2023年05月27日

鳥取・島根歴史探訪ツアーその1

[PR] Amazon売れ筋ランキング   
ドライブレコーダー 
レーダー探知機
ETC
車体カバー
車用タイヤチェーン
車・バイク用オイル
電動工具・エア工具
ミラーレス一眼
スマートフォン
スマートウォッチ
イヤホン・ヘッドホン 
ノートパソコン
プリンタ
microSDカード
Nintendo Switch
ホーム&キッチン

国内47都道府県でまだ行ったことがないのは、沖縄県、山口県、島根県の3県だけとなっていて、いずれはコンプリートしたいと思っています。今回最初は島根県と山口県の2県を旅しようと考えていました。

私の住む川崎から出雲(島根県)へ行くには、羽田から出雲縁結び空港へ飛行機で飛ぶのが一番早くて便利です。次は岡山か広島まで新幹線で行き、そこから特急で出雲市駅へ行く方法があります。山口県へ行く場合も飛行機か新幹線というのが便利です。

しかしそこはクルマ好きということと、現地に着いてからの便利さを考えてマイカーで行くことにしました。

クルマで遠くの目的地まで走るデメリットは往復の移動に時間がかかることと、体力の消耗が激しいことです。つまり往復にかかる2日間はほとんど観光に時間を費やせません。

でもすでにリタイアをしている身でもあるので、時間はたっぷりあり、混雑する休日を外し、平日の空いている道路を走り、観光地をのんびり自分のクルマで回ることができるので、それもまた楽しいでしょう。

今回クルマで行くルートや、目的地などを調べて考えましたが、島根県東部で見て回りたいところがたくさんあり、まだ足を踏み入れていない山口県(萩や津和野、秋芳洞)まで足を伸ばすのは今回の4泊5日、そのうち2日間はリエゾン(移動区間)の日程では2県をまたいで観光するのは難しいという判断をして残念ながら山口県へ行くのはまたの機会とすることにしました。

島根県東部は、以前読んだことがある、加治将一著「舞い降りた天皇」」や、高田崇史著「鬼棲む国、出雲 古事記異聞」、今邑彩著「よもつひらさか」、桐野夏生著「女神記」など多くの小説にも登場する話題性がある場所で、物語の中に出雲周辺が登場し、そうした歴史と神話が豊富な出雲の各地へ寄ってみたいと思っていました。

ちなみに川崎から出雲まで最短ルートで高速道路を走ると、全走行距離は780kmで、休憩時間を無視すると約10時間ほどのドライブです。

今回は最短ルートではなく、2014年に全線開通してからまだ一度も走ったことがない舞鶴若狭自動車道を走りたいと思ったので、新東名から名神、北陸道経由、舞鶴若狭道から福知山(京都府)まで高速を走り、島根県松江市に入る前に福知山城(京都府)、但馬エリア(兵庫県)、鳥取砂丘に寄っていこうと計画を立て、一泊目は鳥取市内にしました。

深夜0時に自宅を出発し、東名川崎ICから、新東名、名神、北陸、舞鶴若狭道経由で京都府の福知山ICまでは約550kmで、途中何度かの休憩を含めると概ね8時間ほどかかります。深夜から早朝に走りますので渋滞の心配はありませんが、当日の走行中はずっと強い雨が降っていて走りにくい上に速度規制が多くありました。

当初の予定では、福知山ICで降りたあと、鬼の故郷、酒呑童子が有名な大江山にある「日本の鬼の交流博物館」と「鬼嶽稲荷神社」へ寄ろうと思っていましたが、調べるとその日(月曜日)が休館日ということで、残念ですが予定を変更して戦国武将明智光秀が最初に築城し城主となった福知山城を最初の目的地にしました。

福知山ICで高速を降り、早朝から開いていたガストでゆっくり朝食を食べ、ガソリンを補給してから福知山城の駐車場に着いたのが館内営業時間の1時間前の8時です。

ガソリン補給した時にここまでの燃費を満タン法で計算したら、16.91km/Lという長距離での過去最高の燃費を記録しました。雨のため燃費は落ちたと思いましたが、速度規制で70〜80km/hで走ることが多かったのが高燃費に影響したと思われます。

お城の中へ入れるまではお城の周囲をブラブラと散歩しながら石垣や井戸、明智光秀が喋る自動販売機など、写真撮影をしていました。

20230515_01.jpg

雨は朝方に止み、今回4日間の観光中はずっと曇りか晴れで恵まれていました。但し行きと帰りのリエゾン区間はずっと雨に祟られましたが。

福知山城は廃城令のため明治時代に壊されたので、現在の天守閣は、1986年(昭和61年)に鉄筋コンクリートで再建されたもので、光秀が戦国時代に建てたものではありませんが、残されていた野面積みの石垣は当時のものを使い、歴史を感じることができます。

