休日や在宅ワークの日は運動不足になりがちなので始めたブラオヤジの2回目です。読んでくれる人がいるのかどうかは考えず、単なるネタ集ですw
特に今回はクルマに興味のない人にはまったく意味不明の無価値回ですのであしからず。
NHKのブラタモリは45分の番組ですが、我がブラオヤジは1回あたりおよそ1時間を目処に歩きます。
最初のうちは歩くのもゆっくりで、あまり距離が出なかったのですが、慣れとは恐ろしいモノで数をこなすうちにサクサクと速く歩けるようになり、次第に距離が伸びてきます。
あとは寒い日は身体も関節も硬くて動きにくいですが、少しずつ暖かくなってきたため、歩きやすくなってきたというのもあるかも知れません。
前回も書きましたが、ブラブラとゆっくり歩いていると普段気がつかないものが見えてきます。
その中でも、珍しいクルマや懐かしいクルマに出会うことがあります。

6代目 サニーB12型系 ハッチバック 306 TWINCAM NISMO 1986年追加〜1990年
CA16DE型(1,600cc直4DOHC120PS)
バブル時期真っ盛りの中にあり、当時派手で大きなシーマやソアラの陰に隠れていましたが、軽快な5ナンバーFF車として同じくFF化されたカローラレビン(AE91/AE92型)とともに、貧乏だけど走りは楽しみたいという若者に強くアピールしていました。
車重1トン前後の軽量ボディとサニー初のツインカムエンジンにNISMOが手を入れた内外装など、同時に発売された中身は一緒でクーペスタイルの「RZ-1」と完全に社内競合をしていたのが残念。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

初代 セリカXX(A40型) 1978年〜1980年
直列M型6気筒 2.0L SOHC (M-EU) 、2.6L SOHC (4M-EU)
北米ではスープラとして大人気を博したスペシャリティカーの初代モデルです。個人的には6気筒のこのモデルよりはキビキビと取り回しやすい4気筒のセリカのほうが好きでした。このホワイト系カラーはよいのですが、黒や茶色はその形状から「ゴキブリみたい」と女子の評判はあまりよくなかったことを付け加えておきます。悪気はありませんm(_ _;m
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

6代目セリカ GT-FOUR(ST205型)1994年〜1999年
3S-GTE型 直4(2.0Lターボ 255ps)
WRC(世界ラリー選手権)での活躍が期待されながら、不正が発覚し追放され、その実力が発揮できなかった不幸な子です。
4WDスポーツ車は、スバルと三菱が1992年に4WDターボのランエボとインプレッサWRXを発売し、同時にWRC(世界ラリー選手権)で華々しい活躍をしていました。トヨタもそれに焦りがあったのでしょうか。でも規程違反のインチキはいけません。1987年に公開された「私をスキーに連れてって」では、この2世代前の第4代セリカ(T160型)GT-FOURがスキー場のゲレンデを激しく走行するシーンが印象的でした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

マツダ・オートザムAZ-1 1992年〜1995年
F6A型 657cc 直3 DOHCターボ 64PS/6,500 rpm
登場したのがやや遅れてしまい、バブル終盤からバブル崩壊後というのがこの子の最大の不幸でした。1990年初頭、軽自動車のスポーツモデルを「平成ABCトリオ」と呼んでいましたが、そのAがこのAZ-1で、Bはホンダ・ビート、Cがスズキ・カプチーノでした。もう1台ダイハツコペンはだいぶんと遅れ2002年の登場となります。
特徴は軽のくせにドアが上に開くガルウィングドアでボディもFRPを多用して車重がわずか720kgという超軽量でした。エンジンはスズキのアルトワークス用のものを利用しています。バブルの終焉にともない、メーカーも左前になってしまい、表舞台から静かに去っていきました。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

