2010年03月04日

ランエボXこの2年を振り返って その3(エンジン、その他)


ランエボXこの2年を振り返って3回目(最終回)です。

ランエボXこの2年を振り返って その1(足回り、運動性能、パワートレーン)
ランエボXこの2年を振り返って その2(エクステリア&インテリア)

今までのランエボでは名機と言われた4G63型エンジンをずっと使用してきましたが、このXからアルミブロックの4B11型に変更されました。当初は耐久性に問題ありとかいろいろと言われましたが、特に大きなトラブルも起きてなさそうで、振動もなく気持ちよく吹き上がるいいエンジンだと思います。

強いて言うなら私の買った初期モデルは、実際には300馬力出すことが可能なのに、様々な理由からデチューンして280馬力に押さえられており、1年後のマイナーチェンジ後にECUの調整だけで晴れて300馬力となりました。なにかメーカーと行政の都合とメンツだけで、ユーザーをないがしろにしているようにも思えます。

せめて280馬力に抑えられた初期のランエボXを、ディーラへ持ち込めば、有料で構わないのでECUをバージョンアップして300馬力に変更してくれるようなサービスがあってもいいのではと思うのですが、無意味な形式認定手続とかがあって難しいのでしょう。

ランサーエボリューション]年次改良(マイチェン)

ランエボはスカイラインやインプレッサと同様に、たくさんの後付けのパーツをチューニングショップやパーツメーカーが開発し、販売をしてくれています。その中にはエンジンECUがありそれを交換することによって、パワーアップしたり、自分の走り方や、走行条件にマッチしたセッティングが可能となります。

標準のECUは、街中で初心者が運転しても問題がないように安全マージンを十分にとり、万人に受け入れられやすい平均的な設定になっていますので、ランエボXをサーキットで主に使う人や、上級者などはそれを変えるだけで大きなメリットが得られます。

ただECUを変えることで様々な弊害も出てきやすくなるのと、ディーラーでは故障等の修理を受け付けてくれなくなる可能性がありますので、それらを十分に承知した上で、実績のあるショップやメーカーを選ぶ必要があります。私は今のところ、普通の乗り方しかしていないので、ECUを変更する予定はありませんが、でも(走ったことないけどサーキット用に)速度リミッター解除だけはしたいなぁっと、、、思ってます。

ランエボ専用アフターパーツが豊富にあるということは非常にありがたいです。例を挙げると、マフラー、センターパイプ、スプリング、ショックアブソーバ、車高調、補強パーツ、エアロスポイラーなど。

長く乗り続けると、消耗品以外も次々と壊れたりへたっていきますので、その時に選択の幅があるというのは重宝しそうです。

また三菱ではコストダウンの一環で、部品の共通化を図っていて、フォルテスはもちろんのこと、アウトランダーやRVRなどの部品(オプション品含め)も一部使えたりします。なのでヤフオク等で中古部品を探すとき、ランエボやCZ4Aで検索するのではなく、他の車種でも検索すると範囲が広がっていいかもしれません。

オートクルーズコントロール装置(ACC)は兄弟車のギャランフォルテスや輸出用のランエボXには装着されているものの、国内のランエボXには設定がありませんでした(マイナーチェンジ後はオプション設定あり)。

フォルテスに設定があると言うことは、つまり純正部品としては存在するということです。そのACCを初期のランエボXに装着する人が続出し、ディーラはその対応に苦慮していました。というのも「元々ランエボには設定がなかったので、取り付けるとどういう影響があるかがわからないので、保証や取り付け作業はできない。

付けるなら自分で自己責任においてやってね」という趣旨です。私には「認定外の装着なので車検は通らない」とまで脅されました。でも取り付けたもんね。詳しくは過去の考察の中に書いていますが、初期型ランエボXで唯一マイナー後より良かった点は、後付けでACCを付ける人がいるとはまったく想定していなかった「そこ」にありました(笑)

ランエボ]にフォルテス用オートクルーズ装着
ランエボ]に付けたオートクルーズコントロール(以下クルコン)についての考察

ボディカラーは、当初イメージカラーは赤でしたが、やや暗めの赤色ということで人気はイマイチのようです。一番人気は白で、黒と赤が拮抗し、その次が青と銀。青も綺麗ですがスバルのイメージカラーに近く、銀は極めて地味ということもあり人気は低いようです。

私が契約するときは、その人気のない青か銀で迷ったのですが、汚れが目立たないという究極のずぼらの虫が騒いで銀になりました。屋外駐車で、黄砂もよく舞い、風向きによっては東名高速の高架からもほこりが飛んでくる悪条件下なので、仕方がありません。

広い駐車場に停めると、ほとんど周りは銀色のクルマばかりで、紛れてしまい行方不明になることが多いです。せっかくエボを買っても周りに埋もれて目立たないのでは嫌だ!という人は、銀とか白以外を選ぶべきでしょう。

最後に、ここ数年急激な経済環境悪化とエコブームにより、小金持ちは軽や燃費のいい小型車を、中金持ちはプリウスやインサイトを、大金持ちはGTRやレクサスを買い、今更ファーストカーとしてランエボXを買う奇特な人は少ないでしょう。

ガソリン価格は安定せず、燃費も悪く、ハイオクを要求されるランエボは、登場して2年半で、早くも時代に取り残されてしまった過去の遺物になってしまったような気がします。

ガソリン代以外にも最高ランク(事故や盗難の確率が高い)の車両保険料、狭い駐車スペースや古いタワー式駐車場では横幅が納まりきらず、別途借りなければならない駐車場、特殊なサイズで半端なく高価なタイヤなど、私も維持していくだけで大変なのですが、なんとか最低10年間は乗り続けたいと思っています。

それはやっぱりオーナーと同じで時代に背を向けた骨のあるクルマが好きだからで、多少のネガティブな点は十分に消し去る大きな魅力があるからです。決して世の中のブームに流されないで、三菱がこれからもこういうクルマを絶やさずに作り続けてくれることを願って止みません。

ランエボXこの2年を振り返って その1(足回り、運動性能、パワートレーン)
ランエボXこの2年を振り返って その2(エクステリア&インテリア)



posted by makan at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ランエボ]
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/185791843

この記事へのトラックバック