2022年11月23日

晩秋の信州ビーナスラインと南アルプスドライブ その2

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前回の「晩秋の信州ビーナスラインと南アルプスドライブ その1」では、夜明け前の真っ暗な中で上田城公園を散策し、その後裏ビーナスライン、(表)ビーナスラインを景色を楽しみながら駆け抜け、諏訪のハルピンラーメンを食べてから南アルプス麓にある分杭峠へ向かうところで終わりました。

深夜2時に川崎を出発しているので、この日は思いっきり長く活動ができて有意義ですが、体力が若い頃とは違って、身体が段々キツくなってきます。運転は大丈夫ですが、停まって降りて撮影を何度か繰り返しているうちに足腰に相当きていました。

分杭峠は、日本海側の内帯と太平洋側の外帯がぶつかって合わさった中央構造線上の特殊な地帯です。この分杭峠付近では、全く違う地層がぶつかってできた跡があちこちで見られます。

また分杭峠付近では、磁場に異常が起き、コンパスの磁石が南北を示さなかったり、針がくるくる回ってしまう「磁場ゼロ」の場所があり、有名になりました。

その影響なのか、分杭峠へ向かっていたところ、カーナビが突然道なき道を勝手に走ってしまう状態になりました。たぶんGPSが一時的に受信できなくなり、走行データだけのため自車と地図上の位置に誤差が生じてしまったような感じです。トンネルの中ならわかりますが、なにもない場所でこうした症状は初めてで驚きましたが、5分ぐらいで元に戻りました。

分杭峠には駐車場所がないので、手前の栗沢(駐車場)から、シャトルバス(往復1000円)に乗っていくしかありません。バスに乗っているのは15分ほどですが、クルマ同士のすれ違いができない狭い山道(国道152号線)を登っていきます。

栗沢にあるシャトルバス乗り場付近
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バスで着いた先には「気場」という「気」を感じられる(らしい)場所があります。私には森林浴以外のなにかを感じたということはありませんでした。ま、話しのタネに行ったということです。

丸太で作ったベンチに腰掛け「気」を感じる(らしい)ところ
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今回、自前でコンパスを持って行きましたが、磁場の狂いが激しいといわれている場所(沢の水汲み場)への道が崖崩れのため立ち入り禁止になっていて、無念、実験はできませんでした。っていうか、もし行けたとしても、このとき既に足が鉛のように異様な重たさで、片道数百メートルの距離を歩けたかどうか、、、

林道から水くみ場へ行きたかったのだけど、、、
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テレビでも紹介された人気パワースポットということで、平日でしたが私を含め老いも若きも多くの観光客と地元?の高齢者が療養?に来ていました。

林道入り口付近にある分杭峠の標識と、高遠藩の領地の境界を示す「従是北 高遠領」(コレヨリキタタカトオリョウ)と書いた石碑
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分杭峠付近の国道(酷道)152号線の写真と動画です。

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動画はドライブレコーダーから変換したので画質はよくありません。

走行動画 https://youtu.be/keBHQFapT2E


夕方になり、日が落ちるのも早い季節なので、早々に宿泊する飯田市のホテルへ向かいます。

山道の国道152号と並行して平坦でよく整備された国道153号線に移り、飯田市の中心街へ向かいます。

途中、ガソリンを補給しましたが、この辺りはセルフでもハイオク185円という高さ(川崎の自宅近くのスタンドではフルサービス170円ぐらい)です。ま、輸送代が高そうなので仕方ないでしょうね。

ホテルは朝食のみの宿泊なので、夕食は途中のレストランで軽くとり、コンビニにも寄ってお茶と夜食を買って持ち込みます。ホテルの選定基準は、温泉付きという一点のみです。

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前夜は徹夜だったので、ホテルに到着後は温泉にゆっくりつかったあと、10時間ぶっ通しで眠り続け、朝はさっぱりと気持ちよく目覚めました。朝食後に朝湯に入ろうかと思いましたが、ここはおとなしく、遅くなればなるほど帰り道が渋滞するので出発を急ぐことにしました。

