6月に実行した北海道一周ドライブですが、これを安全・快適に実現するため、事前の計画と準備にも多くの時間を割きました。その中でもクルマに積み込んだものをいくつか紹介しておきます。
北海道一周ドライブ2024 その1(出発編)
北海道一周ドライブ2024 その2(函館編)
北海道一周ドライブ2024 その3(松前・積丹・小樽編)
北海道一周ドライブ2024 その4(三毛別、宗谷岬、稚内編)
北海道一周ドライブ2024 その5(網走、根室、知床編)
北海道一周ドライブ2024 その6(釧路、富良野、帯広編)
北海道一周ドライブ2024 その7(襟裳岬、日高、帰着編)
今回は、クルマでの旅行なので、自転車やバイクと違い荷物の量の制限はほとんどなく、必要?必要ない?と、迷ったときには積み込みました。もちろんできるだけ荷物を減らして軽くしたほうが燃費や走行性能が良くなることはわかっています。
今回の旅行のために積み込みながら、結局は役に立たなかった(使わなかった)ものとして、タイヤの空気入れや予備の電球(ブレーキやスモール)、バケツに長靴、レインコート、大きなビニールシート、各種工具類があります。
また予備のワイパーブレードや牽引ロープ、ブースターケーブル、バスタオル、簡易ツール一式は普段からカーゴスペ-ズに積み込んでいますが、これらも出番はありませんでした。
これらは、万が一の時のためのものですから、使うことにならなくて良かったということです。
そして今回旅行のために持っていって役に立ったのは、大量の小銭、エンジンオイル、水道水を入れた1リットルのペットボトル、大量のコンビニ袋、洗濯用洗剤(2回分)、大きめのトートバッグ、なんでも放り込んでおける大きめの段ボール箱などです。
まず大量の小銭ですが、普段から財布を軽くするために小銭は最小限だけ入れてあとは別途空き缶に貯めています。その貯まった500円、100円、50円、10円硬貨を大量(500円20枚、100円80枚、50円20枚、10円50枚ほど)ほどをクルマに積んでおき、いつでもすぐに取り出せるようにしておきました。
これが案外便利で、コンビニでコーヒーなど買い物(毎日2〜3回)をする時や、道の駅でソフトクリームを食べたり、観光地で駐車場料金や入場料を支払ったり、コインランドリーの支払い、自販機で飲み物を購入するなど少額の支払いのときに、慌てることなくすぐに取り出してピッタリの金額を支払うことができます。
財布からお札やクレジットカードを取り出すのは、ホテル宿泊料やお土産、ガソリン給油、夕食など千円を超える場合のみで、それ以外は小銭でほとんどまかないました。
最近はスマホで使える電子マネー決済が主流となりつつありますが、観光地や飲食店でも電子マネーが使えないところがあるのと、今回は決して都会とは言い難い場所が多かったので現金、それも小銭が大活躍でした。
次にエンジンオイルですが、フォルクスワーゲンのエンジンはオイル消費量が多く、昨年島根県の出雲へ行ったときにはオイルゲージに油量が届かないほど減ってしまい警告灯が点灯する事態になりました。
今回はその時の2倍近い距離を一気に走るため、出発前にはオイルゲージの上限まで入れておき、朝のエンジン始動前にオイル量とタイヤのチェック(目視のみ)は毎日おこないました。
そしてエンジンオイルは徐々に減っていき、1500kmほど走った頃にレベルゲージの下限辺りまで減ったので、積み込んでおいたオイルを補充しました。島根の時は、松江のディーラーに駆け込み高い補充したオイル代金(3,575円)を支払うことになりましたが、今回は5月にオイル交換したときの残りですので新たな出費はなしです。