3代目 スズキ・ジムニー JB23型 XG 5型XC 1-3型 1998年〜2002年
K6A型 658cc 直3 DOHCターボ 64PS/6,500rpm
スズキの大ヒット作ジムニーの3代目にあたる都市型の高級?モデルです。この頃のジムニーは派生型や改良型がたくさんあり、どれがどれだかよくわかりません。
1998年に軽自動車の新安全規格改正後のモデルで、サイズや排気量など、基本的には現在(2017年)の仕様と同じです。海外輸出モデルにはSAMURAIという名前がつけられていて、どんな悪路でも走破でき、しかも壊れないとたいへん人気があります。
【動画】海外「そりゃ皆日本車買うわ…」スズキの桁外れな耐久性に世界が衝撃
もちろんよい子はこのような走りを真似しちゃいけません、、、
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

上:ダイハツ ミゼットII カーゴ(Dタイプ) 1996年〜2001年
下:ダイハツ ミゼットII セミキャブオーバー型トラック 1996年〜2001年
EF-SE型 直3 SOHC EFI 660cc 24kW(33ps)/4900rpm
車両重量580kg 最小回転半径3.6m
この辺りのクルマはあまり関心がなく詳しくは知らないのですが、先代のミゼット(1957年〜1972年)含め、狭い日本の路地や、農道など、軽トラでも入れないような狭い道へ入り込める唯一の軽自動車でした。
現在の軽の車幅は全幅1480mm未満で、ほとんどの軽はそのサイズいっぱいに作られていますが、このミゼットIIは全幅が1335mmしかありません。わずか15センチというなかれ、最小回転半径の小ささとともにこのわずかな差に助けられた人は多かったと思います。
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のオープニングで、集団就職のため上野駅に降り立った堀北真希演じる星野六子を迎えに来ていた堤真一と一緒に乗ったのが、1957年に発売開始された前1輪後2輪のこのミゼット初代モデルでした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

2代目 トヨタ コロナ RT20型 1961年追加〜1964年
R型 OHV 8バルブ シングルキャブレター 1,453cc 48ps/4,000 rpm
ナンバーなしの旧車。初代のクラウンとフロント周りが似ています。このコロナは小型タクシー用に大量に出回ったようなので高齢者にとっては結構馴染みあるスタイルかもしれません。そして大衆車でありながら、半自動の2速オートマチックトランスミッション「トヨグライド」や、自動クラッチ(電磁クラッチ)の「サキソマット」(通常の3速MTのクラッチのみ自動)など当時の最新技術が投入されていたそうです。
また1963年5月におこなわれた第1回日本グランプリ、ツーリングカー1300-1600クラスでは1位から3位までを独占した名車として名を刻んでいます。もっとも当時一番ライバル関係(BC戦争)だった日産ブルーバードが1200ccクラスで、別クラスだったことが幸いしたようですw
そのBC戦争では、BのブルーバードにCのコロナはこの2代目までは販売台数ではかないませんでした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

上:初代フォード・サンダーバード 1955年〜1957年 V8エンジン 4,760cc 3AT
下:3代目 シボレー インパラ 1961年〜1964年 V8エンジン 4600cc〜5400cc
アメ車はあまり詳しくないのですが、車名だけはなんとか判明。エンジンの詳細等は暫定で詳細は不明です。ネットで探すの疲れましたw
上のサンダーバードはなんと私よりも年上のクルマで、見る影もなく朽ち果ててましたが、下のインパラはちゃんとナンバー付きです。よくこの狭い両側コンクリの駐車場に入れて、ドアから降りられたと感心します。とにかくオーナーさんの愛着と根性と執念は見上げたものです。
とにかくこの時代のアメ車は絶好調!(中畑風)で、とにかく派手、でかい、豪華で、60年代の若者を描いた映画「アメリカン・グラフィティ」などを思い出し、今でもノスタルジックを感じる人が多いのではないでしょうか。
こうした懐かしいクルマ達に出会えるのもブラオヤジのおかげです。今後は少しずつ距離を伸ばしていってさらなる新しい発見に努めていきたいと思っています。
◆ブラオヤジ シリーズ
ブラオヤジ3(含む旧車シリーズ)
ブラオヤジ4(含む旧車シリーズ)
ブラオヤジ5(含む旧車シリーズ)
◆ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ INDEX