2024年07月13日

北海道一周ドライブ2024 その5(網走、根室、知床編)




北海道一周ドライブ2024 その4(三毛別、宗谷岬、稚内編)」では、最北端の稚内市で連泊し、気力も体力もチャージできたので、これからは最終日まで連泊なしの強行軍が続きます。

***【9日目】***

この日はまず網走まで海沿いのオホーツクホタテロードを南下します。そう言えば、小学校で習う「日本は4つの海に囲まれている」で、まだこの目で見たことがなかったのが唯一このオホーツク海でした。感想は「うん、海でした」。

猿払川を渡ってから国道から外れ、海に近くなにもない平原(牧草)の中を真っ直ぐ走れる「猿払村道エサヌカ線」へ入ります。

平日の小雨模様ということもあり、他に走っているクルマはほとんどなく、地平線の前後に1台のクルマもない状態で走れました。こういう場所で、前にノロいクルマがいたり、後ろから詰められるのは嫌ですから。終盤には牛などが放牧されていました。

hokkaido2024_401.jpg

hokkaido2024_402.jpg

小雨ながら快適な「猿払村道エサヌカ線」走行動画(一見すると繰り返しgifか?と思ってしまうほど同じ映像が淡々と続きますが決して繰り返してはいませんw) https://www.youtube.com/watch?v=i-PvUKPJr5Y



その後、紋別市にある「道の駅 オホーツク紋別」のすぐ近くにある有名な「蟹の爪モニュメント」に寄りました。デ、デカイです、、、

hokkaido2024_403.jpg

しかしこれも能登の巨大イカと同様に巨額の税金が投入されているでしょうかね?とにかくお役人様は市民・国民の使用人という立場は忘れ、自分の子供や孫に「アレはおじいちゃんが作ったんだよ」と言える箱物や高規格道路、そしてこうした目に見えるデカいものを集めた巨額の税金を使って作るのがお好きです。

紋別では当初「紋別漁師食堂」でランチしようと思っていましたが、まだランチタイムには早く、しばらく走り続け、途中で偶然見つけた「麺屋おほーつく」に立ち寄りました。

ラーメン屋だと思って入ったらうどん屋さんでした。しかも北海道産小麦にこだわった地元では有名なお店でした。注文したのは「揚げナスとろろおろしぶっかけ(温)」1,000円」

hokkaido2024_404.jpg

hokkaido2024_405.jpg

うどんで千円超えはアレだけど、味は最高でした。店内も地元っぽい人(駐車していたクルマのほとんどが地元ナンバー)で、ほぼ満席でした。

網走市に入ってまず向かったのが能取岬です。岬からの眺めは少々見飽きてきました。が、どこもそれなりに見どころがあります。

hokkaido2024_406.jpg

冬は流氷で覆われ厳しい環境下でおこなわれてきた北方漁業の先駆者達を称えるオホーツクの塔

hokkaido2024_407.jpg

広い北海道を長距離走るとトイレがなかなか見つけられず焦るときがあります。かと言って夏場だと水分を控えるというわけにもいきません。

都会ならトイレのある公園やコンビニなどすぐ見つかりますが、1時間以上走っても一軒のコンビニや公衆トイレを見つけられないこともあります。

なので計画を作るときに、長距離を走るルート上で道の駅や観光施設などトイレが使える場所をあらかじめチェックしておく方が良さそうです。若いときはともかく、歳をとるとトイレが近くなりますから。

網走と言えば一番有名な場所が「網走監獄」です。明治時代に建てられた監獄は現在の場所に移設されて博物館となっています。小学生の頃には友達同士で悪いことをする相手に「網走送りだ!」と言い合うのが常套句になっていました。

博物館 網走監獄
hokkaido2024_408.jpg

hokkaido2024_409.jpg

網走監獄は、明治時代に作られた刑務所(当時は監獄と呼ばれていた)で、1983年に全面改築する際に、旧施設をそのまま天都山中腹に移設・保存され一般公開されています。元々網走監獄があった網走川沿いの場所には新しくなった網走刑務所があります。

映画では高倉健の出世作「網走番外地シリーズ」や、吉村昭の小説「破獄」をドラマ化したテレビドラマなどで有名になりました。最近では野田サトル作の漫画やアニメ「ゴールデンカムイ」にも出てきます。

