2022年11月19日

晩秋の信州ビーナスラインと南アルプスドライブ その1



ネットで紅葉情報を見るとすでに枯葉となってしまっている信州へ11月中旬に1泊ドライブをしてきました。もう少し早く(10月中旬頃)に行きたかったのですが、うまくタイミングが合わずこの時期になりました。

宿泊をともなう長距離ドライブは4月に和歌山&熊野三山ツアーへ行って以来となります。今回は先月交換した新しいタイヤ、ミシュランPilot Sport 4をひと皮むいて、走行性能をテストする目的もあります。

今回は高速道路よりも、峠道のワインディングロードが満喫できる場所へ行こうと考え、信州のビーナスラインと南アルプスの麓を走る狭い「酷道」という名称がつく国道152号線などを走るルートを作りました。

ビーナスラインは信州を代表する全長76kmもある風光明媚なドライブウェイで、過去には何度か走っていますが、初めて走ったのは1980年代でまだ通行料が必要な時代でした。今は全線が無料です。

北は美ヶ原高原(長野県松本市、上田市、小県郡長和町)と、南は諏訪湖近くの茅野市を高原のワインディングロードで結ぶビーナスラインの一部区間は、毎年11月下旬頃からゴールデンウィーク前まで積雪のため冬季閉鎖されますので、今回ギリギリのタイミングです。

そのビーナスラインの北側のスタート地点にあたる美ヶ原高原へは、川崎市から関越自動車道と上信越自動車道を使い、上田市を経由して入ることにしました。

川崎の自宅を深夜2時にスタートし、深夜でガラガラの高速道路を淡々と走ります。途中、80km制限の上信越道で後方から追い上げてきてピタッと後ろについた覆面パトに出会いましたが、制限速度+αでクルーズコントロールを設定して走行車線をのんびり走っていたので、10分ほど後ろで様子を見た上、「チッ!」とばかりに諦めて急加速して追い抜いて行ってしまいました。おいおい、それは明らかな速度違反だぞ。

実は25年ほど前に、上信越道で覆面パトに、若気の至りで一発免停となる違反を摘発されたことがあり、今回は慎重に慎重を期してましたw

上田市は2016年の大河ドラマで有名になりましたが戦国武将真田氏の本拠地で、上田城(公園)などが観光の目玉となっています。

当初の予定では上田城内を見学し、真田氏歴史館へ寄ってから美ヶ原高原へ向かおうと思っていましたが、上田城の観覧時間(8:30〜)を待っていると、ビーナスラインを走る時間が昼頃になってしまい、平日とは言え混雑して快適には走れなくなるのであきらめることにしました。

上田城(公園)に着いたのは朝5時頃で、まだ真っ暗な中、1時間無料の駐車場に停めて、お堀周辺(公園になっている)をグルッと徒歩で回ってきました。東虎口櫓門で撮影しましたが真っ暗で綺麗には写りません。

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公園には朝のウォーキングや犬の散歩で歩いている人がボチボチいました。周囲は真っ暗なので懐中電灯など持っていないと暗闇からゴソゴソ音がしてちょっと怖いです。

上田城からビーナスラインのスタート地点(美ヶ原高原)までは一般道でおよそ40km、約1時間の道のりですが、まだ時間も早いので、ビーナスラインの奥にあり、通称「裏ビーナス」と呼ばれている峠道、美ヶ原公園沖線で「美ケ原自然保護センター」へ向かいます。

この道は片側1車線のところとセンターラインがない狭い道が混在している険しい山道です。早朝だったこともあり、ところどころ道が凍結しているところもありました。

この道は行き止まりで終点に至る途中には、松本盆地を見下ろせる壮大な景色が見られます。時間は6時半頃でようやく写真が撮影できる明るさになってきました。

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来た道を戻るしかない道ですが、さすがにこの時間に走っているクルマは1台もなく、安全な場所では走りを楽しめました。

ビーナスラインの北のスタート地点、美ヶ原には、高原美術館や道の駅がありますが、この時間ではどこもまだ営業はしていません。トイレだけ借りて、ビーナスラインを南に向かって走ります。

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途中、富士山もよく見えました。最高の景色が連続して現れます。

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インプレッシブアートで、
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走行動画(美ヶ原高原から和田峠へ向かう道)


ビーナスラインの途中にあるリゾート地白樺湖周辺の紅葉は、高地で気温が低く、すでに枯葉色に染まっています。

白樺湖を見下ろす展望台
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白樺林も綺麗です。50年前、中学校の修学旅行でここに来たことが頭に浮かんできました。その時初めて白樺というものを見て「本当に木の表面が白いんだ!」って感激したことでよく覚えています。

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ビーナスラインもそろそろ終盤近く、蓼科湖の周辺の木が真っ赤に染まっていたので、道の駅に寄って撮影しました。

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蓼科湖から少し行ったところにある「たてしな自由農園」という市場のようなところを見つけ、お土産を仕込みました。

買ったのはいずれも信州産のリンゴや洋梨、新蕎麦、野沢菜などです。これからまだまだ峠道を走るので、ダンボール箱に入れゴムバンドでしっかりくくりつけておきました。

茅野市のビーナスラインの南の起点を過ぎて、ランチに予定していた諏訪市にあるご当地ラーメン「ハルピンラーメン」へ向かいます。ハルピンラーメンの詳細は次の「11〜12月の麺食記」(2023年1月上旬予定)に書きます。っていうか調べるといくらでも情報は出てきます。

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この後は、南アルプスの西麓を縦断する国道(酷道)152号線を南下して、中央構造線上にあり、パワースポットとして有名な分杭峠へ向かいますが、それは次の「その2」で。

1日目の走行ルート


1日目(川崎市〜飯田市)走行距離(メーター) 450km(高速道路 180km、一般道 270km)
435kmでガソリン給油 30L 燃費 14.5km/L

晩秋の信州ビーナスラインと南アルプスドライブ その2」へ続く


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posted by makan at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行/ドライブ
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