昨年の夏に6RポロGTIをディーラーへ車検に出している時にABS警告灯(ワーニング)が点灯し、調べたところ、後輪の右側のスピードセンサーの異常が検知され、たまたま車検点検整備中ということと、費用を先に精算済みだったこともあり、ディーラーが無料のサービスで右後ろのスピードセンサーを交換してくれました。
そしてその2ヶ月ほど後に再びABS警告灯が点灯したため、おそらく今度は後輪左側のスピードセンサーだろうと判断し、通販で互換品を購入し、サクッと自分で交換したところ警告灯は消灯しました。フォルクスワーゲンの場合、なぜか後輪のスピードセンサーが先に壊れることが多いそうです。
いずれにしても2012年製の6Rポロなので、12年も経つとあちこちの部品の寿命が尽きてきます。
通販で購入したスピードセンサーは、4輪分(4個)がセットになっていたので、まだ交換していない前輪の左右とディーラーが先に交換してくれた後輪右の分がそのまま余っています。
なので、機会があればそろそろ故障しそうな前輪分のスピードセンサーを予防のために交換しておこうと考えていました。
屋外、しかも自宅駐車場の日陰のない場所での作業になるので暑くなる前に作業をしました。
というのも片方ずつジャッキアップをして、安全のためスタンド(ウマ)を置き、重いタイヤを脱着してからの交換作業となり、結構体力勝負のところがあります。また来月には遠出をする計画があり、その前にやっておこうと考えたこともあります。
昨年(2023年)に後輪左のスピードセンサーを交換した時の記事はこちらです。
◇ABS警告灯(ワーニング)点灯につきスピードセンサー交換
交換する通販で購入した中華製と思われる無印のスピードセンサー(メモ書きやシールは私が間違えないように貼ったもの)

前輪を片方ずつ、ジャッキアップし、安全のためにウマをかけ、タイヤを外せばスピードセンサーにアクセスできます。

ブレーキディスクとダストカバーの鉄板の奥(裏側)にスピードセンサーは付いています。ケーブルは先に外さず、5mmの六角ボルトでとまっているケーブルにつながっている本体ごと先に外します。
というのは、ケーブル側のコネクタと交換するスピードセンサーはツメでしっかりとまっているので、ツメを押さえながら抜く必要があります。無理に引っ張らず、先に外してから抜き差しするほうがずっと簡単で安全です。
本体を取り外してスピードセンサーを抜く前

抜いた後(ケーブル側)

新しいスピードセンサーに交換後

ケーブルコネクタに新しいスピードセンサーを装着したあと、先ほど取り外した六角ボルトでしっかり固定します。これで交換作業は終了です。
交換時間は5分もかかりませんが、ディーラーなどに頼むと、これだけの作業でも、工賃として数千円かかりそうです。
それよりも面倒なのが、外したタイヤを装着する作業で、フォルクスワーゲンの場合、ホイールはボルトでとめるタイプなので、ひとりでタイヤを装着するときはこうしたガイドバーがあると便利です。

いつも日本車のようにボルトが飛び出していてナットで締めるタイプだと楽で良いのにと思ってしまいます。
なお、ホイールボルトで締め付けるときはトルクレンチで規定のトルクで締めることが推奨です。しかし私は若い頃からトルクレンチを一度も使ったことがなく、ずっと自分の勘で締めていますが自己責任で。
交換後に、近所をサクッと走ってエラーが出ないかチェックしました。もし出たらたいへんです。
異常なく無事に交換は終わりましたが、なにぶん純正部品の約1/10の価格の製品で信頼性はあってないようなものですから、いつまたエラーが発生するかは運次第です。
【スピードセンサー交換作業で必要なものと、あると便利なもの】
・スピードセンサー(6RポロGTI CAV用)
・六角レンチ5mm
・ガレージジャッキ
・ジャッキスタンド(ウマ)
・ホイールボルト用十字レンチ(薄口)
・トルクレンチ
・輸入車用ホイールガイドバー
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かなおさん
コメントありがとうございます。
参考になれば幸いです。
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スピードセンサーがだめになったようで交換を考えています。そこでウマがけについてご教示願います。取説やネットを見てもジャッキポイントの記載はありますが、ウマをどこに置いて良いのかがわかりません。ジャッキポイントでジャッキアップしたらどこにウマを置いたら良いのかさっぱりわかりませんでした。
ご自宅に戻ってからで良いのでお手すきの時にお願いできればと思います。残りの旅行も気をつけて美味しそうな写真楽しみにしています。
かなおさんお久しぶりです。
北海道1周ドライブは先月でして、今は戻っています。
ジャッキアップポイントですが、確かに国産車と比べるとわかりにくいですが、それほどナーバスにならなくてもサイドシル下部(通常ジャッキアップするところ)は頑丈に作られているので、一時的ならその周辺どこでも大丈夫ですよ。
下記のブログは他人のものですが、私の場合、ジャッキアップポイントをできるだけ端っこのほうにして、そのすぐ横にウマをかますという感じです。
https://manicat.blog.ss-blog.jp/2012-12-09
5枚目の下から写した写真がわかりやすいですが、出っ張っているところが基本のジャッキアップポイントだと思いますが、その左側の出っ張っていない部分にウマをかけても特に問題はありません。
上の写真ではスリットの入ったラバーをうまく使っていますが、ラバーがなくて平たいお皿状のジャッキを直接あてて持ち上げても曲がったりはしません。
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私も1度家族で北海道の美瑛方面に行きました。ラベンダー畑懐かしかったです。無事に帰って来られているとのことで安心しました。
自分でタイヤ外すのが初めてだったので、最初は手間取りました。
前輪と後輪でセンサーを取り付けているネジの場所が異なっていましたが、後輪はすぐに外すことができました。前輪だけだとエラーが解除できなかったので後輪も行い、いまはエラーが消えました。
本当に参考になる情報をアップしていただきありがとうございました。
かなおさん、スピードセンサー無事に交換できたとのこと、良かったです。暑い中でたいへんだったでしょう?
やってみると案外簡単なものでしょ?私はジャッキアップとタイヤの脱着に一番時間がかかりそれがたいへんに思いました。
VW車の場合は、なぜか不明ですが、まず後輪のセンサーが壊れるそうです。しかも故障するのはほとんど暑い夏場とのことです。
ディーラーに頼むと何倍も費用がかかるのと、自分でDIYすると、仕組みがわかり愛着もわくので良いことだと思います。それなりのリスクはありますが、命に直結するような場所でなければDIYお勧めです。
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