船の科学館主催「シップ・ウォッチングin東京湾」に当選したので家族と参加してきました。
この「シップ・ウォッチングin東京湾」は7〜8月に数回おこなわれますが、今回は1度目はハズレ、2度目で当たりました。船の科学館は今年の9月末で閉館しますので、「最後のシップ・ウォッチングin東京湾」(添乗員のアナウンス)ということになります。
元々このイベントは知人の方のブログで知ったのですが、どちらかと言うと子供向けのイベントかなと思っていましたが、普段見ることができない海上から眺められ、大人でも十分に楽しめます。そのせいか、あまり宣伝していない割りには参加希望者が多く、当日も家族連れと共に高級カメラを抱え、人を押しのけてでも撮影のベストポジションを取ろうとするた単独参加?の大人も多く見られました。
クルマで行くので途中渋滞で遅れるわけにはいかないのと、乗船が昼過ぎの1時半なので、早めに行ってお台場のどこかお洒落なレストランで食事をしようと考えてました。
平日ですのでそれほど混んでないと思いきや、首都高のC1がナビを見ると真っ赤に染まっていて、しつこく下道の迂回路を勧めてきます。結局それに従い、首都高には乗らず、246から環7でお台場へ向かいます。
途中、土砂を満載した明かな積載オーバーなダンプが我が物顔で走ります。白ナンバーなので、運んだ量がお金になる個人事業者なのでしょうが、道路も傷むし、事故も起きやすくなるでしょうから取り締まってもらいたいものです。
#写真はクリックすると拡大します

かなり早めに出たので乗船時間には問題ないものの、下道で来たので思ったより時間がかかり、パレットタウンなどお台場の人気エリアへ行ってのランチは無理そうで、直接船の科学館の駐車場へ入りました。それが大きな誤りだったとは知るよしもなく。
さっそく船の科学館でイベント参加費用(大人千円、子供五百円、入館料含む)を支払い、さぁ先にどこかで食事をと思ってみたものの、船の科学館の建物の中に1カ所だけ地味でやる気のなさそうな中華レストランしかありません。
船の科学館が閉館になると当然同じ建物に入っているこのレストランも閉店するのでしょう、室内は広いながら古く、民営化される前の高速道路のサービスエリアによくあった高ピーなレストランのような感じです。
そこで食べたのはあんかけ焼きそばです。他にも中華バイキングや一品料理ものもありましたがカツ丼とかもあり、どういう主旨なのかよくわかりません。やっぱり国交省管轄の旧道路公団のファミリー企業が、随意契約で殿様商売を運営してきた高速のサービスエリアのレストランと同じ腐臭がします。

考えてみるとこの船の科学館も「一日一善」で有名な笹川一族が運営してきた財団法人日本船舶振興会を元とする公益財団法人日本財団がおこなっていますので、当然のごとく国交省や海運業界との関係が深く、そこでリタイヤした人をこういう関連レストランで働いてもらっているのだろうと思います。
食後はレストランからエレベーターに乗り、船の科学館の展望室(レストランの上)に上がると360度の眺望が楽しめます。
フジテレビがお台場合衆国のイベントをやっていて大層賑わっています。

上:レインボーブリッジ 下:青函連絡船だった羊蹄丸と青海客船ターミナル

1時になったので、船の科学館から徒歩で5分ぐらいの青海客船ターミナルへ向かいます。船の科学館の別館となっている羊蹄丸が係留されているすぐ側のターミナルですが、このターミナルは名前こそ立派ですが、ほとんど乗降客のいない海上バスが1時間に1本程度入る程度でかなり寂れていました。
元青函連絡船だった羊蹄丸は、閉館のあとの引き取り手が決まってなく、このままではスクラップとなってしまうようです。
左上:乗船する東京都観光汽船「海舟」 左下:東京海上保安部巡視艇 右:船の科学館展望台に「航海の安全を祈る」の国際信号旗

船内は1階(デッキ内)、2階(デッキ内とデッキ外)、屋上とあります。私は迷わず景色が360度眺められる屋上へ。
コースはいつも決まっているようで、築地市場の移転先となる今はまだなにもない人工島の前を過ぎ、建設中の東京ゲートブリッジの近くまで進みます。
上:スターウォーズに出てきそうなコンテナクレーン群(通称キリン) 下:遠くにスカイツリー

その途中では水上警察の小型船が3隻現れて歓迎をしてくれます。仕事とはいえ、毎度毎度ご苦労様なことです。
警視庁東京湾岸警察署のあおみ、だいば、すみれ

またこの辺りは羽田空港が近いため、次々と航空機が降下してきます。偶然ポケモンジェットが降りてきました。

上:今年中には開通予定の東京ゲートブリッジ 下:高さがギリギリの橋をくぐり抜ける

その後、東京ビッグサイトの前を通り、小さな橋をいくつかくぐり抜け、レインボーブリッジの下へ出てきます。東京湾を横切り、晴海埠頭の前を過ぎ、晴海通りにかかる勝ちどき橋の前まで来てUターンです。すぐ横には築地市場や浜離宮が眺められます。
上:東京ビッグサイト 下:かちどき橋

今度は水上消防署と税関が迎えてくれます。子供達には「働くクルマ♪」ではなく「働く船♪」ですね。
上・中:臨港消防署のすみだ 下:東京税関の監視艇(屋根がブルーが目印)

再びレインボーブリッジの真下をくぐり、スタート地点の青海客船ターミナルへ戻ってきます。
上:ホテルトラスティ東京ベイサイド 下:レインボーブリッジ直下

小さな橋をくぐるときは、高さがギリギリで、屋上が閉鎖されましたので、その時以外はずっと屋上に出ていました。そのせいですっかり日焼けをしました。でも普段なかなか見ることのできない位置からの東京湾岸の風景を眺めることができ、新鮮で楽しかったです。
青海客船ターミナルに戻ってくると東京税関のゆるキャラ「カスタム君」がお出迎え。希望者はこのあと東京税関のショールーム「情報ひろば」へ案内されます。再び船の科学館へ戻り、飾ってあった戦艦陸奥の主砲も撮影してきました。いやでかい。

そう言えば、私が中学生の頃写真を撮りに舞鶴の海上自衛隊をひとりで訪れた時、勝手に岸壁の自衛隊の敷地内に入って艦艇を撮っていたら(当時は警備も少なく緩かった)、白服を着た下士官がツカツカとやってきて「ありゃ怒られるかな?」と思ったら「司令がお呼びです」と。
駐屯地の一番偉いさん?である艦隊司令から昼食を一緒にどうかと招待され、遠慮なく自衛隊の昼食をいただき、かつ、その1年後に舞鶴でおこなわれた海上自衛隊の観艦式まで招待をしてもらい、当時の旗艦だった護衛艦たかつきに乗船し、沖合へ出て、潜水艦訓練、対潜哨戒機からの爆薬投下訓練などを間近に見たことをふと思い出しました。ま、今回はそれと比べると迫力もなにもあったもんじゃないですけどね。
見学航路

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