その後、自宅に着くまでの2000kmはエンジンオイルで問題はありませんでしたが、自宅に着いたあとに調べるとやはり下限近くまで減っていました(オイル量はすべて冷間で計測)。
水道水を入れたペットボトルは、冷却水が減少したときやオーバーヒートの時などの補充用のためです。冷却水にミネラルウォーターはあまり良くないそうで、水道水を詰めておきました。万が一の時の飲料にもなりますので、1リッターぐらいは積んでおくのが良いでしょう。
冷却水のリザーバサブタンクにはピンク色の不凍液(クーラント)が入っているのが見えますが、減ったときの補充用は極寒冷地以外では水道水で問題ありません。

旅行中にはエンジンオイルのチェックとともに冷却水のリザーバーサブタンクの水量も見ていましたが、途中でレベル下限近くになったので、水道水を補充しました。
◇ ◇ ◇
コンビニ袋は、普段から数枚は積んでいますが、今回は、
1)毎日の着替えセットを1日ごとパッケージする
2)コンビニでの買い物時用
3)車内のゴミ箱代わりとして
4)お土産を購入したとき用
5)大浴場や日帰り温泉で濡れタオルや着替えた下着類の収納用
6)雨が降り出したとき、カメラなどにかぶせるカバーとして
などで大活躍しました。大小のコンビニ袋を20枚ぐらい用意しましたがほとんど使いました。
1)の着替えですが、下着と靴下、タオルを1日分として4日分、つまり4つの半透明コンビニ袋に詰めてクルマのカーゴの段ボール箱に入れておき、それを毎日1つずつ使いました。ホテルに持ち込む荷物を減らせて整理も容易です。
そして着替えた後の下着やタオルなどは、大きめのトートバッグにまとめて入れておき、コインランドリーで洗濯・乾燥したあと再びコンビニ袋に1日分ごとのセットにすることを繰り返しました。
洗濯用洗剤は、専門のコインランドリーでは別途洗剤を買って入れる必要がないところが多いですが、ホテルの中に設置されているコインランドリー(家庭用の洗濯機と同等)は、いずれも洗剤は別売になっていました。
買うためにフロントまで往復したり、割高だったりしますので、持っていくことをお勧めします。洗濯洗剤は1回ごとに1つが使えるジェルボールタイプのものが便利です。

◇ ◇ ◇
今回は雨にたたられ、北海道にいた11日間のうち半分は小雨が降っていました。
作業用のレインコートも積んでいましたが、そこまで強い雨でなかったことと、基本的にはクルマの中にいますので、役立ったのはフード付きのナイロン製ウインドブレーカーです。


傘も一応積んではいましたが風が強かったり(宗谷岬、襟裳岬、釧路湿原)すると役に立ちませんし、片手にカメラやスマホなどを持っていると両手がふさがってしまいます。
当初は6月下旬ということで、北海道でもTシャツ一枚で大丈夫だろう?と思っていたら、夏至の日に稚内で最高気温が12度ぐらいだった時や、小雨降る釧路湿原ではかなり肌寒く、内側にフリースが付いたこのウインドブレーカーが役立ちました。
同時に靴は、運転がしやすく、観光地で歩くのに楽な軽量ランニングシューズと、雨天用に防水ウォーキングシューズの2種類を用意しました。