広大な敷地でゆっくり見学するには2時間は欲しいところですが、今回は急ぎの旅でもあるので1時間ほどでサクッと見てまわりました。

運転ばかりしていると日々管理しているスマホの歩数計の数値は上がらず、函館観光で1日1万歩を歩いてからは1日3〜4千歩という日が続きましたが、この日は能取岬で少し歩いたのと、広い敷地の網走監獄を早足で歩き回ったので1万歩に達しました。

次に網走監獄の近くにある「オホーツク流氷館」に寄り、館内施設入場は有料なので入らず、誰でも入れる売店で流氷ソフトを買います。今日の〆のご褒美です。

hokkaido2024_410.jpg

宿泊は網走市街地にありますが、繁華街からは少し離れています。そこでホテル内のレストラン「オーロラ」がリーズナブルな設定なのでこちらで夕食を食べました。

網走の名物「モヨロ鍋」セット2000円
hokkaido2024_411.jpg

hokkaido2024_412.jpg

モヨロ鍋のモヨロとは、アイヌ言葉で「入江の場所」という意味で、網走市で発見されたモヨロ貝塚遺跡から名付けられた創作料理で、地元で採れた野菜や鮭を使った鍋料理です。見た目は良いのですが、お味の方は、、、ちょっと残念な夕食でした。

ホテルには温泉ではないものの大浴場があり、ゆっくりお湯につかることができました。今回、宿泊先を選定する優先は(1)場所(2)宿泊費(3)大浴場で、このホテルも(1)〜(3)のすべてをクリアして決めました。

9日目の走行ルート


9日目の走行距離 348km(累計 1,980km)


***【10日目】***

10日目は道東の知床半島や根室半島にある納沙布岬などを回り、根室の市街地に泊まります。この日の走行距離は約300kmです。もうこの頃には下道で300km走ると思っても遠く感じられなくなってきました。「隣の町まで50km」というのがよくある北海道独特の距離感になっています。

網走を予定より2時間早い7時に出発し、海沿いの国道を走り、ルート上にあるJR北海道、釧網本線の「藻琴駅」、「オホーツク海に一番近い駅」「流氷に一番近い駅」と言われる「北浜駅」に寄りました。「網走番外地」などの映画やドラマのロケでよく使われてきた昭和時代の雰囲気がある駅です。

藻琴駅
hokkaido2024_413.jpg

北浜駅
hokkaido2024_414.jpg

北浜駅ではちょうど1両編成の列車がやってきたのですが、気がつくのが遅く、シャッターチャンスを逃してしまいました。

遠ざかっていく列車
hokkaido2024_414_2.jpg

国道を淡々と走っていると、大きな滝が見えてきて駐車場もあったので立ち寄りました。「オシンコシンの滝」という「日本の滝100選」にも選ばれている名所らしいです。

名前だけだと関西の漫才コンビ名?と思ってしまいそうですが、アイヌ語で「「オ・シュンク・ウシ」、意味は「エゾマツが群生するところ」ということだそうです。

オシンコシンの滝
hokkaido2024_415.jpg

動画で涼しげな滝の音と映像を感じてください

オシンコオシンの滝(動画) 
https://www.youtube.com/watch?v=A4RC5IgLtUM


この滝の駐車場で予定表を眺めていたら、訪問予定だった「天に続く道」を途中見落としたことに気がつき、走ってきた道を約21km戻って初志貫徹「天に続く道」を見に行くことにしました。往復で42km、約1時間のロスです。

斜里町にある「天に続く道」は、約18kmの直線道路が高低差の関係でまるで天に昇っているような景色となっていてフォトスポットになっています。

hokkaido2024_416.jpg

天気がよくなかったので、21kmも戻って見るほどの価値はなかったかもしれません。(すみません、別の方角を見てました<天に続く道)

さらに進み、知床半島に入って「道の駅うとろ・シリエトク」で休憩、ここでは珍しい「こけももソフト」を食べました。

hokkaido2024_417.jpg

こけももは知床に自生するツツジ科スノキ属の植物で、名前にモモと付いていますが桃の種類ではありません。北海道のソフトクリームはどこで食べても美味しいので感想は省略します。

