2022年06月01日

旧車パンフレットシリーズ20(ダイハツ 初代 G10型 シャレード)


1977年にダイハツコンソルテ(トヨタパブリカのOEM車)がFMCする際に、ダイハツが独自に設計し新たにシャレードという名称を付け、「リッターカー」「五平米カー」など新鮮な謳い文句で、目の覚める緑色のイメージカラーで登場したときは新鮮な驚きでした。「ダイハツやればできるじゃーん!」って感じで。

1977年当時、このような四角い2ボックス小型車はシビックとファミリアAPだけで、2ボックススタイルの2代目スターレットが登場するのは翌1978年でした。

その中で駆動方式が、シビックとシャレードがFF、スターレットとファミリアAPがFRと、メーカーによって好みが分かれましたが、1980年以降は小型車は概ねFFが主流となりますから、先見の明があったということでしょう。

社名の「ダイハツ」は「大阪発動機」の略称「大発」からきているということは知っている人も多いと思いますが念のため。

太平洋戦争中に兵器や兵員を海上輸送するため使われた陸軍の上陸用舟艇も「大発」と言いますが、こちらは「大発動艇」の略で、ダイハツとは関係がありません。

シャレードに積まれた1リッターエンジンは当時珍しかった横置き3気筒で、その後、他のメーカーでも軽自動車や小型車には3気筒エンジンが向いているというきっかけを作った点でも画期的でした。

そのシャレードの3気筒エンジンは55馬力ですが、進化を続けた3気筒エンジンは、シャレード登場から44年後にはトヨタのGRヤリス(1.6リッター)で272馬力と約5倍の出力を発生させています。

また、シャレードというとクルマ好きには「シャレード・デトマソ・ターボ」を思い浮かべる人も多いかと思いますが、実際に販売されたのは1983年にFMCした2代目に変わってから2年目の1984年以降となります。

パンフレットの表紙にも使われているCMキャラクターは横浜生まれのタレント、セーラ・ロウエル(故人)でした。

パンフレットは、1977年(昭和52年)12月版で、発売開始時のものです。

画像は低画質ですので、写真下のリンクから高画質のPDFでご覧ください。

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1970年代後半頃から80年代にかけて収集した新車のパンフレット(カタログ)を不定期にアップしていくというシリーズです。JPG画像やPDF画像を転載や他で使う場合は、出典とリンクを記載してください。

●次回予告 三菱 A183型 スタリオン
旧車パンフレットシリーズ一覧

【関連リンク】
旧車パンフレットシリーズ61(ダイハツ G10型 初代 シャレード モーターファン特集号)
旧車パンフレットシリーズ19(トヨタ KP61型 スターレット1300)
旧車パンフレットシリーズ29(三菱 E-A15型 初代 ミラージュ)

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posted by makan at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旧車パンフレット
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