20230515_02.jpg

20230515_03.jpg

残されていた石垣の中には、転用石と言って元々墓石や灯籠に使われていたものが含まれています。以前行ったことがある織田信長の安土城の石垣や石段にもそうした転用石が多く使われていました。

20230515_04.jpg

福知山城の中は、資料館のようなもので、あまり見る価値はありません。時間とお金を節約したいならお城の周囲をグルッと回る(公園なので無料)だけでも見どころが多くていいかもです。

  ◇   ◇   ◇

お城の見学後は、国道9号線を北上し、鳥取砂丘を目指しますが、その途中、京都府から兵庫県に入った国道沿いにある「道の駅 村岡 ファームガーデン」に寄り、有名な但馬牛のランチをいただくことにしました。

20230515_05.jpg

但馬牛の焼肉定食、肉増し1680円(平日限定)
20230515_06.jpg

さらに売店で揚げたての但馬牛コロッケを売っていたのでそれも2個買ってその場でモグモグしました。メチャ (゚д゚)ウマーです。

20230515_07.jpg

徹夜で走り、お腹がいっぱいになったので単調な国道走行はメチャ眠たくなりますが、ここは踏ん張ってさらに北上し、初日のメーンイベント鳥取砂丘へ向かいます。

  ◇   ◇   ◇

鳥取砂丘は学生時代に来たことがありますが、その時は砂丘の入り口から「広いなぁ〜」と眺めていただけで、砂丘を横断し、駐車場(ビジターセンター)から500mほど先の海の近くにある小高く盛り上がった「馬の背」まで砂丘の中を歩いたことはありません。

ビジターセンター駐車場からいよいよ鳥取砂丘へ入るところ
20230515_08.jpg

遠くに「馬の背」が見えます。あそこまで行って戻ってきます。
20230515_09.jpg

駐車場からは砂丘を一度下がってから登ります。ここはその一番低いところで馬の背が壁のように立ちはだかります
20230515_10.jpg

今回は毎日4〜5km程度歩いている日頃のウォーキングの成果もあるので、「馬の背」攻略は楽勝?と思っていましたが、およそ40mぐらいの高さがある急坂の馬の背を登っていくと、足下の砂地が崩れ落ちていくのでなかなか前に進まず、2歩進めば1歩後退するような感じで結構難儀しました。

馬の背の上からビジターセンター(上の白い建物)を眺める
20230515_11.jpg

馬の背から日本海を眺める左側
20230515_12.jpg

馬の背から日本海を眺める右側
20230515_13.jpg

駐車場からゆっくり歩いて馬の背に登り、少し休んで戻ってくると1時間ぐらいはかかります。疲れ果てたわけではないでしょうけど、「馬の背」でゴロンと仰向けに寝転がっている観光客もいました。夏の暑い日には踏み出す前にタオルと飲み水を持っていくことをお勧めします。

20230515_14.jpg

鳥取砂丘を堪能し、あとは二日分の睡眠をとるべくホテルへ向かいますが、その前に夕食を調達します。

今日泊まるのは鳥取のビジネスホテルですが、私がひとり旅の時に宿泊する場所を選ぶ基準は、ビジネスホテルなど安く泊まれて、温泉か大浴場があるところです。部屋に付いているユニットバスは狭苦しいので入る気がしません。もし泊まるホテルに温泉や大浴場がない場合は、近くの日帰り湯を探しておき、そこへ寄ってからホテルへ入るようにしています。

今回泊まるホテルは、鳥取駅前にあり、狭いながら天然温泉付きのビジネスホテルです。さらに嬉しいのは元々宿泊料が安いうえに、全国旅行支援の補助(宿泊料20%OFF&2千円の電子クーポン)が得られて格安で泊まれます。予約した後になって知りましたがラッキーです。

夕食はひとり旅の時はホテルや旅館の高いものは食べず、それこそ近所のラーメン屋さんかコンビニ弁当でOKというスタンスです。これは、宿泊と食事は節約し、その分観光やお土産にお金を使おうという考えからです。

16時過ぎにチェックインしてすぐに温泉で身体をほぐし、買ってきた夕食をサクッと食べたらコテンと翌朝8時まで11時間ほど一度も目を覚まさずぐっすり眠れました。

1日目走行ルート(675km)


鳥取・島根歴史探訪ツアーその2」へ続く


◆ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ INDEX

posted by makan at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行/ドライブ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/190366121

この記事へのトラックバック