5月頃まで雪のため閉鎖されてた知床横断道路を走り「知床峠展望台」に着きます。そこからは羅臼岳がよく見えるはずでしたが、霧が凄くて50m先も見えない状態でした。

hokkaido2024_418.jpg

深い霧の中、後続車に注意を促すため、ポロに標準装備されているバックフォグがこういうときに役立つので煌々と照らして走りました。

hokkaido2024_419.jpg

さらに羅臼へ向かって峠道を走ると、2022年に放映されたNHKのドキュメント72時間「知床半島の秘湯にて」に登場した「熊の湯温泉」に到着。

hokkaido2024_420.jpg

露天温泉だけの地元の有志が維持管理している無料(任意で心付け)の野趣あふれる温泉です。かなり硫黄臭がきついですが、せっかくなのでサクッと入ってきました。

熱いとは聞いていましたが、それほどでもなくすぐに肩までつかれましたが、10分ほどでのぼせそうになったので早々にあがりました。まだあと百数十キロは走らなければなりませんから。

先客は二人いて話を聞くといずれも本州からの観光客で、何度も来ているということでした。上の写真はお二人に了解を得て撮影させてもらいました。

野趣あふれる温泉につかっていると、すぐ近くにエゾシカが近寄ってきました。鹿なら問題はないですが、熊でも来たら全裸のまま大パニックになりそうです。名前は「熊の湯」ですけどシャレになりません。

この温泉ではシャワーや洗い場などはありませんので、温泉につかったまま硫黄の匂いをプンプンさせた状態で服を着て出て行くことになります。その日はホテルで夜にシャワーを浴びて着替えるまでずっとその匂いをまとっていました。

羅臼に着いてまず「道の駅 知床・らうす」に寄り、羅臼昆布などのお土産を買い、次にツーリストがよく訪れる「純の番屋」でランチです。

道の駅 知床・らうす
hokkaido2024_421.jpg

純の番屋
hokkaido2024_422.jpg

食べたのは「黒はも丼」1,000円
hokkaido2024_423.jpg

ハモ(鱧)と言えば京都の夏の風物詩、味覚で、薄造りや鱧しゃぶなど繊細な料理を食べたことがありますが、こちらのハモも肉厚で豪快、しかし柔らかくてとても美味かったです。

この店の建物はテレビドラマ「北の国から2002〜遺言〜」(放送2002年9月)に出てきた番屋を再現したもので、同じく雰囲気がある店内で安くボリュームのある海鮮料理が食べられます。

ちなみに私は「北の国から」シリーズ(1981年〜2002年)が放送されていた時期は、ちょうど社会人になって駆け出しの頃で、テレビはほとんど見られなかった頃なので、どういうストーリーなのか、純というのが誰なのかは知りません。

羅臼からだと23km先にある北方領土の国後島(くなしりとう)がすぐそこに見えるはずでしたが、この日も天気が悪く、海の視界はせいぜい1kmぐらいで、宗谷岬の樺太と同様、この目で見ることはできませんでした。

このあと、南下し根室半島の納沙布岬へ向かいますが、時間に余裕があったので、予定には入れてなかった野付半島に寄ってみることにしました。これが偶然のラッキーにつながります。

野付半島
notsuke.jpg

野付半島は全長約26kmの海流により運ばれた砂が、長年に渡って堆積して作られた日本最大の砂嘴(さし)で、複雑に入り組んだ海岸線が多様な生命を育んでいます。また北方領土の国後島までは16kmと近く、戦前・戦中までは渡海路としても重要な地域でした。

真っ直ぐな道を進むと、道のすぐ両側が海や湿原という変わった風景が楽しめます。この時期(6月)にはゴマアザラシが見られるということでしたが、その日は見ることができませんでした。

hokkaido2024_424.jpg

半島の途中で何台かのクルマが停まってなにかを見ているところに出くわしたので、急いで高ズームカメラでみんなが見ている方向をバシャバシャと撮影しました。

なにか鳥らしきものがいたのはわかりましたが、遠くてしかもすぐに飛んでいったので、なにがいたのか不明でしたが、帰ってから写真をみると「丹頂鶴」のカップルが撮れていました。

