2014年11月21日

N-WGNにグランドエフェクター取り付け



クルマが走行する時は、空気の壁にぶつかり、その空気を上下左右に切り裂きつつ、ものすごい抵抗を受けながら走ることになります。

空気抵抗をできるだけ少なく、またぶつかった空気の壁をうまく後へ流すべく、そして、その空気を利用してクルマが浮き上がらないようにしたり様々な工夫がおこなわれています。

よくニューモデル発表の時にCD値という言葉が使われますが、このCD(Constant Drag)値とは空気抵抗係数のことで、この係数に、前面投影面積(真正面から見たときの総面積)を掛け合わせると、そのクルマが正面から受ける空気抵抗を数値化したものがわかります。

CD値は係数ですから小さいほど空気抵抗が少なくなって有利ですが、スポーツカーのように前面投影面積が小さいものと、ミニバンやトラックのように大きなものとを比較するならCD値の差はあまり関係がありません。

ただこのCD値は「空気抵抗を少しでも下げる」=「燃費や走行安定性がよくなる」に関わりますから、どこのメーカーも売れるデザインとのせめぎ合いをしながら工夫をしています。

ただここで困るのが、単に空気抵抗を限りなく減らせばいいかというとそうではありません。クルマの居住性能や全体のデザインバランスはもちろんですが、レーシングカーやスポーツカー、それに最近ではミニバンにまで普及しているエアロパーツがそうであるように、クルマが高速で走る時、路面からの浮き上がりを抑えて、タイヤを路面と確実に密着させておく必要があります。

その中でも最近注目されてきているのは、難物だった車体の下に入ってくる空気をどう処理するかです。

車体の下に入り込む空気は、ある速度以上になってくると車体を浮き上がらせる原因となります。つまりいくら前後のスポイラーで車体を下へ押さえつけようとしても、固い地面と固いボディの間に大量に入ってくる空気が、軽々とボディを持ち上げ走行性能を落としてしまいます。

それを避けるには、地面ギリギリまで車高を落とし、大きなフロントスポイラーを付け、空気をボディの下に入れないようにする方法がありますが、そうした場合、一般道では段差や急坂で下をこすってしまい、サーキット走行以外では実用的ではありません。

そこで最近の傾向として、車体の下側を平らにして、入ってきた空気をうまく逃がしてやる構造にしたり、その空気を利用してダウンホースが得られるように、前後のエアスポイラーとともに、車体の下を流れる空気を整流するためにグランドエフェクターを付けるケースがスポーツカーを中心に増えています。

そしていまでは高速走行を楽しむスポーツカーだけでなく、特に高速走行時にふらつきがちなミニバンなど腰高のクルマにも有効なグランドエフェクターが流行の兆しがあるとのこと。

私もランエボからN-WGNに乗り換えて、まず最初に感じたのが中高速コーナーでの大きなロールと、高速走行時に持ち上げられるようなフワフワした感じがする不安定感で、ロールはクルマの性格上仕方がないとしても、高速走行時のフワフワ感はどうにも気に入りません。

そこで、懇意にしているプロトの方に相談したところ、このDCUATRO(ディーキャトロ)のグランドエフェクターを勧められたわけです。
http://www.plotonline.com/car/dcuatro/lineup01.html
http://www.plotonline.com/car/dcuatro/index.html

ge01.jpg

なんでもこの製品のハイエース用はバカ売れしているようで、時速40km/hぐらいから明らかに走行安定性が高まり、一度付けたハイエースに乗ると、付けていないハイエースでは恐怖を感じるほど違いがあるとのこと。

そこで私もさっそくN-WGN用のグランドエフェクターを購入して取り付けてみました。N-ONEやN-BOX用と共通のものです。取り付けはウマ掛けができれば簡単そうなので自分でおこないました。

ge02.jpg

取り付け自体は説明書通りにおこなえば片側15分もかかりません。それよりも自分で付けるときはジャッキを出して、キコキコ持ち上げ、ウマをかけるほうがずっと手間がかかりますが、フロント側だけを上げれば十分でした。初めてだったのでどこにガレージジャッキをかますか悩みました。

そして装着後の感想ですが、一般道では鈍いのかあまり変化は感じられません。しかし高速道路を走ってみて感じたのは、車高を下げたっけ?って思うぐらい、走行中下へ押しつけられる感がありました。

接地力が高まることで、ネガティブな要素としては燃費が悪化することもあるでしょうけど、FF車の場合は、「駆動輪」兼「操舵輪」ですので、前輪が高速走行時でも安定して接地していることが重要です。

しかしスポーツタイプのクルマと違ってN-WGNやミニバンのような構造の場合、どうしても腰高でCD値は高く、正面から受ける風圧で浮き気味になりますが、それをうまく処理して接地性を高めてくれているなと感じることができます。

自動車メーカーは、あまり燃費を気にしなくてもいいスポーツタイプのクルマ(ランエボとかNSXとか)では一部にグランドエフェクターを純正でも取り入れていますが、やはり軽とかミニバンだと燃費や積載量が優先し、こうした取り組みは進んでいないように思われます。

下道だけの通勤で使うだけ、近所への買い物だけという場合だとまったく必要ありませんが、ハイペースで流れる地方の国道や、高速道路をよく走る場合には、このグランドエフェクターを付ける効果は、思いの外あるように思います。

私が買った「プロト」への問い合わせ先はこちらからできます。
https://x443.secure.ne.jp/~x443015/cgi-bin/form/mailform.cgi?_form_id=plot_form

※ちなみに私は(株)プロトに知人がひとりいますが、特に利害ある関係者ではなく、またこの製品を紹介することで利益を得るわけではありません。装着は注意書きにもありましたが、車高をすでに下げている場合、法定の最低地上高に違反してしまう可能性があり自己責任で、また装着後の感想については車種の違いや個人差があると思われます。

Amazonでも売ってます
ディーキャトロ D-CUATRO グランドエフェクター GE1 N-BOX/N-ONE/N-WGN 2WD/4WD共通 DGE2626

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posted by makan at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | N-WGN
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