今さら感がありますが、初めてドライブレコーダーを取り付けることにしました。
ドライブレコーダーはロシアや中国など事故が多い外国では設置が必需品といわれているそうで、それだけ交通事故や当たり屋、事故後の責任のなすりつけ合い、いたずらなどが多いのでしょうけど、日本ではまだそこまではいっていません。
しかし最近では自転車の無謀運転や、認知症高齢者の飛び出し、自動車専用道路への迷い込みなど、通常なら交通弱者と言われる自転車や歩行者との常識を疑う事故で、自動車のドライバーが自らの正当性を主張するため自己防衛的に付ける人が増えてきています。
先般もテレビを見ていたら、自動車対自転車の事故で、従来ならその場合自転車は交通弱者となり、責任は9:1で圧倒的に自動車側にあるとされていた事故でも、自転車がいきなり飛び出してきたために衝突したような場合や、携帯電話で話しながらの片手運転、信号無視、夜間に無灯火で反対車線を走ってきた自転車と接触したような場合など、明らかに自転車側に事故の原因があることが証明できれば逆に1:9の割合になる場合もあるということを弁護士が言ってました。
ドライブレコーダーに記録された映像は事故で揉めたときに、必ずしも公的な証拠としては取り上げられないそうですが、もし事故が起きた際に、信号がどちら側に青だったとか、相手が一旦停止を無視して飛び出したとかなど、映る範囲に限られますが客観的に証明でき、悪意のある相手の主張を覆すことが出来るかもしれません。
大昔の話しですが私が自転車で優先道路を走っていたところ、脇道から自転車に乗った子供が突然飛び出してきて衝突、お互いに転倒する事故がありました。大きな音に気がついて助け起こしにきてくれた人に対し、その小学生曰く「僕は普通に道を走っていたらこの人がすごいスピードでぶつかってきた」と。自転車同士だったのでお互いに大きな怪我はせず、擦り傷ぐらいで済みましたが、目撃者がいないと、まったくなにも証明できず、通常なら弱者(この場合だと子供)の話しが通ってしまうことになるなぁてことを痛感しました。
交通事故はできれば避けたいところですが、それでも毎日どこかで悲惨な事故は起きているわけで、いつ自分に降りかかってきても不思議ではありません。
さて、ドライブレコーダーは、カー用品店で売られていますが、通販でも数多くの製品があります。高価な国産の製品もありますが、海外で数多く流通している安いアジアン製の製品に、日本語のマニュアルを付けたものが増えてきているようです。
ドライブレコーダー一覧(Amazon)
また「製品名+youtube」で検索をかけると、メジャーな製品はそのサンプル映像がアップされていて、画質や画角、夜間走行時の見え方などが確認できます。
最初から数万円もする高級製品を購入するのはちょっと勇気がいりますが、最近では3000円ぐらいから高画質を唄う製品も数多く出てきています。ただし1万円を下回る製品は概ね中国などアジアン製の製品です。
別に中国製の製品だからダメと決めつけるわけではありませんが、一般的に安い製品は振動やホコリ、湿気、直射熱など耐久性に問題があったり、ノイズを発生しカーナビやレーダー探知機、ETC装置などのGPSや通信装置に悪影響を与える製品も多くありますので注意が必要です。
で、今回購入したのはコムテック社の国産品で「HDR-101」というベーシックモデル。価格は約1.2万円
コムテック 日本製 ドライブレコーダー HDR-101 (Amazon)
作動温度範囲:-10℃〜60℃
有効画素数:約100万画素
撮像素子:CMOS
記録映像サイズ:HD(1280×720)/SD(640×360)
カメラ画角:対角170°(水平105°垂直80°)
フレームレート:30/15/10/5 fps
記録方式:常時録画、3軸加速度センサ、スイッチ操作による記録
記録メモリ:microSDHCカード(付属:4GB)
本体サイズ:102(W)×50(H)×20(D)/mm(突起部除く)
液晶サイズ:2.5インチTFT
液晶解像度:320×240
重量:95g(取付けステー含む)
という仕様。

前述の安い中国製品なら5千円もだせばFHDの解像度1920×1080、200万画素あたりの高画質製品がありますので、この1280×720、100万画素は、スペックだけ見ると物足りないって感じです。
しかし、この製品は地デジやカーナビGPS等に影響を与えないノイズ対策が施されていたり、耐久性についても3年間の保証が付いていることで、国産品質基準の安心を買うことにしました。
取り付けは簡単ですが、ウインドウの上部に付けるか、ダッシュボード上に置いて付けるかで少し迷いました。というのも取り付けステーが吸盤ではなく両面テープなので簡単に付け替えられません。結局microSDHCカードが取り出しやすく、また配線もしやすいダッシュボード上に取り付けることにしました。
あとでわかったことですが、できればウインドウ上部からレンズをやや下方向に向ける方が映りはよさそうに思います。ダッシュボード上に付けるとどうしてもレンズはやや上向きになるので、その分ハレーションが起きやすくなります。

設定はデフォルトの状態から音声録音だけ切って、解像度はHDの1280×720、フレームレートは30です。
さっそく走行テストしてみると、太陽が出ている晴天の昼間だと、周囲の明るさに負けて影になる部分が真っ暗につぶれてしまっている感じです。これが1万円のドライブレコーダーの限界ってやつでしょうかね。
走行動画サンプル
(youtube 同製品のもので、私が撮影したものではありません)
それにあまり期待はしていませんでしたが、画質も思っていたよりもぼやけていて荒く、走行しているクルマのナンバーはまず読み取れません。信号で停車しているクルマの後ろに停まった時、前車のナンバーが読める程度のものです。
ま、万一事故が起きたときの状況が示せるかなという程度で、当て逃げしたクルマのナンバーまでしっかり記録というところまでは役立たなさそうです。
後で見て楽しむ用の記録映像としては不満ですが、万一の時の記録用としてなら十分です。この製品を選ぶときには画質については過度の期待はしないほうがいいですね。
あと画角は水平に広いほどいいのですが、120°辺りを超えると左右の端が大きくゆがんでしまうものが多くなるようです。つまり魚眼レンズっぽくなってしまうってことですね。最近の主流は100°前後のものが多くこの製品も105°と平均的な画角で、左右の端にゆがみはありません。
LED信号や前車のLEDテールライト、ブレーキランプは周波数の関係で映像がちらつきますが、まぁそれほど問題はない感じです。
結局、不満なところは小さなレンズのせいか、明るさが不足していることと、有効画素数も200万から300万画素数は欲しいななぁって感じです。そうすると国産品では軽く2万円は超えてしまいそうですが、普及していくにつれて徐々に安くなっていくでしょう。
microSDHCカードは付属で4GBのものが最初から付いていますが、HD+30fpsの撮影では30分しか録画できません(空きがなくなれば古いデータに上書きしていく)。そのため32GBのmicroSDHCカードを別途購入しました。まぁmicroSDHCカードも安くなって、通販なら2千円程度まで下がっているので仕方ないですね。32GBで約4時間分の録画ができます。
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