2011年明けましておめでとうございます
2009年は筑波山、2010年は九十九里浜(片貝中央海岸)へと初日の出を拝みに行きました。
その2回で懲りたのは行くのが遅れたせいもあり、駐車場に入れることができずに路駐したまま初日の出を参拝したことと、トイレが近くにないか、あってもものすごく並んでいるかして困りました。
今回は(1)駐車場が広い(2)もし駐車場がいっぱいなら代案もあり(3)トイレ設備がある(4)あまり混雑しないの条件を探して、富士宮市にある「まかいの牧場」を第一候補としました。
この「まかいの牧場」は元旦は朝6時から営業を始め、富士山と日の出が両方見える広い場所があるというので。朝6時に到着すればたぶん入れるだろうということと、万一いっぱいなら、少し先にある「道の駅朝霧高原」(たぶんこっちのほうが早く混雑するのかも)もあるかなということで、朝4時半に川崎を出発しました。
日本海側では寒波が来て大雪でしたが、太平洋側は比較的暖かな朝で、出発時は気温0度、走行中も山の中でも0度より下がることはありませんでした。
東名高速富士ICで降り、西富士有料道路は無料化実験中でラッキーし、国道139号線を北上していきます。
富士宮市といえばB級グルメの焼きそばが有名ですが、さすがにこの時間帯ではコンビニぐらいしか開いてなく、何も食べず何も飲まずに一気にまかいの牧場へ。
到着したのが6時少し過ぎで、まだオープン直後でしたが、駐車場は1/3ぐらい埋まっていました。
駐車場は100台ぐらい停められる大きさですが、一旦埋まると日の出が完全に出終わるまでは出て行きませんから、空き待ちで並んでいても無駄なだけです。
到着したときはまだ暗く、細い月と明けの明星(金星)が綺麗に見えました。

20分ぐらい経つと明るくなってきました。もう水平線だったら日の出が見られるのでしょうが、富士山が間近にあるので、まだしばらく昇ってきません。富士山はこの季節にしては雪がやや少なめです。

6時45分からツアーが始まり、通常なら入園料(大人700円)が必要な牧場内へこのときだけは無料で開放されます。
5分ほど登った丘の上から初日の出を見ますが、園内には様々な動物が飼われていて、干支にちなんで迷惑そうなウサギも係員に抱えられ、渋々愛想を振りまいていました。

7時頃にはすっかり明るくなりましたが、まだ太陽は現れません。天気はここ数日で最高とのこと(現地牧場の方)で、雲一つなくこの3年間の初日の出参拝の中でも最高のコンディションでした。

そしてついに感動の初日の出が!

ちょっと富士山の中心と日の出の場所が少し離れています。広角レンズなら問題ないですが、携帯のカメラやあまり広角でないコンパクトカメラだと両方が入らないかもしれません。

富士山の頂上付近から日の出が登るのは本栖湖あたりとのことですが、広い駐車場もなく、混雑するとネットで書かれていましたので、今回はまだそれほど有名ではないこの牧場にしました。
このまかいの牧場と本栖湖の中間にある朝霧高原(道の駅)ぐらいがちょうどいい感じかも知れませんが、このあたりでトイレと広い駐車場があるのはそこだけですので、おそらく混雑していそうです。
まかいの牧場では園内の解放以外にも、暖かいミルクと杵つき餅も無料で振る舞われました。トイレも清潔でありがたいことです。そういう恩恵があれば、ついつい財布が緩み、牧場で加工されたベーコン、プリン、ヨーグルト、チーズケーキを購入しました。その価値は十分あります。

初日の出を浴びてきらめくランエボ君。洗車してなかったのが不覚ですが、汚れはうまく隠れています。

初日の出シリーズ!2019年元旦 東扇島(2019年)
今年の初日の出はレインボー(2018年)
初日の出参拝はつばさ公園で(2017年)
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