2015年03月14日

野暮だけどS660情報



S660の予約(仮予約?)が各地のディーラーで始まっているようです。

DSC_0666.jpg

【噂まとめ】
HONDA S660(予想)
全長3395mm×全幅1475mm×全高1180mm
ホイルベース 2285mm
車両重量 前軸重380kg 後軸重470kg 計850kg
最高出力 64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク 10.6kgm(104Nm)/2600rpm
燃費 CVT:24.2km/L、MT:21.2km/L
グレードはαとβの2種で、限定車?としてモデューロスポーツS660がプラス10万円で発売(らしい)。
モデューロとはHONDAの子会社でアクセサリー用品などを作っているホンダアクセスのブランド名で、限定車には幌が赤色になって、トランク(FFやFRではボンネットのことね)に専用ストライプと専用アルミとか。
新開発の6速MTはベーシック仕様のβだけに設定され、高級仕様のαはCVT(7速パドルシフト付き)のみ。
予定では3月30日発表、4月以降に発売とのことだが、年内の供給台数は限定的で、おっつけ4月に買いに行ったのでは数ヶ月先、下手したら来年か。
すでに実車の月刊誌など雑誌取材が始まっているので、スケジュール的にこれ以上遅れることはなさそう。

まだ正式には発表前で、タイプや仕様、価格、納車時期など不明の中で予約が殺到するなんて、ふざけた話しだと思うのですが、新型iPhoneを買うために寒空の下、前々日から並ぶのと同じで、なんでもいいから少しでも早く手に入れたいと思う人は多いようです。

現段階でのディーラーが勝手に?おこなっている予約では5〜10万円の申込証拠金を入れさせているようですが、無料にして軽いノリだけで予約をされては手間ばかり増えて困るので致し方ないのでしょう。

某ディーラーの話しによると、今年度の神奈川県に配分されるのは今年度分として500台。ということは全国で考えると多くても8000〜1万台程度、実質は7000〜8000台の販売ってところでしょう。

S660の生産を一手に引き受け、以前はライフなどを作っていた八千代工業四日市製作所の生産能力からしてもそれぐらいの台数が妥当という感じです。

DSC_0627.jpg

先行した同じ2シーター軽オープンのコペンは月販目標台数700台(年間8400台)で、2014年7月から出荷し、発売開始当初の6ヶ月間で5686台(1ヶ月平均948台)と目標を超える好調ぶりでしたが、11月は511台、12月は623台、2015年1月は633台と目標を下回る台数で推移しています。

こうした人気先行車の場合、発売開始と同時にワッと売れて、その後半年から1年もすれば急速にしぼんでしまい、目標を下回り続けるというパターンが多いのですが、S660も果たしてそうなるのかどうか。

もしコペンと同様の販売推移曲線を描くとすれば、年内の受注は目標を大きく上回り、半年待ちとか順調に売れますが、来年に入る頃にはそれも落ち着いて、来年年明け以降はいつでも買えるということになりそうです。

ただホンダの販売戦略として深読みすれば、人気を長く持続させるために、わざとデリバリーする台数を絞りつつ、毎月全国で500台ぐらいを淡々と地区に割り当てて、なかなか手に入らない希少価値を高めていくのかも。そうすれば1年後もまだバックオーダーを抱えているような状態を作れます。

そしてこのS660はコペンと販売時に競合するか?と言うと、実はあまりしないような気がします。またスズキからも軽のスポーティモデルアルトターボRSが登場しましたが、サイズとパワーやトルクに差がない軽規格の中で、大きな違いはその外観と駆動方式、そしてスピリットでしょう。

このスピリットというところがくせ者で、コペン派とビート派(S660派)、スズキスポーツ派は、それぞれ少々の価格差であっちいったりこっちへ来たりというブレはあまりなさそうです。つまりホンダ派、ビート派はコペンやアルトRSと比べてS660の購入を検討したりしないと思われます。

そのあたりはディーラーもよく知っていて、客がコペンやアルトRSと競合させて値引や用品サービスをねだっても、おそらく相手にしてくれないでしょう。S660が本当に欲しいと思っている人は、コペンやアルトにはいかないことを知っているからです。

ま、軽だから税金や維持費も安いから、セカンドカーで買ってみるか?っていう余裕のある中高年世代や、独身者で普段の足として使うにはちょっと高いけど見栄を張ってみたいという人が結構いそうな感じです。

ディーラーとしても販売台数に限りがあり、しかも何ヶ月待ちになるS660で客寄せをしておき、その客には同じエンジンですぐに買うことができるN-ONEやN-WGNなどをうまく売りつけられたらしめたもので、そういう客寄せパンダ的な使い方もされそうです。実用性から見ればそうした軽のほうがずっといいですからね。

あと、未確認情報では、1〜2年後にS660の車幅とエンジンを拡大した輸出用S1000の国内投入もあり得そうという情報があります。マツダロードスターがヨーロッパではたいへん好調で、それを追撃するタマになるのではと見られていますが、国内でもそれを販売するとロードスターやトヨタ86のシェアの一部を奪える人気スポーツ車になると見られています。

ホンダの軽ターボエンジンはN-ONEなどに積んでいる軽馬力規制のかかったひ弱で省燃費型のS07Aエンジンしかなく、スポーティ走行にはちょっと?ですが、1000ccエンジンとなるとフリードに搭載する予定の直噴型3気筒VTECターボがあり、それは標準モデルで120馬力、トルク20.0kgm程度は出るらしく、S1000用にさらにチューンアップし、1tを切る軽量ボディに積めば、NAの1500ccのロードスター(国内版)のパワーやトルクを上回るスポーティなモデルとなりそうです。

あとそれにフィットではリコールで出鼻をくじかれた感がありますが、新しいレジェンドなどにも積んでいるホンダ独自の7速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)こそ、こうしたスポーティモデルに設定してもらいたいと願うばかりです。

永らく大衆ミニバンメーカーと化してディーラーの店舗にはもはや家族連れしかやってこないホンダには、そうした正統派でマニアックで刺激的なクルマも期待したいところです。

今さらですがS660に試乗
バカバカしい軽自動車の馬力規制の考察(考察シリーズ30)



posted by makan at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/185745612

この記事へのトラックバック