2024年01月13日

静電気の発生を防げ!



毎年、冬が来て空気が乾燥すると悩まされるのが静電気です。特に体質なのか年齢のせいなのか、指など皮膚が乾燥しきっているので、金属に触れるたびにバチッ!と火花が飛んで、この時期は金属接触恐怖症に陥っています。

静電気対策としてまず服装ですが、できる限り静電気が起きやすい化学繊維の製品は避け、綿100%のシャツやセーター、ジーパン、チノパンを着るようにしています。繊維の中では天然素材の綿が一番帯電しません。天然素材でも羊毛を使ったウール100%のセーターやマフラーなどは帯電します。

しかし冬場は外へ出るときにはそうした綿製品の服の上にポリエステルなど化繊のウインドブレーカーやフードジャケットなどを着ることが多く、これがこすれて静電気を発生させます。

静電気の放電を指先に喰らうことが多いのは、クルマのドアのハンドルなど金属部分に触れたときや、自宅や建物の金属製のドアノブに触れた瞬間、そして洗濯物を取り入れる時です。

自動車のシートの表面は、ファブリックとレザーがありますが、高級車以外は概ねファブリックです。今乗っているポロGTIもファブリックです。

このクルマのファブリックシートも当然のことながら耐久性と汚れに強いことから化学繊維(ポリエステルなど)が使われています。

静電気を一番強く感じるのが、このクルマのドアのハンドルやリアハッチのハンドル部で、金属部に触れたときにはいつも火花が飛ぶのが明るい昼間でも見えます。この放電するときのバチッ!がメチャ痛いので嫌で仕方がありません。

過去から様々な帯電防止グッズなども試してきましたが、これだ!というものはなく、半ば諦めていましたが、あまりに被害が多いので、この季節にいくつかの静電気防止グッズを試してみることにしました。

まず、以前から使ってきた「(1)静電気防止(帯電防止)ブレスレット」。

しかし、こういうアクセサリーをいつも身につけているのが性に合わず、クルマの中に置きっぱなしで、たっぷり帯電しているだろう降りる前にブレスレットに触わるという使い方をしていましたが、これではほとんど効果はありませんでした。

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常時このブレスレットを身につけていることができる人なら効果はあるかも知れません。

次にAmazonで見つけた「(2)静電気軽減シール」(499円、価格は購入当時、以下同じ)です。後日100円ショップで、同じものが税込み110円で売っているのを見つけたので大きなショックを受けました。

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ドアのハンドル横に貼り付けておき、降りてからドアを閉める際、ハンドルに触る前にこのシールにタッチすれば大丈夫かな?と思って実行したら、、、

このシールに触れるかどうかという時、思いっきりバチッ!と指先に静電気が放電され痛い目に遭いました。帯電防止に役立つどころか、静電気を増幅しているような感じで二度と信用できないので、即刻はがしました。

次も、同じくAmazonで見つけたカーメイトの「(3)レジテック ミニ NZ973」(490円)という静電気を除電するキーホルダー状の製品です。販売は日本の会社カーメイトですが、製造は中国です。

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これもあとで調べると同種の製品が100円ショップで売られている(いた?)そうですが、近所の百均では見つけられませんでした。

使い方は、金属に触る前にこの製品の先端(レジテックという樹脂)を接触させ、身体にたまっている静電気を特殊導電素材の中をゆっくり流して放電する仕組みで、放電中には内蔵のランプが光ります。

実際に使ってみると、こんな簡単なものですが、いつもくるバチッ!はなくなりました。明るい昼間に使うと中のランプが光ったかどうかはほとんど確認できませんが、暗い地下駐車場で試したらオレンジ色の光が1〜2秒ボヤーと点きました。

おそらく今までの静電気グッズの中では一番効果がありそうと思ったので、追加で安い同種の製品「(4)T/T 帯電防止キーホルダー」(送料込み242円)をAmazonで購入しました。中国製で配送も中国から3週間ほどかけて送られてきました。

