高めですが、このボリュームと味を楽しめたら納得ができます。

  ◇   ◇   ◇

2024年9月27日
カルビの王国 高津店(東急田園都市線高津駅から徒歩10分ほどの府中街道沿い)
和牛カルビラーメン 税込み979円

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以前は「カルビハウス」という店でしたが、経営者が代わり十数年前に「カルビの王国」に代わった焼き肉店で、川崎市の高津と、横浜市のセンター南の2店舗があります。

ラーメン専門店ではないものの、ここのカルビラーメンが好きで時々食べに来ます。もちろんラーメンだけはなく焼き肉の安いランチも一緒にですが。

大きな和牛の塊が3個入っていて、その他ヤングコーンやメンマ、ニンジン、韓国海苔、溶き卵などトッピングも豊富で味は見かけほどは辛くなくスープも綺麗に平らげられます。辛さは選べるので辛くもできます。

ついで?に頼む平日ランチの焼き肉セットも千円程度で食べられ味も悪くないです。

店には15台分ぐらいの駐車場があるので、週末や休日のランチタイムと夕方以外は停めやすく、レストランの中のテーブル席はほぼ全席個室スタイルでゆっくりできます(時間制限あり)


【過去麺食記】
2024年5〜7月麺食記(伊蔵八、浅川、味の大王総本店、あじさい本店、とろり庵、大王本店、麺屋おほーつく、レストラン泉屋、はらっぱ、狛江商店)

2024年3〜4月麺食記(空海、らーめんはうす、百日紅、松軒中華食堂、旬来、東山、如拙、大鵬)

2024年1〜2月麺食記(麺Diner 糸、武蔵家 国領店、付麺屋 壱志、中華そば ふくみみ、らぁ麺 縁、武久らぁめん、麺創研 紅)


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posted by makan at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ラーメン/グルメ
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