ここのところ、桃とかツツジとかバラとか私らしくはないのですが、最近あまりネタがないのでご理解をいただきたくw
我が家から歩いて行けるところに、生田緑地ばら苑というのがあって、毎年春と秋の数週間だけ一般公開されています。

このばら苑、元々はウルトラマンシリーズなどのロケでもよく利用されていた向ヶ丘遊園地に併設されていたものですが、2002年に遊園地が閉園されたときに、市民の強い要望もあり、川崎市が一帯を買い取り、近くの生田緑地と一体ににした「ばら苑」を運営しています。
当初は知る人ぞ知るというか、地元の人だけひっそりとばら苑の公開をやっていましたが、すぐ横に2011年オープンした川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムが遠方からの客を呼び込むことに成功し、登戸駅からの直通バスなども運行されると急速に人気が出始めました。
そんなわけで、ここ数年は特に休日は周辺の道路が渋滞するぐらい人が押し寄せています。
ばら苑は藤子・F・不二雄ミュージアムの横の正面ゲートからかなりの坂道を上って小高い丘の上にあります。
向ヶ丘遊園地があった頃には、長いエスカレーターがその小高い丘の上まで連れて行ってくれましたが、閉園後の今は登るしかありません。
私は以前空いていた頃はバイクで上にある駐車場まで楽々上っていましたが、最近は周辺も駐車場も混んでいるので行くのを避けていました。
なのでもう5〜6年ぶりになりますが、今年2月頃から始めているウォーキングにちょうど良さそうな距離なので、お天気のよい日を選んでテクテクと徒歩で行ってきました。
長い坂や階段を登り終えるとばら苑全体が見渡せる入り口に到着します。入場料は不要です。

しかしこうした場所に大挙してやってくるのは8割方は平坦な道を歩くにも苦労してそうな高齢者たちで、この長い坂と階段をエッチラオッチラ登ってくるのですからたいへんです。
かろうじてまだ50代で、しかも普段ウォーキングでそこそこ歩き慣れている私ですら、早足で前を行く人を次々追い抜いて、サクサク登り続けたため、最後の階段のところでは息が上がりそうになりました。
苑内は飲食の売店やベンチ、人工芝などもたっぷり配置され、半日程度のんびり過ごすのにはいいかもですね。私が行ったときには、幼稚園の遠足っぽい集団や、老人クラブ?の団体さんなど、お弁当を広げている人をたくさん見かけました。
もちろん本命の薔薇の種類も豊富で530種、4,700株もあります。手入れもよくされていています。
いくつか紹介を。
プリンセスミチコとマリア・カラス

チャールストンとホワイトマスターピース

アマツオトメとプリンセス・ドゥ・モナコ

エイブラハムダービーとヘルムットコールローズ

などなど
ウォーキングついでなので、売店からいい匂いがしてくるアメリカンドッグを横目で見ながら、苑内をグルッと1周し20分ほどで降りてきました。
空いていればテラスでローズティとイングリッシュマフィンのサンドウィッチをゆっくり賞味したい雰囲気ですが、もう今の混雑ぶりではそういう状況でもなさそうです。
でも暑いぐらいの天気でしたので、運動不足だったこともあり、いい汗をかきました。
今年も恒例のバラ苑(2018年春)へ 2018/5/26
秋の生田緑地ばら苑公開2018/10/10
食虫植物
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