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しかしこの手の製品をいつも持ち歩いてなければならないのと、ドアの取っ手に触る前にサッと出せるところにいつも準備しておかなければならず、結構面倒です。またジャラジャラとした金属のキーと一緒にしているので、ガラス部分が割れたり、見るからに貧弱そうな製品だけにすぐ壊れてしまいそうで気を遣います。

これら(3)と(4)の静電気除去グッズはいつも手元になければならないので、1個はバイクや自宅の鍵を一緒にしているキーホルダーに、もう1個は静電気の発生がもっとも多いクルマのリモコンキーに付けました。

とりあえず、クルマの使用中はこれで安心ができますが、さらに念入りに静電気(帯電)対策をしようと、以前同種のもので失敗したものの、懲りずに「(5)静電気軽減シート パチカット」(1000円)という、触って静電気を軽減させるやや大きめのシートを購入しました。原理はセルフのガソリンスタンドで給油する前に触って静電気除去をおこなうパッドと材質は違いますが同じ考え方です。

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表面はポリエステルとナイロンでできた不織布で、特殊加工してあると製品の能書きにはあります。2枚入っていて大きい方が8×7.5cm、小さい方が5.6×3.1cm、製品は日本製です。

注意として、このシートを触った手で金属部に触れなければダメだそうです。つまり体全体の静電気を取ってくれるわけではありません。

とりあえず、クルマの中に2枚とも設置し、乗車中に時々触れる癖をつけたいと思ってます。

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最後に、静電気をできるだけ発生させないようにする予防策として「(6)アイメディア 静電気&花粉ガードスプレー」(909円)を購入しました。

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スカートとストッキングなどが静電気でまつわりついたりするのを防止する時などによく使われている帯電防止剤で、老舗ライオンのエレガードなどとほぼ同じ成分です。

これをクルマに乗る前にシート(背もたれと座面)や化繊のフロアマットにシュッと一吹きしておけば、静電気の発生を抑えられそうです。冬のこの時期は、乗車前にシュッとしておくためクルマに常備しておくことにしました。

使ってみた感想は、噴霧するとシートなどがやや濡れてしまいますが、確かに効果てきめんです。ただ長持ちはしないので、スーパーへ行く前にシュッとして、数時間買い物のあとに戻るともうその効果は期待できません。

この帯電防止剤、2本購入し、もう1本は洗濯物を干したあと、家の物干し竿が金属製と言うこともあり、化繊の毛布やタオル、バスマット等が乾いたあとに取り込むとき、パチパチとひどく帯電することがあり、それにうかつに触ると指にバチッ!と来るのでその対策用にしました。

私は帯電しやすい体質と理解しているので、普段からシーツ、タオル、パジャマ代わりのスエット上下、下着類などすべて綿100%しか使いませんが、家族や飼い猫には化繊の愛用者がいますので。

  ◇  ◇  ◇

最後に、なにも対策グッズがなくて、外に出ている時なら、ちょっと汚れますが、手を地面や非金属の壁にしっかり触ることで身体にたまった静電気をある程度は取ることができるそうです。

つまり文字通りアースをするわけですが、完全になくなるわけではないので、帯電している量が多い時や、触る相手側が帯電していると思わずパチッと来るかもしれません。

あとはキーなど金属を手に持って、キーの先端で先に金属部分に触れると、パチッと放電するのはキーの先端になるので、直接指の痛みはなくなります。これは上記の「(3)レジテック ミニ NZ973」と原理は同じです。

実際にやってみたら、金属なので結局は指先へダイレクトに電気が流れてきて痛い思いをしました。金属部を指先で持つのではなく、手のひらで包むようにして接触するなど対策は必要です。

そして金属のキーの先はとがっているので、クルマのボディなどに接触させるときは傷つけてしまう可能性があるので気をつけなければなりません。

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posted by makan at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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