野生の丹頂鶴
hokkaido2024_425.jpg

hokkaido2024_426.jpg

野生の丹頂鶴が偶然見られるなんて(実際はチラッとしかみえてない)ついています。宝くじを買わなくちゃ、、、

その他、冷たい雨に濡れて震えているキタキツネも見ましたが、運転中で撮影はできませんでした。野付半島恐るべしです。

知床・羅臼と根室・納沙布岬へクルマで行く人は、その中間にあるこの野付半島をぜひ観光に加えましょう。プラス1時間で非日常感が得られます。

夏場は夕方6時頃でもまだ明るい(日没は19時過ぎ)ので助かります。以前、1月に東北をドライブしたとき、計画したときは16時過ぎならまだ夕方で明るいだろうと思っていたら、日没が16時半頃で、目的地に着いたらすでに真っ暗で撮影ができず困りました。

納沙布岬には予定では夕方の5時半頃の到着予定でしたが、朝早く出発したのと、途中計画ではなかった野付半島に立ち寄ったものの、順調に走れたので予定より2時間早い3時半頃に到着しました。

納沙布岬
hokkaido2024_427.jpg

四島のかけ橋(北方領土返還記念シンボル)
hokkaido2024_428.jpg

お約束の「四極踏破証明書 最東端(納沙布岬)」も、「根室市北方領土資料館」でもらいました。

hokkaido2024_429.jpg

ただそこにいた係員(市職員?)のいかにも「定年後の天下り木っ端役人」と思える高齢男性が偉ぶっていて無愛想、丁寧に頼んでも面倒くさそうに証明書を無言で手渡し、とても「根室まで来てくれてありがとう!」というサービス業には不向きな人で気分はよくありません。根室市も天下り?の順繰り配置だけでなく、ちょっとは適材適所を考えるべきです。田舎の天下り団体ほど、こうした勘違いオヤジがよくのさばっています。

この場所だとさぞかし海から昇ってくる日本最速の日の出が綺麗に見えるでしょうけど、そんなに早起きして見に行くほどのモチベーションはありません。日の出の時間は、6月だと午前3時40分頃!とのことです。もっともその日も翌日も曇り時々雨の天気で日の出の鑑賞は無理だったでしょうけど。

夕食はホテルから徒歩で行ける根室駅近くのレストラン「ニューモンブラン」で、根室のご当地ソウルフードと言われている「エスカロップ」です。

hokkaido2024_430.jpg

hokkaido2024_431.jpg

「エスカロップ」とは、バターライスかケチャップライスの上にトンカツをのせて、デミグラスソースをかけたもので、忙しい根室の漁師がボリュームのある食事を急いでサクッと食べられるものとして普及したのだとか。名前の由来はフランス語の「エスカロープ」で「肉の薄切り」という意味だそうです。

食事の後、根室駅周辺を散歩しました。

根室駅全景ですが、地味に過疎ってます
hokkaido2024_432.jpg

根室駅はかつて日本最東端のJR駅でしたが、現在は有人駅・終端駅としての「最東端駅」ということになっています。

根室本線終点の案内板(右上に見えるのが根室駅)
hokkaido2024_433.jpg


10日目の走行ルート


10日目の走行距離 324km+42km(21km戻り天に続く道往復) 計366km 累計2,346km

北海道一周ドライブ2024 その6(釧路、富良野、帯広編)」へ続く


特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ1(観光先/費用編)

特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ2(食事編)

特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ3(給油/フェリー編)

特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ4(走行ルート編)

特別編 北海道一周ドライブ(2024年6月)まとめ5(お土産編)


北海道一周ドライブ2024 その1(出発編)
北海道一周ドライブ2024 その2(函館編)
北海道一周ドライブ2024 その3(松前・積丹・小樽編)
北海道一周ドライブ2024 その4(三毛別、宗谷岬、稚内編)
北海道一周ドライブ2024 その5(網走、根室、知床編)
北海道一周ドライブ2024 その6(釧路、富良野、帯広編)
北海道一周ドライブ2024 その7(襟裳岬、日高、帰着編)

【続編】北海道一周ドライブに持っていったモノ

[PR] Amazn ほしいものランキング

携帯電話・スマートフォン

スマートウォッチ

空気清浄機

洗濯機・乾燥機

衣類・ふとん乾燥機

テレビ・レコーダー


車&バイク


ヘルメット

洗車用品

自動車整備工具

釣りフィッシング   

ゴルフボール


ランニングシューズ

メンズスニーカー

レディーススニーカー

ベビー&マタニティ

ハンドケア・フットケア

シャンプー・コンディショナー


◆ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ INDEX

posted by makan at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行/ドライブ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190973885

この記事へのトラックバック