2014年12月06日

関ヶ原と京都旅 その2



関ヶ原と京都旅その1」では、深夜に川崎を出発し、朝方に関ヶ原に到着、観光客が少ない早朝に古戦場をサクッと見て回りました。関ヶ原でモーニングセットを食べて、距離にして約90km先の京都市内へ向かいます。

紅葉シーズン真っ盛りで、しかも3連休の初日、名神高速がもし大混雑していたら、下道でこそっと京都へ入ろうかと思ってましたが、特に渋滞情報は出てなく、そのまま名神を使っていくことにしました。まだ午前中だったからよかったみたいです。

名神高速では京都東ICで降りるクルマが高速の本線上にまであふれ出していて、大津ICから京都東ICまでが渋滞していました。でも渋滞箇所はそこだけだったので、思いの外早く市内に到着しました。

紅葉狩りは南禅寺〜永観堂というお決まりコースで、途中南禅寺境内にある湯豆腐でランチなどと考えていましたが、周辺のあまりの人と車の多さから、即決で断念し、平安神宮を通り抜けて、人が少なそうな「浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺」へ向かいました。クルマ旅はこのように状況に合わせた作戦変更が容易で便利です。

金戒光明寺は5年ほど前に「そうだ京都へ行こう」キャンペーンにも使われていましたが、交通の便があまりよくなく、観光客にはいまいち人気がありません。

しかしここは平安時代末期、浄土宗開祖の法然上人が比叡山から下りたのち修行をした場所であり、また江戸時代末期には会津藩主松平肥後守・京都守護職本陣にもなっていた関係から、江戸からやって来た浪士達が新撰組を結成し活動を開始した場所としても有名です。

黒谷へ向かう狭い道を抜けると境内に広い有料駐車場があり(ちょっとお高め)、クルマ旅の人には穴場です。もちろん紅葉は感動するぐらいに綺麗で、夜はナイターもやっていました。

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紅葉を堪能したあと、この日の夜は、久々に学生時代の友人の家に集まって、すき焼きパーティをすることに。私は鯖寿司が食べたかったので、高級回転寿司「にぎり長次郎」で、持ち帰り寿司を買って持っていく係になってます。

買ったのは「握りの盛り合わせ」と「京風鯖寿司」「巻き寿司の長次郎巻き」の3種。あらかじめ電話で予約をしておくと待たなくていいので便利です。鯖寿司も巻き寿司(太巻き)も、関東ではあまりお目にかかれず、久しぶりに (゚д゚)バカウマー

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さて、日は変わって翌日の連休中日は、まず午前中の開店時間に合わせてラーメン激戦区の一乗寺へと向かいます。

向かったのは人気ラーメン店「高安」ですが、なんとオープン直後で店前は20名ぐらいの列。早々に断念しました。たかがラーメンごときに長い行列に並んで食べる忍耐と気力はありません。

他にも「ラーメン荘 夢を語れ」、「夕日のキラメキ一乗寺」「池田屋」「横綱」などは、すでに外に列をなしています。信じられん。で、仕方なく並ばずに食べられる「大蔵」へ。先客は1組のカップルのみ。大丈夫かな?とあまり期待せずに「こってりラーメン(700円)」をオーダーって言うか券売機で購入。

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「大蔵」のこってりラーメン(並、煮卵追加)のお味はと言うと、、、まぁ可も不可もなくまずまず美味しゅうございました。

しかしこれという特徴やインパクトはなく、調味料のせいか、スープを飲んだ後に残る後味がえぐい感じ。それに量が少なく、並なら軽く2〜3杯はいけそうです。周囲にいくらでも美味しい店がある激戦区なだけに、この味と量だと、この場所で生き残るのは難しい気がします。

昼近くになり人気店はどこも混雑していたので、ラーメンもう一杯を食べる代わりに、宝ヶ池まで車を走らせ、学生時代には時々訪れ、夜にはライブハウスになるホンキートンクでコーヒーとピザを。味はともかく店の雰囲気が昔と変わらずカントリー&ウェスタンでいい感じです。この店は1970年オープンで、内外装はなにも変えず44年も続いています。あ、そうそうピンボールはなくなっていました。

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さて、午後はせっかく京都に来たので、混雑を承知の上で昨年平成知新館ができた京都国立博物館へ向かうことに。国宝の「鳥獣戯画」特別展を見ようと意気込んで出掛けましたが、市内の道という道はどこも激混みで、そこにたどり着くまでにえらく時間がかかってしまいました。駐車場は博物館裏手にある豊国寺の駐車場(有料)へ。そこは穴場なのか空いてました。

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博物館入り口の切符販売機で入場料とは別に特別展の料金も取られ、中に入ってから気がつきましたが、その「鳥獣戯画展」は100分待ちの長い行列。ラーメンに続き、アホらしくなって即決断念。敷地内の庭にさりげなく置かれている古い遺構や仏像、地蔵、紅葉した木々などを眺め、並ばずに見られる常設展だけをサクッと見て、お隣の豊国神社と方広寺へ。

豊国神社(とよくにじんじゃ)は豊臣秀吉を祀るため、秀吉の死後に建てられたお寺で、当然のごとく徳川時代に破壊されてしまいましたが、江戸時代が終わってから明治天皇の命で再建されました。

