旧車というには2003年の販売終了から19年しか経ってなく、近所の駐車場にも置かれているのを見かけるぐらいに割と新しい部類に入りそうなBE型レガシィB4ですが、先代まではレガシィセダンという名称から新たにB4という名前を与えられることになり、その後はセダンにはこの名称がずっと引き継がれていきます。
レガシィとしては3代目、B4としては初代になるセダンタイプは、レガシィのメインである3代目ツーリングワゴンの登場から半年遅れの1998年12月から発売開始され、世紀をまたぎ2003年まで5年間発売されました。
個人的には、過去から現在までの5ナンバーセダンの中では、このB4が私のナンバー1で、スタイル、内装、走行性能、エンジンパワーどれをとっても素晴らしいクルマです。
特に不整地や雪道、凍結路、ゲリラ豪雨で川のようになった高速道路でも安全に高速で走行できるフルタイム4駆の性能は安全性能という点では最高レベルでした。
エンジンはもちろんスバルご自慢の水平対向4気筒で、インプレッサWRXと同じ280馬力ターボモデル(RSK)もあり、定評のある3種類のフルタイム4輪駆動、ビルシュタイン製ダンパー(RSK)、明るいHIDヘッドライト(RSK)、大人4人が普通に乗れる室内の広さ、セダンでは珍しいリアウインドウワイパーなど、走りも生活も楽しみたい大人を満足させるには十分な装備です。
今の基準で言えば、スバルご自慢のアイサイトの搭載前ですから、自動ブレーキなどの安全性能や、全車速追従機能付クルーズコントロールなどの先進装備がないことや、元々カーナビが普及する前に設計されたこともあり、オーディオ等のコンソールの場所にカーナビを収めると、位置が低く視線を下げないとと見えない上、カーナビの熱をそのすぐ上に設置されていた車室温度のセンサーが車内が暑いと勝手に判断してフルオートエアコンの冷房をフル稼働するという細かな問題もありました。
私は家族が多かったため、この2代前のレガシィツーリングワゴン(BF型)に乗っていたこともあり、買い換えの時はあまり考えずに同じ3代目のレガシィツーリングワゴン(BH型)を購入しましたが、しばらく後に友人のB4に乗せてもらった時に、ワゴンのように大きな荷物は載せられないけれど、運転するのはこっちの方が楽しいなと思いました。
パンフレットは、B4が発売された1998年12月版と、まだB4が発売される前ですが、1998年6月に3代目ツーリングワゴンとランカスターが販売開始された時のアクセサリーカタログです。
写真は低画質ですので、写真下のリンクから高画質のPDFでご覧ください。
1970年代後半頃から80年代にかけて収集した新車のパンフレット(カタログ)を不定期にアップしていくというシリーズです。JPG画像やPDF画像を転載や他で使う場合は、出典とリンクを記載してください。 |
●次回予告
日産 R30型 6代目 スカイライン 2000GT●
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posted by makan at 10:00
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