異常に暑い日が続いた7月を逃してしまい、8月9日(月)に海水浴へ行こうと準備をしていたところ、夜中から大雨で、朝方もやまずに断念しました。そこでリベンジを期してお盆も近い8月13日(金)に出掛けました。
前日には台風が秋田に上陸し、風も波も強いかなと思ってましたが、天気予報は直前までは曇りのち晴れで、まぁまぁかなと思ってのことです。
しかし朝6時に起きてみたら、ありゃ〜一面空は曇っていて所々は黒っぽい雲です。本当にツキがありません。でも到着することにはきっと晴れるかもと淡い期待を持ちつつ、当初の予定していた鹿島灘方面へ出発です。
なぜ鹿島灘?と言うと、今まで行ったことがない場所がいいなと言うことと、日帰りの往復で渋滞も少なそうなところと考えてのことです。また同時に鹿島灘に大量に設置されている風力発電装置の雄姿を見たかったこともあります。
首都高から湾岸道経由、東関東自動車道の潮来まで一気に走ります。もちろん途中のパーキングでアドマイヤのコーヒールンバはデフォです。

この潮来(イタコ)という地名は、私にはどうしてもシャーマニズムの口寄せを行う恐山のイタコのイメージが強く(潮来市の方すみません)、この日本語としては一種独特の語感の共通性について謎に思っています。
東関東道の終点でもある潮来ICの出口にはETC専用出口が一カ所しかなく、ここで渋滞が発生していましたが、首都高用賀から潮来までの高速道約110kmで混んでいたのはこの場所だけでした。
潮来ICを出るとすぐに水郷有料道路に入りますが、2009年12月から有料ではなくなっていました。でも現在もまだ水郷有料道路って呼ばれているんですね。
神栖(かみす)市街地を抜けて鹿島工業地帯を横に見ながら鹿島灘をR124を下っていきます。
途中神栖市海浜運動公園方向へ曲がり海岸線へ出ると大きなプロペラが見えてきました。洋上風力発電ウィンド・パワー神栖です。防波堤の向こう側にズラリと並んでブンブン回っています。

いや〜壮観な眺めです。直径80mもあるプロペラは近くで見ると迫力が違います。この鹿島灘ではこの洋上風力発電が7月から運用が始まりましたが、陸地に設置されている風力発電装置はあちこちにあります。
中にはスバル(富士重工業)製の風力発電装置もありました。「スバル80/2.0」というダウンウインドロータです。元々は中島飛行機としてプロペラ戦闘機の名機を輩出していた会社ですから、欧州製が主流のこの風力発電の中で国産品も頑張ってもらいたいものです。

その後も鹿島灘の海岸沿いに走ると波崎ウィンドファームの風力発電装置が連なっています。途中に展望台もあり、海岸へ出ることもできます。


海水浴場はこのあたりでは一番大きな波崎海水浴場へ行きました。駐車場は500円。海の家(更衣、トイレ、浮き輪の空気入れ等)はひとり600円(中学生以下は300円)です。
ところが、相変わらず曇り空で気温も上がらず、海水温度も17度とちょっと愉しむのには残念な状況です。さらに途中から雨が降ってくるはで、早々に引き上げてきました。
せっかくここまで来たので、8kmぐらい先の犬吠埼灯台へ行ってみようと銚子へ向かいます。
銚子には創業1645年今から360年も前から醤油を作っているヤマサ醤油があります。たまたま信号で停まったところの横がそのヤマサ醤油の本社でした。
古い建物と新しい建物、それに大きなタンクなどがあり、いかにも名門っぽい雰囲気があります。
そして犬吠埼灯台です。灯台の上には登りませんでしたが、灯台の周囲をぐるりと一周回ってみました。房総半島の突端ですので水平線が丸く見えてなかなかの絶景です。

帰りも同じ道で帰ってきましたが、首都高の浜崎橋JCTから池尻大橋までの間が渋滞していたぐらいで概ね順調でした。アクアライン経由なら、海ほたる付近で混雑していたようで、鹿島方面へ行ったことは正解だったと思います。
レインボーブリッジを渡った後、首都高上からも遠目ですが建設中のスカイツリーがよく見えました。
白状するとスカイツリーを生で見るのはこれが初めてです。走りながら勘でシャッターをきりましたがなんとか写ってました。

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