今回は小雨が降る釧路湿原やサロベツ湿原、宗谷岬、納沙布岬など、観光地で濡れた道を歩くことが多かったので、防水ウォーキングシューズが役立ちました。逆に良く晴れた日の函館市内観光や、長時間滞在するフェリー内では軽量のランニングシューズが快適でした。
◇ ◇ ◇
毎朝のルーチンとして、ホテルで前日に買っておいたサンドイッチと牛乳で朝食を済まし早々に出発しますが、出発して最初に見つけたコンビニに寄りコーヒーを買います。私はコーヒーが好きで1日に最低でも2〜3杯は飲みます。
そのコーヒーは、コンビニで小さなマグボトルに詰め替えをします。そうすることで少しずつ熱いままのコーヒーを飲むことができます。ランチ後や夕方にも同じくコンビニでコーヒーを買い、ボトルに詰め替えて飲んでいました。
但し今回持ち込んだマグボトルは120mlと小さくて、コーヒー全部は入りきらず、カップに残ったコーヒーはコンビニの前でゆっくり飲みました(セブンのホットコーヒーMサイズは170ml、Lサイズ250ml)。
元々、この小さな(120ml)マグボトルは、夏のウォーキングの時に水分補給用として100円ショップ(価格は330円)で購入したものですが、ねじ込み式でしっかり閉まるので、ひっくり返しても中身はこぼれない優れものです。理想を言えば200mlぐらいのボトルが良いでしょう。
数少ない信号や工事中の片側通行などで停まったときに、サッとマグボトルから熱々のコーヒーが飲めるのは、単調なドライブ中に一息つけるのでコーヒー好きにはたまりません。また逆に冷たいお茶や水を入れておくことも可能なので熱々コーヒー好き以外の人にもこの作戦はお勧めです。
北海道のコンビニ事情は、セイコーマートがセブンイレブンを僅差で抑えて一番店舗数が多く、2位がセブン、3位がローソン、4位がファミマとなっています。ファミマは今回走ったルートでは見た記憶がありません。札幌市内など都市部に集中しているのかも。
セイコーマートの場合、コーヒーマシンが設置されていない店が時々あるので、できればセブンかローソンを探して入るようにしてました。セコマのコーヒーは安くてそこそこ美味しいので好きだったのですけどね。
◇ ◇ ◇
あとは、シリーズ本文にも書いていますが、フェリーのネット環境がない中で往復各20時間近くを過ごさなければならず、その時間の使い方を考え、モバイルPCに映画を数本ダウンロードして持っていったのも正解でした。文庫本も持ち込みましたが、音や揺れであまり集中できないので軽めの映画のほうが向いていそうです。
ドライブレコーダーで録画できる容量や時間は本体の仕様や録画品質、microSDカードの記憶容量で変わってきますが、高品質の動画で1日6〜7時間走ればほぼ一杯になってしまい古い順から上書きされていきます。
そこで、私は2TBの外付けハードディスクをモバイルPCとともに持っていき、毎日ホテルに着くと前後のドラレコからmicroSDカードを引き抜き予備と交換、抜き取ったその日の走行動画データをハードディスクに全部コピーしていきました。コピーが終わると、microSDカードをフォーマットし次の日の走行終了後の交換用とします。
今回の14日間のドライブで撮影された走行動画はフロントとリア合計で合計656MBでした。
そうすることで、北海道のドライブ映像をほとんど残すことができました。シリーズ本編中の、「猿払村道エサヌカ線」走行動画 などはそのドラレコの映像です。
今回はあまり天気に恵まれませんでしたが、下記の走行動画はその中でも珍しい晴天の中での気持ちの良いシーサイドラインのドライブシーンです。場所は「ニシン街道」と言われる道西の国道229号線で積丹半島へ向かっているところです。
https://www.youtube.com/watch?v=6xxZ7VSxzPQ
本来は臨場感を出すため走行音も一緒に流したいところですが、常にバックに音楽が流れていて、それが著作権に引っかかりますので、いつも音声を消しています。
続編 「北海道一周ドライブに持っていったモノ2」
北海道一周ドライブ2024 その1(出発編)
北海道一周ドライブ2024 その2(函館編)
北海道一周ドライブ2024 その3(松前・積丹・小樽編)
北海道一周ドライブ2024 その4(三毛別、宗谷岬、稚内編)
北海道一周ドライブ2024 その5(網走、根室、知床編)
北海道一周ドライブ2024 その6(釧路、富良野、帯広編)
北海道一周ドライブ2024 その7(襟裳岬、日高、帰着編)
「北海道一周ドライブに持っていったモノ」
「北海道一周ドライブに持っていったモノ2」
「北海道一周ドライブのための道の駅」
「写真でサクッと北海道一周」
◇特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ1(観光先/費用編)
◇特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ2(食事編)
◇特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ3(給油/フェリー編)
◇特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ4(走行ルート編)
◇特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ5(お土産編)
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