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国宝の唐門は元々秀吉の居城「伏見城」にあったもので、絢爛豪華、いかにも秀吉好みという感じです。当日は中で結婚式がおこなわれていて、この唐門より先へは入れませんでした。一応宝物殿(有料)も見ましたが、残念ながらお金を払って見るような代物ではありません。

豊国神社のすぐ横にある方広寺(ほうこうじ、通称大仏寺)は、天下人になった豊臣秀吉が、焼けてしまった東大寺の大仏より大きな大仏を作らせて、それを安置するための寺として1595年に建立しました。当時は現在ある豊国神社や国立博物館、三十三間堂の一部を占めるたいへん大きなお寺と境内だったそうで、国立博物館の中には、大仏殿の柱が建っていた位置に丸い印がいくつも付けられています。

秀吉の死後、秀吉の息子の豊臣秀頼が作らせて方広寺に設置した梵鐘の銘文の中に「国家安康」「君臣豊楽」の二つの句があり、それを「徳川家康の家と康を分断し、豊臣を君主とする」と、天下を狙う徳川家康を怒らせてしまい、やがては大坂の役による豊臣家滅亡を招く要因となります。ま、家康の天下取りに向けたこじつけにすぎないわけですが。この「国家安康の鐘」は重要文化財として現在も使われています。

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あと、この方広寺の近くに秀吉が執念を燃やした朝鮮出兵で、討ち取った敵の数を報告するために持ち帰ったとされる耳を葬った場所の「耳塚」があると聞いていたので、ちょっとお参りしておこうと探しましたが境内では見つけられませんでした。あとで調べると、境内ではなく道路を渡って少し離れた場所に作られていたのですね。

このあと、再び北上して北白川まで戻り、やっぱり京都へ来ると外せない「天下一品総本店」で「こってりラーメン並、麺硬め、ニンニク入り、ネギ多め」を食し、そのまま隣の小川コーヒーで至福のブレンドコーヒーを飲みつつ時間を調整し、高速の激しい渋滞が解消し始める夜間になるのを待ってから川崎に向けて出発しました。

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夜8時半〜9時頃までおこなわれているナイター紅葉狩りの影響か、市内の道は混雑していて、高速に乗るまでに時間がかかりましたが、乗ってからは順調に流れ、途中新名神が東名阪との合流付近で大渋滞との表示があり、少し遠回りだけどそのまま名神経由でまっすぐ名古屋方面へ。

地図上の最短距離では京都−川崎間が490kmぐらいですが、メーター上では500kmと少しになります。何度かトイレ休憩と1回給油を挟み、約6時間で川崎に到着しました。さすがにランエボよりは平均速度が落ち、時間はかかりますが、軽としては悪くないペースかな。

今回、初めて軽で長距離高速走行をしましたが、よく言われるように最近の軽はたいへんよくできていて、エンジン性能はもちろん、明るいディスチャージヘッドライト、クルーズコントロールなどの快適装備のほか、静粛性も薄っぺらな外板とプアな防音処理の割にはよく抑えられていて、長距離でも問題なく使えます。

ただ意外だったのは「その1」でも書きましたが、高速での燃費が悪く、「川崎−京都間の500kmを無給油では走りきれないこと」で、元々そういうことは想定していないのでしょうね。個人的には燃料タンクがあと5リッターばかり大きければいいのにと思ってしまいました。

またレカロが純正で使われているランエボと比べると無理があるのを承知で言えば、運転席のシートも、長距離だと腰や足やお尻がもっとつらいかなと思ってましたが、身長180cm、体重72kgの私でも苦ではありませんでした。これも意外で嬉しかったことです。ただレカロと違ってコーナーでも身体をしっかりとサポートしてくれるような機能はありませんので、自由度が優れている分運転姿勢が不安定になります。

私を含め、多くの人は先入観から「軽での高速長距離は疲れる、無理でしょ」と思いがちですが、そうではないことが今回よくわかりました。ただ、軽でもノンターボエンジンだったり、ターボ車でもフル乗車の4人が乗っての長距離高速走行だと、長い上り坂や追い越し加速などエンジン性能的にはちょっとキツイだろうなと感じました。

あと、クルマのこと以外で、退屈と眠気が襲う渋滞が死ぬほど嫌な私は、高速は0時以降の深夜に走ることが多く仕方がないのですが、パーキングやサービスエリアの店が閉店していて、食事をしたり、地元のお土産が買えません。最近高速に進出してくるフランチャイズのコンビニやマック、牛丼店、セルフの簡易食堂なら24時間営業していますが、せっかくその土地土地の料理や新鮮な特産品(野菜や海鮮など)をと思ってもかないません。

地域活性化の一環で、特産品や名物を本気でアピールしたいのならば、道の駅や高速のサービスエリアは絶好のアピールできる場所で、それだけに24時間営業するぐらいの覚悟と気概を持ってやってもらいたいものです。それが元になって火が付き全国区になるものが出てくるかも知れません。労働力なんか引退した高齢者など、小遣い稼ぎに働きたいって人はいくらでもいそうです。

関ヶ原と京都旅 その1

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