2014年10月11日

ランエボX から N-WGN へ その1(プロローグ)



と、言うことで(笑)、思うところがあり、唐突ですがクルマを買い換えました。

まずは、自分では過去最高の相棒として愛着もあるランエボXを売却した3つの理由

・維持費の負担がたいへん
・遠乗りしなくなった
・危険を感じた


です。

通常の保守やメンテナンスの範囲の「維持費」については、最初から理解していましたが、購入当時にはわからなかったこととして、「任意保険がめちゃ高い」、「ガソリン価格が高騰」、「ETC割引がほとんどなくなった」、「6年を超えて故障や補修が増えてきた」ことなどがあり、ご多分に漏れず、手取り収入が減っていく中で、維持費だけが年々増加していくことに、耐えきれなくなりました。

任意保険については、あまりの高額保険料で年齢制限を35歳以上限定にせざるを得なく、まだ20代の子供達にクルマを貸し与えることができません。もし年齢条件を付けなければ、ノンフリート等級が最高の20等級でも軽く年間20万円を超えてしまいます(車両保険込みの場合)。

そして強制保険(自賠責保険料)もガソリン代もランエボ購入当時の6〜7年前と比べるとそれぞれ約20%も上昇しています。逆に手取り年収や可処分所得は増税や社会保険料の上昇などで下がってきているのにです。

その他の出費では、先日カーナビの故障で修理に出したり、冬のスタッドレスタイヤもそろそろ限界で交換の時期がきていたりと、あまり乗っていないのに関わらず、維持や補修費だけは毎年着実にかさんでいきます。

「遠乗りしなくなった」は、上記のガソリン代高騰やETC割引減少の影響もありますが、それよりも子供達が成長し「家族でお泊まりの遠出をする機会がなくなった」のと、親もとうに亡くなり「実家がある関西方面へ里帰りすることも減った」、それに年齢からして「体力の低下や体調不良のせいであまり出掛けなくなった」ことがあげられます。

「危険を感じた」については自分自身ではそうじゃないと異論を挟みたいところですが、実際、視力(特に動体視力や視野角)や体力、集中力、その他運動神経は年齢と共に確実に衰え、ランエボXのような一瞬も気を抜けない暴れ馬を、いつまでも抑え込み、自由に操るのはもう無理かなと思うようになりました。悲しいことですが。

それを思い知ったのは、この8月に平日早朝のガラガラに空いた磐梯吾妻スカイライン(とその周辺の山道)を、気合いを入れて攻めてみましたが、その時気がついたのは、横着してオーバースピードでタイトコーナーへ突っ込む自分の運転(判断)ミスを、ランエボXの4輪制御システムが、なにごともなかったようにミスを帳消しにしてくれていることがわかりました。

つまりそのような機能がない20年前のクルマだと、おそらくカーブを曲がりきれず、スピンしたりガードレールにぶつかっていても不思議ではないなと感じたことで、そういう意味ではミスをミスでないようにしてくれるランエボXの技術と安全性はとても優れものです。

そんな自分の年齢や運動神経の衰えを考えず、一見すると自分の腕が上がったように思い上がり、錯覚させてしまう最新電子技術を頼りにして、このまま無謀?な運転を続けていくと、いずれは酷いことになりそうだと「危険を感じた」わけです。

そうした上記の理由から、今回ランエボXを手放し、維持費が安くしかも運転も楽しめそうなホンダS660(来年発売予定の軽のミドシップオープン2シーター)なんかがいいなぁって考えていましたが、なかなか詳細な情報が入ってこず、いつ発売されるのかもわからずモヤモヤしていました。

s660_01.jpg

で、結局、ランエボXから乗り換えたのは軽のホンダのN-WGNカスタム(ターボ)。

nwgn.jpg

でも、なぜランエボと対極にあるようなクルマに?

