2016年08月20日

ホンダLEAD125購入


2000年に購入して平日はほぼ毎日、通勤のため駅までの数キロの往復で使っていたヤマハグランドアクシス100の調子が悪くなってきて、とうとうバイクを買い換えることにしました。

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グランドアクシス(YA100)は「最後の2ストロークエンジン」のAJ8 SB01J型で、マニアには垂涎?の貴重なバイクだったので、長く乗りたかったのですが、あちこち不具合が多くなり、そろそろ限界が近くなってきていました。

冬場は十分にエンジンを暖めないとすぐにエンストしてしまったり、前からオイルタンクのステー部分が折れて針金で吊っていたり、メーターは故障で3回交換、ヘッドライトも3回交換(バルブは5回交換)、マフラーは純正タイプの社外製に交換、シート表面はボロボロでカバーを3回交換、タイヤは前後とも1回交換しましたがそろそろそれも限界が近くなっています。

走行距離はメーターを3度交換していて詳細は不明ですが、16年間で4万キロ程度は走ったと思われます(年間2500km)。駅までの短距離通勤用ですから意外と距離は走っていませんが、ずっと屋外保管なので、表面の老朽化は目立ちます。

今回は夜中に帰宅途中で突然エンジンが停止、再起動しなくなりました。夜とはいえ暑い中、約1.5kmほど押して自宅まで帰りました。

翌日明るくなってからエンジン付近を点検するとプラグコードが完全に外れていて、しかも付けてもユルユルの状態。つまり可動部や、プラスティック、ゴム、ビニールなど耐久性、耐候性の弱いところが次々と壊れていきます。さすが16年物です。

しかし2stエンジンのピックアップの良さ、車体の小ささと軽さ(取り回しの良さ)、盗難防止用のタイヤロックなど街中で短距離で使うにはこれほど適したバイクはありません。

ただ燃費はメチャクチャ悪くて、6.5リッタータンクで2週間に1回は給油が必要で、燃費を測ってみるとリッター20kmぐらいしか走らず、最近の小型四輪車並の燃費です。同時にオイルの消費量も増えてきた感じです。

プラグコードを交換してまだ乗り続けることも考えましたが、バイク屋さんで前から「次に乗るならコレかな」と思っていたリード125のことを聞いてみたら、各色在庫車があり、「安くしますよ」という甘い誘いにフラフラと乗ってしまい、買い換えることになりました。

なぜLEAD125か?

理由は、

1)ホンダPCX125と同じパワフルなエンジン(11馬力)
  前のグランドアクシスが100ccで10馬力あり、125ccではそれ以上のパワーを望んだ

2)大きなトランクとステップスルー構造
  足が悪いので大きくまたがらなくても済むステップスルー構造が必須。雨具などが収納できる広いトランクも重要

3)125ccクラスとしては比較的軽量、コンパクト(取り回しがしやすい)
  狭い駐輪場等で転回しやすい

ということです。

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もっとパワフルな台湾メーカーのバイクも考えましたが、家のすぐ近所にある馴染みのバイク屋さんで買えて、いろいろと無理も聞いてもらえることから、このホンダリード125にしました。

車体の色ですが、今年4月に追加された新色「キャンディーノーブルレッド」は実際に見るとなかなかいい色で、赤系でありながら派手ではなく、落ち着いた華やかさを感じました。

しかしさすがにいい年したオッサンが毎日使うとなると似合わないし、この暖色系はちょっと飽きるかなぁって思い、昨年6月のマイナーチェンジの時に追加された新色「エグザルテッドブルーメタリック」にしました。

このブルーも目立つような派手さはなく、エグザルテッド(高貴な)という名称通り、落ち着いた少し暗めのブルーで、実際に太陽の下で見てこれにすることを決めました。

実はこうしたバイクの外装色は、今後壊れたときの補修等で、オークションの中古部品を入手する際、売れ筋の色を買っておく方が同色を入手しやすいということがあります。バイク屋さんで売れ筋の色を聞くと、白、黒、シルバー、ブルーとも平均的に売れているそうです。街で走っているのを見かけるのはいつも白か黒ですけどね。

乗ってみた感想ですが、今までの2ストエンジンとキャブレーターによるアクセルを開くとタイムラグがなくエンジンが気持ちよく吹き上がり、大きな音とともに加速していくピックアップの良さには及ばず、また車体もGアクよりも大きく重いため鈍重な印象を受けます。

しかし実際にはエンジンがたいへん静かなため、加速中にメーターをみて「アレ、もうこの速度が出ている?」っていう力強さがあり、加速性能は同等と思われます。

また慣らし中ということでフルスロットルを避け、おとなしく走っていますが、カタログデータ通りにパワーはそれなりにあるようです。あと電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)はパワー対策と言うより、燃費対策に重点が置かれているようで、スロットルから少し後れる反応の鈍さは慣れるしかないのでしょう。

あと燃費はまだ計れていないので不明ですが、おそらく慣らし中は40km/リッター以上いくかなと思われます。それだけでも今までのバイクの倍近い燃費となり、ガソリン代の大きな節約につながりそうです。

車体は今までのGアクと比べるとサイズ(全長×全幅×全高)は、
グランドアクシス 1,850mm×680mm×1,085mm 
リード125 1,835mm×686mm×1,125mm

全長は15mm短く、全幅は6mmだけ幅広で、高さは40mm高くなります。外観の違いで目立つのはハンドル位置の高さぐらいかな。Gアクのほうがずっとスリム(全幅)と思っていましたが、実際はわずか6mmしか違わないのですね。

シート高はGアクが745mmに対し、LEAD125が760mmと15mm高くなり、重量は軽量なGアク95kgからLEAD125は114kgと19kg重くなります。これはエンジンが25cc分大きいのと、LEAD125は4サイクル水冷エンジンで、空冷で2STエンジンの軽快なGアクとの差が出ています。

次回ホンダLEAD125ファーストモディファイに続く

【LEAD125スペック】
車名・型式 ホンダ・EBJ-JF45
全長(mm) 1,835
全幅(mm) 685
全高(mm) 1,125
軸距(mm) 1,275
最低地上高(mm) 140
シート高(mm) 760
車両重量(kg) 114
乗車定員(人) 2
燃料消費率(km/L) 国土交通省届出値:定地燃費値(60km/h) 51.0〈2名乗車時〉
WMTCモード値(クラス) 48.5〈1名乗車時〉
最小回転半径(m) 2.0
エンジン型式 JF45E
エンジン種類 水冷4ストロークOHC単気筒
総排気量(cm3) 124
内径×行程(mm) 52.4×57.9
圧縮比 11.0
最高出力(kW[PS]/rpm) 8.4[11]/8,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 12[1.2]/5,000
始動方式 セルフ式
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
燃料タンク容量(L) 6.0
変速機形式 無段変速式(Vマチック)
タイヤ 前 90/90-12 44J 後 100/90-10 56J
ブレーキ形式 前 油圧式ディスク 後 機械式リーディング・トレーリング
懸架方式 前 テレスコピック式 後 ユニットスイング式
フレーム形式 アンダーボーン
製造国 ベトナム

リード125
2013年5月発売開始
2015年6月バリエーション追加及び一部仕様変更 新色エグザルテッドブルーメタリック追加
2016年4月新色キャンディーノーブルレッド追加

本体価格:メーカー希望小売価格(消費税込)293,760円
購入価格:(本体、登録諸費用込み):240,000円(自賠責保険料はGアクの契約を変更したため不要、Gアクの下取り込み)

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