2018年12月01日

由比のさった峠と富士川ドライブ


私が年賀状を出すのは子供の頃からの習慣となっていますが、息子達ネット世代はもはや年賀状を出すという慣行は完全に消えています。

確かに年の暮れの忙しい時に、宛名は印刷できるとしても、1枚1枚手書きで作成するのは大きな負担であることは間違いなく、身体に染みついた習慣でもなければ、あまり進んでやりたいことではありません。

年上の先輩やお世話になった人達がぽろぽろと鬼籍に入られていく上に、ここ数年で年賀状を出す相手をかなり絞ってきたこともあり、10数年前は200枚ぐらい出していた年賀状も、現在は約60枚程度までに減少してきています。それでも手間は手間です。

よく定年退職した途端に年賀状が激減するというような話しを耳にしますが、すでに現在の職場の人や仕事でつながっている人との年賀状のやりとりはおこなっていないので、今後退職しても上記の枚数に変化はないでしょう。

また、高齢になられた方から「今年で年賀状は最後にしたい」と書いてあったことも過去にありました。最近は高齢化社会を反映して、終活の一環でしょうか、そういうのが結構流行っているようです。

来年から出しません「終活年賀状」広がる 40歳の人も(朝日新聞)
来年から年賀状を辞退させていただきます。そんな一文を、年始のあいさつに添える「終活年賀状」が広がりつつある。人間関係を整理したいから、高齢になったから。さまざまな理由で、長年親しんできた年賀状のやりとりについて考える人たちがいる。年賀状の受けつけは12月15日から始まる。

それはともかく、毎年出す年賀状には自分で撮った写真(日の出とか富士山とか)を使うことが私の恒例行事となっています。

で、その年賀状用の写真を撮影するためにドライブがてら出掛けてきました。前日の天気予報で、翌朝は雲ひとつない好天という話しだったのでこれを逃す手はないかなと。

行ってきたのは、過去に何度か行ったことがある由比のさった峠です。さった峠から見る富士山は、歌川広重の「東海道五十三次之」の浮世絵で有名で、浮世絵に描かれた江戸時代当時から変わらない富士山の眺めが見られるのはここだけという場所です。

この時期、日の出は朝の6時半頃ですので、その時間に間に合うよう、まだ真っ暗な4時過ぎに自宅を出発、休日の未明でガラガラに空いた東名〜新東名高速を順調にかっ飛ばし、途中のSAでコーヒーなど買いつつ、6時過ぎに目的地に着くと、なんということでしょう〜すでに10台ほど停められる駐車場はほぼ一杯の状態でした。撮影に好条件の天候だと、皆さん考えることは同じですね〜。自宅からここまで距離にして約150kmです。

日の出直前の風景
satta01.jpg

太陽が昇り明るくなった風景
satta02.jpg

富士山の場所と、遠くに見える伊豆半島の上から太陽が昇ってくる方角とはかなり離れていて普通のカメラでは一緒には写せません。

そこで、カメラ(Panasonic LUMIX DMC-FZ70)の機能を使って、パノラマ撮影をしたのがこちらです。

satta03.jpg

ピントは激甘だけど、年賀状にはこれを使っちゃおうかな(笑)

日の出の写真も赤く染まっていてとても綺麗でした。

satta04.jpg

さった峠周辺では南側斜面を使ったミカンの栽培が盛んです。いつもは無人販売所で買うところですが、朝が早かったため、置いてありませんでした。

で、道沿いに手を伸ばせば届くところにいっぱいあるミカンをポキポキと、、、は犯罪ですから絶対ダメですよ〜。

satta05.jpg

駐車場で朝陽を浴び、やや赤っぽく輝くポロGTIを撮影したあと、狭い道を由比側へ降り、次の目的地富士川へ向かいます。

satta06.jpg

せっかく由比へ来たなら、近くの道の駅に寄って朝ご飯に桜エビのかき揚げでも食って帰る目論見です。今年の秋は駿河湾の桜エビが不漁とのことでしたが、果たして食べられるのか?