2日目も引き続き晴天に恵まれ、飯田市から約20km先の「ヘブンスそのはら」へ向かいます。

この場所を観光ルートに入れたのは、以前、NHKの「ドキュメント72時間」で放送されていたのを見て、一度行ってみたいなと思っていました。

NHK ドキュメント72時間 「長野 天空の絶景を眺めて」

「ヘブンスそのはら」は元々スキー場で、富士見台高原の頂上へ上がるためのゴンドラ(ロープウェー)やリフトが整備されていて、スキーシーズン以外も、観光地や登山のベースとして、景色や紅葉も楽しめるようになっています。この頂上付近は、中央高速の恵那山トンネルの真上に位置します。

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ゴンドラ→ペアリフト→4人乗りリフトと乗り継いで標高1600mまで一気に運んでくれて楽ちんです。頂上付近は寒いと思い、かなり着込んで行きましたが、頂上の温度計は13度を指していて、拍子抜けの暖かさでした。

実は前日のビーナスライン&裏ビーナスでは外気温は0度に近く、風も強くてメチャクチャ寒く風邪を引きそうでした。クルマの警告ランプも外気温が4度以下になると点灯する低温(凍結)警告灯が何度も点きました。

標高1600mから見る雲海と南アルプスの眺めは、昨日走って景色を堪能し、何度も写真撮影をしたビーナスラインがここよりも高い最高標高2000mクラスの高地だったので、それと比較して景色も代わり映えしなく特に印象はありません。

ロープウェー&リフトの往復料金が3,200円かかりますので、クルマを利用している人なら無料のビーナスラインを走った方が様々な雄大な景色が次々と楽しめ、お金もかからず面白いと思います。

この「ヘブンスそのはら」の住所は、長野県下伊那郡阿智村ですが、愛知県との県境近くにあり、中央高速(園原IC)もすぐそばにあって、名古屋周辺から来るには1時間もかからず、近くて便利な場所です。関東からはちょっと遠くて不便です。

この場所から川崎の自宅までのルートを調べると中央高速で諏訪や甲府経由して調布まで走るルートが最短と出ますが、今回は南アルプスを一周したかったので、そのまま南下して浜松へ出るルート(R153から県道設楽根羽線)を選びました。

道の駅信州平谷でランチにソースカツ丼(下写真)を食べ、その後は信玄塚(長野県根羽村)の前を通り、また狭い山道のワインディングロード県道設楽根羽線を走ります。

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このルート、途中で気がつきましたが、今から450年前、1573年に浜松の三方原で徳川家康を徹底的に蹴散らした武田信玄が、その勢いで西へ向かい岐阜の織田信長と対決するかと思いきや、かねてからの病状を悪化させ、この付近で亡くなってしまいます。

そして遺言で敵には気づかれないよう速やかに撤退して、亡骸を甲府へ運んだという道でした(諸説あり)。

信玄と言えば本拠地の甲州(山梨県)のイメージが強いですが、飯田市にある信玄火葬塚や、川中島(長野市)や諏訪(諏訪姫が信玄の側室)など、信州(長野県)内にも多くの足跡が残されています。

鳳来峡ICから三遠南信自動車道を経由し、浜松いなさJCTで新東名に入り、一路東名川崎へ向かいました。まだ早い時間帯でしたので、東名集中工事の影響もほとんどなく快適に走れました。

いやー、やっぱりロングドライブって楽しい!

新しいタイヤも、ひと皮むけて馴染んできたかなという感じです。峠道でのグリップの良さは感動モノでした。

 ◇ ◇ ◇ ミシュランPilot Sport 4使用前/使用後 ◇ ◇ ◇
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2日目走行ルート


2日目(飯田市〜川崎市)走行距離(メーター) 342km(高速道路 258km、一般道 84km)
2日間合計走行距離(メーター) 792km(高速道路 438、一般道 354km)
帰宅後ガソリン給油 25.9L 2日目燃費 13.8km/L 2日間トータル燃費 14.1km/L



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posted by makan at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行/ドライブ
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