昨年の今頃は水戸の偕楽園へ梅見ツアーをしたなぁーって思ったら、今年も行きたくなりました。
◇水戸偕楽園と徳川ミュージアム(2021年03月13日)
温泉地で有名な湯河原には幕山公園というなだらかな山の斜面に白梅、紅梅合わせて4000本あると言われる梅林があります。
今まで名前は知っていましたが行ったことがなく、熱海や伊豆へ行く時も湯河原はいつも素通りしていました。
そこでまん延防止重点措置期間中ですが、同じ県内でもあるし、混雑しない平日なら今がチャンス!とばかりに天気予報では午前中は晴れということなので朝早くから出掛けました。
せっかく湯河原まで行くなら、その途中にある小田原城にも寄ってこようと計画しました。
小田原周辺へは曽我の梅林など何度か行ったことがあるものの、小田原城へは行ったことがなく、大河ドラマに影響されたわけではないですが、平城としては難攻不落の城といわれた名城を見ておこうと思ったわけです。
東名川崎から高速に乗り、厚木JCTで小田原厚木道路で小田原へ。下道で湯河原へ入り、幕山公園方面へ折れ山の中に入っていくといくつか駐車場があります。
一番奥の梅林に近い第1駐車場(さらに奥に障害者用の駐車場あり)は、9時過ぎ(第1駐車場は9時オープン)だったのでまだ空いていて500円が必要ですがすぐに停められました。梅林へ入るのにはさらに200円が必要です。
帰りの10時半頃には第1駐車場は満車で、空くのを待っているクルマが10台ぐらい並んでいました。土日曜日はもっと混雑するのでしょう。9時より前に駐車したい場合は、離れた第4・5駐車場に停めるしかないようです。
詳しくは、「湯河原町 梅の宴 アクセス 駐車場のご案内」
幕山は、初心者向けの2〜3時間ほどで歩けるハイキングコースもありますが、今日は梅を見るために来たので、遊歩道をゆっくり撮影しながらでも1時間ほどで見て回れます。
サクラと同様、梅にも様々な品種があり、どれがどれだかよくわかりませんが、主要な樹には簡単な説明がつけられていました。
開花は「7分咲き」という情報でしたが、場所にもよります。早咲き梅がある場所はほぼ満開ですが、まだ全部がつぼみで咲いてない梅もかなり多くありました。
湯河原温泉公式観光サイト(2022年開花情報)
桜と比べると梅の花はやや小さく地味ですが、ようやく寒さも緩んで春を感じられるようになったという区切りのタイミングであり、また桜ほど多くの人がガヤガヤと集まらないので私は好きです。
たくさん撮影しましたが、見る方はつまらないので、少しだけ。
駐車場から梅林への入り口から幕山を望む



ブラタモリでもしばしば登場する「柱状節理(岩体が柱状になった節理)」の崖がよく見えました。

1時間少し山の裾野を歩いただけですが、この日は日中は4月上旬並みの気温だったらしく、思い切り汗をかきました。早朝の山の中だと結構冷えるかな?と思い結構厚着していったのでたいへんでした。
来た道を戻り、小田原城へ向かうため市内の中心地へ入っていきます。小田原市街地はよく知りませんでしたが、小田原駅と小田原城とは近いのですね。知りませんでした。
小田原城近くのコインパーキングに停めて、お城の中に入っていきます。すっかり公園化されていて綺麗に整備されています。
小田原城は、戦国時代に関東を治めていた北条氏の拠点で、北条氏は初代北条早雲から連なる戦国の名門家です。
平坦な場所にある城に関わらず、武田信玄や上杉謙信などに攻められても落城することなく、堅牢さを誇っていました。
敵対した豊臣秀吉が有名な一夜城で力の違いを見せつけ、やむなく開城しましたが、その秀吉をしても力攻めでは勝ち目はないと思ったということです。
元々の天守などほとんどの建物は江戸時代は生き残り、その後明治時代に壊されましたが、1960年以降天守や常盤木門、銅門、馬出門などが順次再建されています。

白いお城と青空がよく似合います。
お城の近くで、ランチでもとラーメン店を探し、人気店らしい「小田原ラーメン 鰺壱北條」で樽入りのラーメンを食べて帰りました。

全行程(往復)170kmでした。100km以上走ったのは久しぶり(10ヶ月ぶり?)なのでちょっと疲れましたw
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