桜エビのかき揚げと言えば、由比漁協がやっている「浜のかきあげや」が有名ですが、そのお店は10時オープンなので、3時間も待っていられません。そこで、少し距離はありますが、8時オープンの道の駅へ向かうわけです。

道の駅へ行く前に、富士川沿いの河川敷で、一面に真っ赤な桜エビが天日干しされている光景が見たかったのですが、それは見られませんでした。あとで知りましたが、土曜日が休漁のため、日曜日は天日干しはしないそうですorz...

仕方なく富士川堤防から富士山の撮影

satta07.jpg

クルマと新幹線と富士山の3つが入る構図の最適な場所を見つけられず、とりあえずこんな感じで無理矢理3つを一緒に撮りました。3つとも中途半端です。JEFさんに弟子入りしなくては、、、

satta08.jpg

その後、道の駅 富士川楽座へ移動します。

富士川楽座は一般道からは道の駅として、東名高速道の富士川SAからは売店、レストランと共用になっている珍しい形態の施設です。

フードコートに数軒入っている店から「味一」の「桜エビかき揚げ丼としらす丼」の小丼セットをチョイスです。

satta09.jpg

ここのフードコートからも富士山が綺麗に見えます。堪能堪能。

satta10.jpg

かき揚げ丼ぶりは脂っこくて、朝8時からちょいと重めではありましたけど、お腹もいっぱいになり、お土産にしらすと桜エビとメロンパンを買い、富士川楽座の横にある富士川スマートICから東名高速に入ります。この富士川スマートICからは富士川SAへは行けないので注意が必要です。

そこから一気に自宅へ向かいますが、高速に乗ってからガソリンの残量がヤバいことに気がつきました。このクルマ、意外と燃費が良いものだから、つい給油を忘れがちです。

高速に乗った時点で、メーターのRange(走行可能距離)が130kmと出ていましたが、ナビで自宅までの距離が同じく130kmでしたので、高速道路上でガス欠は笑えないなぁ〜と焦りました。

Rangeの走行可能距離は、それまでの平均燃費と燃料残量で走行が可能な距離です。どこまで正確かどうかは不明ですが、ということは、そこまでの燃費を上回る好燃費でこの先走れば無給油で帰れる?ということで、ひたすらエコランです。

幸い休日の午前中で、上り方向には渋滞はなく(下りはあちこちで渋滞)、できるだけ速度を一定に保ち、サービスエリアにも寄らず、なんとか東名川崎出口に到着、高速を降りて、自宅近くのスタンドへ向かいます。

その時点でRangeは20kmと出ていましたので、燃費運転が功を奏しました。それにしてもここまで給油せずに引っ張ったのは初めてかも。右下のガソリンメーターは完全に空っぽの位置を差してます。怖いですね〜

satta11.jpg

スタンドで給油すると42リッター入りましたが、ポロのガソリンタンク容量は45リッターで若干パイプ部分にも入るでしょうから、最大46リッター入るとすると、残りは4リッター。その全部を燃料ポンプで吸い上げられるわけではありませんが、ガス欠になるまではあと4リッター×市街地の燃費10km/L=40kmぐらいは大丈夫です。もっともそこまでチャレンジする気はありませんけど。

と、冷や汗をかきながら帰ってきましたが、休日の朝4時自宅出発、午前10時に帰還という渋滞知らずの素早い快適ドライブでした。


浜石岳から由比へ2016
浜石岳、さった峠、三保の松原、日本平2013 前編
さった峠と由比桜エビ−リベンジ編2010年

[PR] Amazon 医薬品・指定医薬部外品 売れ筋ランキング

鼻水・鼻炎

便秘改善

肌・皮膚トラブル改善


睡眠改善

関節痛・神経痛

肩こり・腰痛・筋肉痛


胃腸改善

整腸剤

喉・口中改善  


目薬

育毛・養毛剤   

痛み止め


◆ランエボからN-WGN経由ポロGTI日記 つるかめつるかめ INDEX

posted by makan at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行/ドライブ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/185725818

この記事へのトラックバック