2020年09月19日

クルマの古書 その3



クルマの古書 その1 「無敵の最新FF車運転テクニック」黒沢元治著、「高性能シャシーの研究」舘内端著
クルマの古書 その2 「メルセデスの伝説」五木寛之著、「パンサー特急」田中光二著、「殺しのラフロード」新宮正春著

に続き、その第3弾です。

懲りないな!って?

えぇ、えぇ、コロナ禍もありネタ不足なためご容赦を。

その3では、古書とは言えませんが、新しくもないという単行本で、エッセイと小説の2冊(plus文庫1冊)です。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

言わずに死ねるか!日本車への遺言」三本和彦著 講談社 定価1,400円
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湾岸リベンジャー」戸梶圭太 祥伝社 定価1,700円
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  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「言わずに死ねるか!日本車への遺言」の出版は2010年で、著者の三本和彦氏は、長らくテレビの「新車情報」という毎週1回、超辛口な発言が人気でした。テレビで放送されていたのは1977年から2005年までで、なんと28年間も続いたのですね。

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最初は自動車評論家?って思っていましたが、本来プロとしてやっていたのはカメラマンで、クルマはジャーナリストという立ち位置で、メーカーや(テレビ番組の)スポンサーにおもねることなく、ずいぶん気を悪くしたメーカー(営業、技術者、デザイナー)やスポンサーもいたことでしょう。

三本氏はガタイが外国人並みに大きい人で、頭上に余裕がない天井が低いクルマ、Aピラーが寝ていて目のすぐ前にフロントウィンドー上部がきているクルマ、体重をしっかり支えられないチープなシートには極めて非難が強かったです。

また本職がカメラマンということもあり、仕事では写真機材など多くの荷物を積むことが多いので、実用車なのにトランクや荷室が狭いクルマへの風当たり(不満)も大きかったです。

「パワーは麻薬」とか「ホンダのびっくり箱」、「トヨタの80点主義」、「ゴムひもの緩んだパンツ」(2代目カムリのスタイリング)、「マグロの切り身」(トヨタ車のテールランプ)、枯葉マーク(以前の高齢運転者標識もみじマークのこと)など三本語録は多くありました。

辛口評論家としては徳大寺有恒氏が有名ですが、外国車を異様に誉める徳大寺氏と違い、外国車でも日本の国内インフラ事情を考えていな装備や性能に対しては極めて辛辣でした。つまり公平感を感じたものです。

その三本氏の著書ですが、テレビで言う辛口はその人の本心が出ますが、やはり書籍ともなると、何度も推敲し、さらに編集者など何人もの目が通りますので、辛口にも限界があります。お歳で丸くなられたということもあるでしょう。

そうしたクルマに並々ならぬ思いを持った著者が、現在でも私と同じワーゲンポロにお乗りだとかで、ちょっと嬉しく思います。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇

「湾岸リベンジャー」は2001年に発刊された長編小説で、著者の戸梶圭太氏は、クルマにかかわらずバイオレンス社会小説がお得意ですが、一方ではコミカル系作品もあり、ユーモアたっぷりな「溺れる魚」は映画化もされています。

ストーリーは、愛妻を交通事故で失った元ラリードライバーと、同じく事故で孫を失った大金持ちの実業家がタッグを組んで、事故の原因を引き起こした走り屋へ仕返しするという物語で、主要な舞台は首都高湾岸線から大黒ふ頭、高速横羽線です。

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内容的にはノリがよく、ちょっとハチャメチャなところもありますが、それはこうしたクルマを使った小説や映画にはつきものなのでしょう。またこの小説を原作としたコミックもあり、そちらで読んだという方もいるかもしれません。

あと、オマケに雨の日には車をみがいて」五木寛之著 (角川文庫1990年発刊)をおつけします。

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(解説)
1966年。街にビートルズの曲が流れるその年の夏、ぼくは一台のオンボロ外車を手に入れた。シムカ1000。風変りな色に塗られたその車に魅せられたぼくは、女ともだち揺子の意外な成功と突然の転落のドラマを乾いた心で見つめていた。「車は雨の日にこそみがくんだわ」最後に揺子が残した言葉を忘れられずに、その夏からぼくの恋と車の奇妙な遍歴の季節がはじまる。ぼくは作家を夢みる青年だった。ぼくの愛した9台の車と9人の女たち。ぼくの青春はなにを失くし、なにを得たのだろうか?

第1話 たそがれ色のシムカ シムカ1000。
第2話 アルファ・ロメオの月 アルファ・ロメオ・ジュリエッタ・スパイダー。
第3話 アマゾンにもう一度 ボルボ122S・アマゾン。
第4話 バイエルンからきた貴婦人 BMW2000CS。
第5話 翼よ!あれがパリの灯りだ シトローエン2CV。
第6話 ビッグ・キャットはしなやかに ジャグヮーXJ6。
第7話 怪物グロッサーの孫娘 メルツェデス・ベンツ300SEL6.3。
第8話 時をパスするもの ポルシェ911S。
第9話 白樺のエンブレム サーブ96S

今回もこの単行本2冊+文庫1冊をセットにし、もし欲しい方がいらっしゃればお譲りします。
送料込み(離島、海外除く)で、1,500円です。申し訳ありませんが、バラ売りはしません。

先着1名様、問い合わせからその旨、ご連絡ください。近場(川崎市とその周辺地域)なら手渡しも可です。梱包する手間が省けるので、本当は手渡しの方がありがたいです。

販売有効期間は2020年10月末まで。

クルマの古書 その1 「無敵の最新FF車運転テクニック」黒沢元治著、「高性能シャシーの研究」舘内端著

クルマの古書 その2 「メルセデスの伝説」五木寛之著、「パンサー特急」田中光二著、「殺しのラフロード」新宮正春著

も、よろしく〜

【近日公開予告】
編み式のステアリングカバーを一新するため、ブツは購入済みです。基本は以前と同じスエード(バックスキン)で、糸は赤色です。前回編んだときの糸が緩んできたので、今回新しいものに交換です。ただもう少し涼しくなってからでないと、汗だくになりそうなので、近日公開予定!

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posted by makan at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感
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