リハビリを兼ねて、ここ1年半ほど家の半径2キロメートルぐらいを歩き倒したために、ウォーキング中にもう新しい発見はないかなと思っていましたが、ここにきて意外なものを発見。
通常、住宅地の中に作られた小ぶりな公園の中に設置されている遊具は、滑り台とかブランコ、シーソー、砂場、せいぜいジャングルジムのようなもので、基本幼児から小学生向けの遊具がほとんどでしょう。

ところが最近は、少子化&高齢化の影響もあるのか、新しい公園の遊具に今までにはなかった遊具が設置され驚きました。
単にここ10数年間公園に縁がなく、知らなかっただけかも知れませんが。
・ぶら下がり器(懸垂台)
・ツイストボード
・腹筋ベンチ
・背伸ばしベンチ
なんてものが設置されている児童?公園があるのです。
基本的にはそれらの遊具は児童向けではなく、大人向け遊具というか健康器具で、お金を払っていくスポーツジムなどでよく見かけるものです。


公園によっては雑草が伸び放題で、あまり使われている様子がない場所もあります。
そういうところは、虫除けを塗っていかないと蚊に襲撃されてひどい目に遭いますw
こうした健康遊具、どれぐらい普及しているのかな?と思って調べてみると、まだ極めて少なく特定の場所だけに設置されているようです。
川崎市内にある公園は1191カ所で、その中で健康遊具が設置されているのはわずか24カ所ですから、率にすると2%、もし見つけたらそれは極めてレアな公園ということになりそうです。
健康遊具のある主な公園・緑地(川崎市)
但し、上記データにはまだ記載がされていない新しい公園に健康遊具が設置されていたりしますので、今はもっと増えているのかも知れません。
そんなレアな遊具ですが、ウォーキングしている範囲内に2カ所ありました。
子供の頃に公園で遊ぶと言えば、三角ベース、キックベースボール、鬼ごっこ(泥警)、缶蹴り、ドッジボールなど、仲間と一緒に遊ぶ場所という印象が強かったのですが、今の公園は、ボール遊び禁止など、いろいろと制約も多く、基本的にはひとりか保護者とだけで遊ぶ遊具が多い気がします。
こうした健康遊具も基本ひとりで黙々とやるためのもので、おそらくですが、公園の周囲の住民の要望で、減少していく子供の遊具ではなく、暇を持て余しているまだ元気な高齢者を含む大人向けの遊具が設置される傾向にあると思われます。
確かにそうした器具設置の公園周辺では、子供の声はなく、散歩か庭いじり、洗車をしている高齢者ばかりという感じもします。
近くに大きな多目的グランドもあり、土日曜日は少年サッカーなど子供が中心に使っていますが、平日は高齢者が集まってなにかひっそりとやってます。
地域的に団塊世代以上が多く住んでいることもあってか、公園のような公的な施設は、その団塊世代とそのジュニア世代に向けたものが多くなってきているのでしょう。
最終的になにを作るか、設置するかは、全共闘時代や熾烈な競争社会を生き抜いてきた、声が大きな人達、そして多数決で決まるでしょうから、人数が少ないその他の世代にはまるで勝ち目はありません。
さて、健康遊具のひとつ、懸垂台ですが、懸垂をするのは、たぶん中学生の時以来で、当然のことながら上腕を鍛えるような運動は今までしてこなかったので、まったく身体は持ち上がりません。
って言うか、ぶら下がっているだけでも、すぐに手が痛くなり、持ちこたえられません、、、情けない、、、
新たにオリンピック競技となったスポーツクライミングでは、競技者が片腕や指の力だけで軽々と身体を持ち上げている姿を見ますが、あれを見るとまったく宇宙人としか見えません。
衰えは激しく、さらに大人になると余計な脂肪という余分な重りをため込んでいるわけで、中学生の頃のようにヒョイヒョイと懸垂することはできません。
せっかくこうした器具が近所にあるなら使わない手はなく、ちょっと最初のうちは、通行人など人の目もあって気恥ずかしいですが、少しずつ体を慣らして、懸垂ができるように頑張ってみたいと思います。
【ブラオヤジ・シリーズ】
ブラオヤジ2(含む旧車シリーズ)
ブラオヤジ3(含む旧車シリーズ)
ブラオヤジ4(含む旧車シリーズ)
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