当初の目的は近所のホンダディーラーへS660の予約開始時期を聞きに寄っただけでした。しかしディーラ側でも雑誌やネットの情報以外の新しいネタはなく、わかっているのは、「軽規格のミドシップオープン2シーターで、積まれるエンジンは現在のNシリーズに積まれている660ccターボエンジン」だということだけ。

ふ〜む、それならせめてS660に積まれる660ccターボエンジンとやらのフィールを先に体感しておくのも悪くないなぁって思って「軽ターボ試乗できる?」って聞いたら、「N-ONEのターボなら」ってことで、さっそく試乗。

N-ONEはボディの軽さもあり、市街地では思っていたよりもキビキビと走ってくれるし、通常の試乗コースから外れて、長い急な坂道へ持ち込み、アクセルを床まで踏み込んでみると、ランエボの暴力的な加速力には遠く遠く及ばないものの、意外と急坂でも加速してくれます。今まで軽自動車には興味もなく、走りや品質についてまったく無知だったけど、これほどまでに走りが進化しているとは新たな驚きでした。

そして、もう一台、ターボじゃないけど乗ってみませんか?って強く勧められたのがN-WGN。こちらは昨年(2013年)11月に発売開始されたもので、先に発売されていたN-ONEとN-BOXのいいとこ取りをした中間的なサイズの軽ワゴン。軽のベストセラー、スズキのワゴンRやダイハツのムーブとガチンコぶつかるクルマで、ホンダとしては満を持して(後出しじゃんけん)で出してきたハイト系ワゴン(背の高い軽ワゴン)の自信作だとか。でもこれをランエボ乗りに試乗を勧めるとはどういう了見なのか?

その試乗車はターボエンジンではないので、走りは遊園地の子供向けゴーカートのように、とろくてイマイチですが、車内の広さ(頭上高や足下)や、後席の広さ、限られたスペースなのにあちこちにある大きな収納スペース、それに最新の安全装備などにビックリで、なにか目から鱗状態です。

ランエボ乗りにCR-Zなどスポーツタイプのクルマを勧めても、走りにおいて優位な点はなにひとつないけれど、N-WGNのような明らかに真逆な価値観を持っているクルマだと案外インパクトを与えるということをディーラーの人は見抜いていたのかもしれません。その策略?に見事絡め取られました。

試乗を終えてから、一度見積もりを出させて欲しいとのことで、こちらも買う気もないのに試乗させてもらった負い目もあり「いいですよ」と答えつつ、ならばと、カタログを見つつ私の希望を率直に伝えます。

見積もりには完成度が高いと感じたN-WGNカスタムのターボで、色は白(オプションで少し高い)、ナビは高額な純正ではなく慣れたカロナビを付けたいので、後付けできるナビ装着用スペシャルパッケージ仕様(ナビ本体は付いていないが配線やバックカメラが最初から施されている仕様)で、しかも道を選ばない4WDがいいかなぁ〜って。

そうすると、一度見積書を作成するため奥へ引っ込んだあと、再びやってきて、声を潜めて「今の要望で4WDという以外はすべてマッチしているFFの登録済み車がありますが、それを安くしますのでよかったら買ってもらえませんか?」って。

なんでも消費税がこの4月から上がり、この新型車も当初の販売予定台数より大幅に売れ行きが鈍ったらしく、先を見越してメーカーに発注していた分が相当に売れ残り、ディーラーが仕方なく在庫車として登録していたようです。

通常はそういうクルマは、いわゆる新古車(未使用中古車)として中古車流通市場に流れていくものですが、このディーラーではなんとか自社で売ってしまおうという作戦のようです。

その未使用登録車、詳しく聞くと3ヶ月前に登録されたもので、なんやかやと新車価格と比べて本体だけで約20万円程度安い値付けです。そういう車を今まで買ったことはないので、よくわかりませんが、ま、それが相場なのでしょう。

その2(契約編)へ続く

【試乗】
ロードスターRFに試乗してきた
今さらですがS660に試乗
トヨタ86試乗
ランエボX から N-WGN へ その1(プロローグ)



posted by makan at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ランエボ]
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