2012年10月20日

私のZライト(山田照明)物語



山田照明株式会社と言えばそれだけでピンと来る人もいるかもしれませんが、おそらく社名よりよく知られたブランド名「Zライト(Z-LIGHT)」のほうが一般の人にとっては馴染みがあるでしょう。

私が子供の頃からこのブランド(商品)は、テレビCMに登場していて、あこがれの電気スタンド(クランプで固定式)でしたが、値段は子供向けではなく、どちらかといえばお洒落なインテリアやプロユースにマッチする大人向けのスタンドでした。

Zライトは山田照明初代社長の山田繁夫氏が、終戦後まもなくアメリカで見た作業灯を輸入し、改良を施して1954年(昭和29年)に発売したのが最初です。現在でも基本形はほとんど変えず、中身は進化しながら売れ続けているロングセラー商品です。

そのZライトを購入したのはハッキリと定かではないですが、今から30年ぐらい前のことで、私が社会人になってから、会社の寮住まいとなり、そこで、デスクとベッドと両方で使える照明器具はないかな?と探していたところ、この製品(Z-104型)に巡り会いました。

大きなアームが自在に動くので、デスクの上でも、隣のベッドで読書をするときにも使えて便利です。

それから何度も引っ越しをして、結婚もして、生活環境はすっかりと変わりましたが、このZライトだけはずっと私のデスクやベッドの近くにあり、なくてはならない存在でした。30年以上も壊れずにずっと身近にあり続けた家電製品はこれをおいて他にはありません。

たかが電気スタンドというなかれ、なにが違うかと言えば、安っぽいプラスチック製のものが多い中で、ほとんどの部分がしっかりとした金属製で作られ、長く折りたためる重いアームを支える固定式クランプも、小さめながらも金属で頑丈に作られて、しっかりと締め付ければどんなにアームを動かしても緩むことはありません。

電球は自分の好みに応じて昼白色、昼光色、赤みがかった電球色などいろいろと試してみました。いまは読書に最適と思われる白色系の電球型蛍光灯を使っています。ワット数も標準品が100Wに対して電球型蛍光灯だと20W程度のもので済みます。

最近は8W程度のLED照明が主流となっていて、この節電のご時世に電気スタンドごときに100Wの電球を標準にしているのはちょっとどうかと思いますが、プロユースならば理解はできます。

その大事に使ってきたZライトが、とうとう先日お亡くなりになってしまいました。

土曜日の夜に点灯させていた際、突然大きな「バチッ」という音とともにライトが消えてしまいました。電球が切れる音ではなく、明らかにどこかがショートをした音です。

一応、別の電球に交換してみましたが、やはり点灯せず、中のどこかでショートを起こしてしまったようです。毎夜、このZライトを点けて読書をしていますので、これがないと代わりのものもなく、非常に困まりました。

自分で修理できるかな?とコンセントを外し、電球を外し中のシンプルな配線部分をのぞくと、ソケット部分につながっている布巻の電気コードが途中でブラブラしています。短絡した際に音が出た場所も電球付近からだったので、たぶんこれがショートの原因でしょう。

いくつかネジをとって首(照明のお皿)の部分を分解してみましたが、ショートして切れたのはちょうど首の可動部分で、丈夫な布巻きコードでしたが30年間ですり切れてしまったようです。その部分だけ焼き切れたコードを継ぎ足して補修するには、私の技では難しそうです。

ま、30年間ほぼ毎日使ってきたスタンドですから、そりゃ壊れもするよな、とあきらめることに。

ただ、秋の夜長に1日たりとも読者できないのは困るので、翌日に家電量販店へ行って買いに行かねばなとぼんやり考えていましたが、以前子供の照明を買いに行ったとき、私のお薦めであったこのZライトがどこにも売ってなく、途方に暮れた思いがあったので、先にネット(Amazon)で探してみました。

おぉ、ちゃんとあるある、進化したZライト「Z-LIGHT Z-108 B ブラック」(送料込み3,940円)が。色は黒と白とグレーの3色です。

が、しかしAmazonを見ているとすごくよく似たスタイルで別のメーカーのスタンド「ヤザワ アームライト シルバー CFS7SV」(送料込み1,800円)というのが、Zライトの半額以下で出ているではありませんか。スタイルは完全にパクリと思われますが、その安さに思わずクラクラきます。

安いのでこれでいいかな?と浮気心が芽生えましたが、購入者のコメントを読んでみると、全体的に評判は決して悪くないのですが、中には「重いLED電球を入れると首の可動部が勝手にお辞儀してしまう(角度が変わる)」「本体を支えるクランプがプラスチック製で耐久性に難あり」「説明書が誤字だらけ」といくつかの不満が指摘されています。

例え半額でも、もしこの製品が数年で壊れてしまえば結果的には高くつきます。なんと言っても前のZライトは30年間電球以外は無故障です。もし新しいZライトも同じ耐久性能を発揮すれば、次に壊れるのは私の寿命よりもたぶん先のことです。ということで、送料無料(但しスピード配達の翌日配達してもらうためプラス350円)のAmazonで「Z-LIGHT Z-108 B ブラック」をポチッとな。

オーダーしたのは土曜日の夜11時半頃です。決してどこの店でも在庫があるような製品ではなく、遠くの倉庫から出庫してこなければならないはずなのに、それでも翌日しかも日曜日に配達をしてくれるなんて、まったくAmazonって、いや日本の流通ってすごいと感心させられます。午前中の発注ならば当日便というのもあるそうで、またまたビックリ。まるで宣伝マンのようですが違います。

そしてそれは日曜日の夕方に届きました。これでまた明るい照明で読書ができます。

壊れた約30年前のZライトZ-104(分解後)(上)と今回購入したZライトZ-108(下)
20121014_1x.jpg

最後に、Zライトは高級をウリにしているので、日本で製造されていると思っていましたが、届いた製品をよく調べてみると残念ながら最近の多くの工業製品と同様「Made in China」でした。半額以下の「ヤザワ アームライト シルバー CFS7SV」も中国製ですから、この差は品質管理とブランド価値の部分が大きいのでしょう。ちょっとガッカリしました。

ただし30年前に買ったZライトは5〜6千円ぐらいしたような記憶がありますから、実売価格は上げず(逆に下がっている?)、国際競争力を高めるためには日本で作っていては割に合わないのでしょう。

あと今まで使ってきたZライトは表面が傘の部分も含め全部金属製で、アームは太い一本もの、関節部分のスプリングはアームに内蔵されていました。今度の新しいものは、首の外側のカバーが樹脂製(内側は金属製)、アームは初期の頃の形式に戻ってスプリングがむき出しの細い2本アームのタイプでした。

この2本アーム式、気をつけないとよそ見してアームをつかんで動かすと、必ずといっていいほど指を挟んで「アチチ」となるんですよね。小さな子供は危ないです。果たして進化なのか退化なのかちょっと微妙な感じがします。

あこがれのZライト買うならAmazonがお勧めです。送料無料でたぶん他より安いです。
Z-LIGHT LEDデスクライト Z-108LED B ブラック E26LED電球 昼白色

そこまで高級品はいらない、あるいは子供用にというならば、質感はやや落ちるようだけどこちらもお勧め。
アームライト シルバー 04-2958

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posted by makan at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他雑感
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