2021年06月14日

ポロGTI9年目車検前のチェックと見積もり その1


コロナ禍で遠出を控え、走行距離はまったく伸びていないわけですが、税金と車検の日だけは粛々とやってきます。

クルマも9年目となると、あちこちの部品の交換が発生しますが、そこは走行距離わずか1万8千キロというまるで置物同然の激少走行車ですから、シビアコンディションと反対で、比較的交換や補修が必要な箇所は少なそうです(たぶん)。

ただ、どうしても9年も経つと、プラスチックやゴムなどはよく見ると劣化していて、ひび割れや亀裂、硬化が起きています。

常に太陽や風雨にさらされているドア周辺のウェザーストリップのゴムは固くなっていて、表面には細かなヒビが見られます。

ウェザーストリップならば、走行に直接影響しないので後回しでも良いですが、ラジエーターホースやファンベルト、燃料ホース、ブレーキホースなどが劣化していると、出先で突然走行ができなくなる恐れがあり、それを避ける予防として早めの点検と交換が必要になってきます。

さらに、タイヤ(ピレリ P ZERO NERO GT)は4年前に交換していて、元々溝が深いので、今でも十分残っていますが、そろそろゴムが固くなってきているのと、濡れた路面ではズルズル滑りまくりで、交換が近そうに思います。その辺が常に湿気が高い気候の中での耐久性能が、国産のBSやヨコハマと違うところかな〜とふと思ったり。

ブレーキフルードの交換はおそらく車検時の標準メニューに入っていそうですが、ディスクパッドは一度も交換してないので、今回交換を言われそうな気がします。

総走行距離1.8万キロですのでまだ大丈夫かな?とも思いますが、こればかりは正確にパッドの厚さを測ってみないと不明です。もし要交換となれば、次は純正のパッドではなくダストが少ない社外品に交換したいと思ってますのでディーラーに依頼はしないつもりです。

最近流行っている安い車検屋さんやガソリンスタンド、カー用品店で車検を依頼した場合、どこまでチェックしてくれるか不明ですが、やはりそのメーカーの車の弱点を一番良く知っているディーラー(サービス)でチェックしてもらうのが最良と思い、車検を受けること前提に点検へ出すことにしました。

そして車検代を抑えるため簡単に自分でできることとして、前回と同様、エアクリーナー(エアフィルター)と、エアコンフィルター(ポーレンフィルター)、さらにワイパーブレード(左右、リア)を中華の通販で安く手に入れ交換しました。

さらに4年の使用期限がまもなく切れる発炎筒に変わる非常信号灯は先月に、弱っていたバッテリーは昨年に、以前ブログにも書いたとおり装着済みです。

着々と車検対応準備(非常用信号)
お待たせ!ポロのバッテリー交換

それでは、まずはエアクリの交換です。

ボンネットの右奥にある黒いボックスに6本のトルクスねじで締められているふたを外すと、ふたにくっついたまま円筒形のエアクリが出てきます。トルクスネジは車載のものではサイズが合わず、100均で買ったトルクスと効率を求めてハンディ充電ドライバでサクッと。

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新旧比較(左が新品)

次にエアコンフィルター(VWではポーレンと呼びます)の交換です。

助手席の足下奥にある黒い長方形のふたのストッパをずらすと、いきなりパコッとふたとともにフィルターが落ちてきます。顔を下に入れて作業してると、ゴミをまともにかぶりますので注意です。

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新旧比較(右が新品)と2年間でたまったゴミ(虫の死骸や髪の毛((( ;゚Д゚)))
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新品でも薄汚れて見えるのは、消臭効果のある活性炭入りのフィルターだからです。

ワイパーは、半年ほど前に交換したばかりですが、安い(3本で1,400円ほど)中華製なのでこれも交換です。

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新しいワイパーに、例のワイパービビリ防止剤のモリワイパーを塗って装着します。

ポロの場合、ブレードを交換するためにフロントの長い方(運転席から見て右側)のワイパーアームを立てようとするとボンネットにあたってしまい傷が付きそうになるのと、ブレードを取り外したあとアームを持つ手が滑って離すと、アームの先が勢いよく窓ガラスにあたって傷が付いてしまうという二重の危険性があります。

今回、ボンネットを上げた状態なら、長い方のワイパーアームがボンネットに干渉せず普通に立てられることを発見!

syakenmae06.jpg

これなら、上記の二重のリスクは避けられます。

私の場合、ボンネットダンパーを付けていて、ボンネットが直角近くまで上がっているからかも知れませんが、これからブレードの交換時はこの手を使おうと思いました。

ポロにボンネットダンパー取り付け

ただボンネットを上げた状態では、今度は小さい方(運転席から見て左側)のワイパーアームは立てられません。不便ですねぇ〜

交換後、エンジンルームのホコリや汚れを拭いて、いかにも「丁寧に使っています!」という暗黙の主張をしておきます(笑)

整備の素人相手に対してよくある、「アレもコレも交換が必要です!」と、オーバーメンテを防ぐためにも予防線を張っておくことが重要です。

そして、アポを取ってフォルクスワーゲンディーラーへ持ち込みます。果たして9年目の車検&メンテ費用はいくらになるかドキドキです。

その2へ続く

ポロGTI 7年目の車検 2019年07月20日

ランサーエボリューション] 初回車検

N-WGNカスタムの車検 その1


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posted by makan at 10:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | ポロGTI
この記事へのコメント
Polo 6C GTIに乗っています。
有用な情報ありがとうございます。とても参考になります。
ところで、VW車の場合、エンジンを切った後、ワイパーレバーを下に押すとワイパーが一番上まで移動した状態で停止して、ボンネットに干渉せずに立てられますよ。
雪のときはこれで対処してます。
ご参考まで。
Posted by ritsu at 2021年11月19日 10:56
コメントありがとうございます。

ワイパーそうなんですね!知りませんでした。しっかり取説読めよ!ってことなんでしょうけど、、、

ワイパー立てられないのはおかしいなぁ〜とずっと疑問に思っていましたので、これで解決ですね。

ありがとうございました。
Posted by makan at 2021年11月19日 11:25
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