2021年10月20日

滝山城と八王子城攻略


非常事態宣言がようやく明けてボチボチ遠出でもと思いますが、いかんせん、どうもクルマも身体もなまっていて、少し近場でクルマと身体を動かす予行演習をしようと、自宅からクルマで1時間、八王子にある戦国時代の城跡2つを目指し朝からお出掛けしました。

まずは、滝山城です。滝山城跡は国の指定史跡、続日本100名城で、東京都八王子市丹木町にあります。

大手口下の滝山街道に広い無料駐車場があり、8時からオープンなので8時に着くように出発しました。

誰もいない駐車場にクルマを置いて、駐車場のすぐ横の大手口から、緩やかな坂道を曲輪や三の丸を左右に見ながら歩きます。

大手口にある記念碑(横に地図など滝山城の案内パンフレットが置かれていました)
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三の丸付近の巨大な空堀
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奥へ進むと通路の左右には巨大な空堀が残っていて、その堀のすぐ上にある二の丸で敵を食い止めそれより上には絶対に敵を寄せ付けないぞという強い意志が伝わってきます。

本丸と中の丸を結ぶ木橋
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一見すると山城?って思いますが、一番高い本丸がある場所でも標高は200mに満たず、平城、または丘陵城になるようです。

最初に築城したのは今からちょうど500年前の1521年で、当時の守護代によって築かれましたが、その後、何度か城主が変わり拡張、改修されています。

最終的には小田原を本拠とし、武蔵国を支配していた北条家が小田原城の支城として勢力を拡大していた甲斐の虎、武田信玄が武蔵国へ容易に進出できないよう防御陣地として使いました。

有名な戦いは、1569年の滝山合戦で、小田原攻撃に向かう武田信玄の軍団が滝山城を攻撃しましたが、城主の北条氏照が必死の防戦をしてかろうじて落城は免れました。

馬出、二の丸、中の丸と、建造物こそ残っていませんが、500年も前に作られたお城の縄張りがよく現存しています。

山城ではなく、穏やかな坂道ですので、気分は気軽なハイキングです。

本丸に到着

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本丸の隅には深そうな井戸がそのまま残っていました。中をのぞいてみましたが底は見えず。籠城戦が始まれば一番大事なのは飲料水ですからね。

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頂上から北東方向、多摩川、拝島・立川を望む

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滝山城城攻めマップ(無料)はこちら(株式会社清水工房・揺籃社)から
(同じものは大手口入り口付近に置いてあります)

  ◇   ◇   ◇

滝山城は地形を生かしつつ、かなり手が入っていて人工的に防御を固めたお城ですが、平城ということもあり、次に大軍で攻められると危ないということで、北条氏照が滝山城を捨てて、そこから直線距離で10kmほど離れた場所に、八王子城を築城したのが1582年です。なお八王子城は日本の100名城に選ばれています。

この八王子城の位置は、甲州街道と陣馬街道の中間にあり、また秩父や川越街道から関東(小田原)へ向かう要衝の地でもあり、甲州や信濃、越後から関東へ入ってくる敵に睨みをきかせる好立地です。

こちらにも無料の広い駐車場が整備されていて、近くにはトイレや管理棟、自販機などがあります。夏場だとここで脱水症対策の飲料を買っておかないと、山の上には一切ありません。トイレも上にはなかったように思います。

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八王子城は滝山城と違い山城で、標高460mの山頂付近に本丸跡があります。

以前登った滋賀県の安土城跡も山城で、標高は約200m、しかも天主跡まで大手道がドーンと広く作られていたのに関わらず登るのは当時結構キツかった記憶があります。軟弱過ぎ?

八王子城は山の麓から少し入ったところまでクルマで行けますが、当然、こちらの山のほうが高くて険しく、旧道ではなく歩きやすい新道を使っても、狭く急な階段状の道は体力的にキツかったです。

山が高いだけあって、眺めは滝山城よりは良いです。

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この城に氏照が八王子権現を祀り、城の名称も八王子城と命名され、その後この周辺が八王子という地名になる所以です。その八王子神社は、山の頂上付近、本丸のすぐ近くにありました。

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しかし、この八王子神社までの道のりは、なまった身体にはつらく厳しいものでした。

先ほどの滝山城本丸までの道が楽勝だったので、こちらもたいしたことないとなめてかかってましたが、こちらははるかに急坂で、足下も悪く何度も息を整えるために立ち止まる必要がありました。

この日は11月並みの気温で涼しかったので助かりましたが、それでも汗まみれになりましたから、夏場に行くとたいへんなことになりそうです。

山歩きのベテランさんは、足下だけを見て、ゆっくりと同じペースで淡々と歩いていて、私のように何度も立ち止まることもなく、息も上がらず、そういう歩き方をマスターしないとダメですね〜

八王子城は、長い歴史があり何度も改修されてきた滝山城と比べ、武田軍団の攻撃に備え慌てて急造した?ような縄張りで、山の地形を生かしただけの曲輪が多く、人工的な空堀はほとんど見られませんでした。さらに平時の住居(御主殿跡)は、山の上ではなく、山の麓に作られています。

八王子神社のすぐ上、山の頂上にある本丸は意外なほど狭いスペースで、形ばかりの見張り台を置いた?と思えるほどでした。

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この八王子城は、結局武田勢に攻められることはありませんでしたが、1590年、豊臣秀吉の小田原征伐の際、秀吉傘下の上杉景勝、前田利家、真田昌幸らに攻められ1日で陥落、殲滅戦となり、辺り一面は血の海になり、近くの川は3日間赤く染まったと言われる凄惨な最期を迎えます。

八王子市の「八王子城跡散策MAP」はこちらから
(同じものは管理棟に置いてあります)

【過去の城めぐりツアー】
春の喜多方と会津若松ドライブ2021 その2(会津鶴ヶ城)

信州・草津ドライブ探訪2019 その2(松本城)

お盆関西ツアー2012 その1(伊賀上野城)

MMF(Mitsubishi Motors Fan)2009&岡崎城

関西遠征2009秋版 その2(観音寺城)

関西遠征2009夏版 その2(安土城)

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posted by makan at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行/ドライブ
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