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1年前の7月に東京の玉川病院で、10年来我慢してきた右股関節の全置換手術をおこないましたが、その後左側の股関節が急激に悪化し、この10月上旬に左股関節全置換手術をおこないました。これで両股関節とも人工股関節となりました。

過去の入院・手術の模様は、こちらです。
人工股関節置換手術を受けた(1)
今回は同じ病院、執刀も同じ先生ということで、2度目の同じ手術を受けるのは、要領がわかっているだけに恐怖心はありません。
入院時の持ち込み荷物も前回のリストを参考にし、まだ前に使ったものも残っていたりして手間もかかりませんでした。
前回とっても嫌だった、バルーン(尿道カテーテル)の取り外し&排尿痛や、手術直後のフットポンプが「あぁまた今回もか〜」という懸念ぐらいです。
1年で基本的な術法は変わりはありませんが、いくつか変更されていたり改良されたりしていた点があります。
・手術中に着用するT字帯は前回はおしめみたいでちょっと恥ずかしい形状のものでしたが、今回は大きな紙パンツに変わっていました。これなら着用しても恥ずかしさはありません。
・個室の床頭台が新しくなっていて、鍵のかかるセキュリティボックスも大きく、ノートPCも収まるようになっていました。これは便利。
下の引き出しがセキュリティボックス(中の右側の黒いのがノートPC)、上は冷蔵庫

・入院食ですが、1年前の前回と比べるとほとんど残さず食べられるまでに改善されていました。お昼ご飯にカツ丼が出てきたのは感動モノです。単に慣れただけという可能性もありますが、、、
上はカツ丼、下はけんちんうどん(いずれも昼食)

・手術室への入場曲のリクエストを前回聞かれたので、今回はヴィヴァルディ、ヴァイオリン協奏曲四季の冬をリクエストしようと予定していたのに、聞かれませんでした(泣)
・フットポンプが最新型?に変わっていて、前回のように痛みはなく、逆にフットマッサージャーのようにやんわりと圧縮し気持ちよく、これは大きな進化を感じました。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
入院期間は前回(2016年7月)は手術の前日に入院し、各種検査をおこない、翌日の午後に手術(2時間ほど)、術後すぐに目を覚まし、そのまま翌日の朝まで17時間ほどベッドでフットポンプ、バルーン、点滴等をつけたまま安静状態でした。
手術翌日の午前中にバルーンを外してもらい、つかまり立ちはできるようになり、車椅子があればトイレにも自由にいけました。退院は入院10日目、手術後8日目のことでした。
今回は2回目と言うこともあり、担当医には「リハビリをちゃんとするので、1週間で退院させて」と事前に頼んでおきましたが、結果的には現在では最短とされている昨年と同様、術後8日目の退院となりました。
これは術後7日目に抜糸(透明フィルムをパラッとはがすだけ)するので、その抜糸の状態を見て退院かどうかを決めるみたいなので、抜糸前に退院というのはほとんどないそうです(手術だけ設備が整った玉川病院でおこない、リハビリは別の病院でおこなうという時は術後5日とかでの退院(転院)はありそうです。
手術開始が前回よりも2時間ほど後の午後3時からでしたので、やはりその日はリカバリ室でスパゲッティ状態(点滴、輸血、心電図電極、バルーン、フットポンプ)でマグロ放置状態。ひたすら夜明けとバルーンを外してくれる日勤の看護師交代を待ちます。
翌朝の10時頃に看護師さんがバルーンを抜いてくれて、やっと車椅子へ移動できます。その車椅子で個室へ移動し、ようやく一息付けます。
実は術後麻酔から覚めてから一晩一睡もしていません。傷口がズキズキと痛いのと、ずっと同じ体勢で寝ているので腰あたりが無茶痛くなっていたので、とても寝られません。自力で患部を上にした横向きにはなれました。
そうした地獄の苦しみの中でラッキーだったのは、家人に頼んで前日にリカバリ室のベッドに持ってきてもらったスマホ(+イヤホン付き)で音楽をずっと聴いていられたのが気を紛らわすのと、時間つぶしに大きく役立ちました。
音源全曲再生するのに約4時間半かかり、朝になってイヤホンを外すまで2周り半ずっと聞いていました。たっぷり音源を入れておいたのと、いつもは持たないイヤホンを当日セットしておいたのが大正解でした。これも前回の経験があってのことでしょう。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
退院前にレントゲン撮影をして、インプラントが安定していることを画像で確認しました。左右ほぼ対照形でうまく設置してくれたと思います。

あと、飛行機に乗るときに金属探知機に引っかかると聞いていましたので、日本語と英語で書かれた人工股関節(金属)使用証明書を発行してもらうことにしました。3000円+税がかかります。上記の写真と一緒に証明書を持って行けば割と簡単にゲートを通れそうかなと。
前回と今回の術後の状態でちょっと違ったのは、
・今回、切開した傷跡に血液がたまり、患部が大きく腫れてしまった(玉川病院の手術では血抜きのドレーンを使わない)
・術後7日目の抜糸の時に傷跡にたまった血を120ccほど抜いた(それでもまだ相当腫れている)
・バルーンの影響で、術後3〜4日までひどい排尿痛が続き、その後は頻尿(深夜含め1〜2時間に1回の排尿)が1週間続いた
・傷口の縫合後が昨年の右側は神業!って思ったぐらいにツルツルで綺麗でしたが、今回の左側は凸凹やギザギザが目立ちました。もしかすると縫合は誰か新人君に任せたのかな?と思って、執刀医に「縫合は誰か別の方がされました?」って聞いてみましたが、「前回も今回も私ですよ」と軽くいなされましたw。
あとは、前回は手術終了後に満員だったリカバリ室には入らず、直接個室へ戻りました。そのおかげで、とても気が楽でリラックスできましたが、今回は麻酔から気がついたらリカバリ室で多くの人と一緒の部屋へ移っていました。小心者の私はちょっと気を遣いました。
理学療養士とのリハビリは前回と大差なく、元々身体が硬いために、歩行練習よりもストレッチをやたらと勧められたのも同じです。
そんなこんなで、入院して10日目、術後8日で無事退院することができました。
その時点では杖を使って歩ける程度で、まだ杖なしではかなり不安な状態です。
ここから1週間程度、自宅で歩く練習などをして筋力を付けながら、歩行やバランス感覚を身につけていくことになります。満員電車に乗って会社へ行くのは、退院後1週間(手術後2週間)が目標です。
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