年末年始も特にどこかへ出掛けるでもないので、暇をつぶそうと、お手軽なポロいじりをおこなっています。
まずその第一弾として、POLOくんがインスタ映え(笑)するように、見掛け上のスタイリングアップに挑戦です。※ちなみに私はインスタグラムはやってません
それには派手なリアウイングを付けたり(少し興味あり)、ステッカーチューン(まったく興味なし)とかいろんな方法がありますが、今回は個人的にはなかなかデザインが優れていると思っている純正ホイールを外に出しツライチにして、どっしりと踏ん張った安定感を求めてみることにしました。
ポロGTI(6R)2012年式の純正ホイールサイズは、
リム径 17インチ
リム幅 7J
ボルト穴数 5
P.C.D 100mm
インセット +46mm
ハブ径 57mm
となっています。
ホイールを留めるのは国産車のようにナットではなく、ボルトタイプで、その形状はM14 x P1.5というタイプです。Mはメートル表記の意味で14mmの直径、ネジのピッチは1.5mmという意味です。
一般的に純正ホイールは、タイヤチェーンを巻いたりする関係から、フェンダーに接触しないよう余裕をもたせ、フェンダーから少し奥まった位置に収まるよう設定されています。それがあまりカッコ良く見えません。
見栄え重視からすると、フェンダーからはみ出ないギリギリまでホイールを外側に出して、トレッドを拡げ安定感が増すスタイリングにすることが望ましいのです。
実用性無視で写真映え重視が目的のコンセプトカーは、だいたいそうなっています。

ただ、実際には、フェンダーからホイールやタイヤがはみ出したり、サスペンションが縮んだ時にタイヤとフェンダーが接触したりすると、まず車検には通らないし、下手をするとタイヤが接触して破裂、大事故にもつながりかねません。
車検に通る基準や詳しい説明は面倒なので省略しますが、「ホイールの中心から真っ直ぐ上に線を引き、そこから前方向に30度、後ろ方向に50度。この範囲がフェンダー内に収まっていること」とされています。
つまり大雑把に言うと、タイヤ&ホイールの下部分がフェンダーの真上から見て多少はみ出ても大丈夫ですが、上部分がフェンダーから外へ出ているとダメってことで、違法改造車に厳しいディーラーの工場にも出入り禁止となってしまいます。
このフェンダーからはみ出さないギリギリの微妙なところが、ツライチ(面一)と言うボディのフェンダーとタイヤ&ホイールの面がほぼ一直線で揃った状態で、もっとも美しく見えます。
走行性能については、インセットを変えると基本ホイールアライメントを調整し直す必要があります。そうでないと、直進性やタイヤの接地面の偏りなど悪い影響が出ることが予想されます。
アライメント調整をした前提で言うと、トレッド(タイヤとタイヤの間隔)が拡がると、多少ながらコーナーリング性能が上がると言われています。踏ん張りが効き、限界性能が上がります。
で、過去のツライチチャレンジャー達wが、実際に人身御供となり、「このホイールなら大丈夫」、「インセットはこのぐらいまではいけそう」と、挑戦してくれています。
それらを参考にすると、同じ7Jのホイール(インセット+46mm)では、インセットがマイナス14mmの+32程度が許されそうな限界ということがわかってきました(あくまで噂でディーラーや車検場、検査官、車の状態等で変わってきますので自己責任で)。
ちょっとややこしいですが、このインセットの数字(mm)が少なくなるほど、ホイールは外側へはみ出ます。
社外ホイールで、リム幅7.5Jという純正ホイールより0.5インチ(12.7mm)幅が広いホイールをはくと、自動的に0.5インチ分の半分(6.35mm)が外へ出ます(もう半分の6.35mmは内側に食い込む)ので、インセットも+38ぐらいが限界となります(6.35mm+(46mm−38mm)=14.35mm(純正より外へ出る量)。
じゃ、純正ホイール(+46mm)に12mm程度のスペーサーを挟めば、46-12=インセット+34mmとほぼツライチ状態にできるのではないか?と考え、格安の中国のネット通販(Ali Express)でスペーサーを購入してみました。
また同時に、ホイールに12mmのスペーサーを挟むと、純正ボルトでは届かなくなるか、届いてもかなり締め込みが薄くなるので、新たにロングボルトが必要となります。
見つけたお買い得なスペーサーとロングボルトのセット
2PC 12mm Wheel Spacer with 10 bolts for Car VW Kit 5x100 &5x112 US $34.72 / pair

上記商品リンクが切れたため、別の類似製品
2 PC 12 5x100 と 10 ボルト車 Vw キット 5 × 100 & 5 × 112 ゴルフ/ボラ/ポロ(2020年5月17日追記)
私が購入したのはスペーサー4枚とロングボルト20本(2ペア)のセットで、およそ8千円(送料込み)という安さです。
通常国内のショップや通販で買うとスペーサー4枚で1万円を超え、さらにロングボルト20本を含むと2万円近くかかりそうです。
さて取り付けですが、POLOを買って初めてジャッキアップし、ホイールを外してスペーサーをはめます。
スペーサーにはハブ付きとハブなしがありますが、ハブ付きを買っています。ハブってなに?って言う人はググってください。ヒントは沖縄に生息しています(違)。

新しく買ったロングボルトで締めていきますが、今までずっと国産車だったので、ナットを締めていく作業からボルトを締める作業というのは新鮮というか慣れていないので大変です。やっぱナットを締める方が作業としてはやりやすいですね。
純正のボルトとロングボルトではこんなにも長さが違います。

こんな長くてもちゃんと収まるのか?と先にロングボルトだけをねじ込んでみましたが、奥が深くw全然余裕でした。
本来なら[「輸入車タイヤ交換用ガイドバー」という補助具を使うと便利なのですが、スタッドレスタイヤも持ってなく、そう度々タイヤ交換を自分ですることもないので、あらためて買わなくてもいいかなと。
さて、交換後どのように変化したのか。
Before/After

After


こんな感じです。自己満ですがなかなかうまくいきました。
これぐらいならディーラーでも大丈夫かな?出禁喰らったら困ります、、、
相当クルマやポロに詳しい人でないと、言わなければ誰もわからないレベルでしょうけど、8千円でできる見栄えアップ法としては、コスパもいいかなと思います。
あとはホイールアライメントですが、これはまたの機会にします。
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