前回の「成田へドライブ(1)」では、要約すれば「成田山新勝寺へお参りし、おみくじを引いた」という1行で済む話しを長々と書き連ねてみましたw
お参りの後、休日の成田山渋滞を大きく迂回し、次の目的に向かって走っていると、初めて見る美味そうなラーメン店を発見し、そこでランチタイムです。こういう嗅覚は効くのです。
八福食堂(ハップクショクドウ) 富里店

なかなか多くの種類のラーメンがあって迷いますが、台湾ラーメンと半チャーハンのランチセット680円也を選択です。
店員さんはほとんどが中国の人で、オーダー以外の話しはしなかったので、台湾系か大陸系かは不明ですけど、店員さんと中の料理人とが中国語で話をしていると、香港の店にでもいるような感覚になります。最近は都内でもそういうお店が多くなりましたけどね。
680円という値段からして、あまり期待していなかったら、なかなかどうして、本格的な豪華なラーメンに、1人前と言っても通用しそうな量が多い半チャーハンが出てきて、炭水化物祭りです。2日前に人間ドックは終わっているので、体重も腹囲もこの際気にしません。

美味しかったです。台湾ラーメンもチャーハンも。
残さず完食しましたが、最近はあまり量を食べなくなったのでお腹パンパンです。
昼前だというのに結構お客さんは多く、カウンターに座ったのですが、隣の席で先に来て食べていたオッチャンが、なにも言わず黙って自分の前にあった箸箱をそっと私の前に置いてくれたり、常連さんが多そうな感じのお店です。こういうお店は間違いないですね。
さて、お腹もふくれたので、本日のメーンイベント、成田市さくらの山公園へ向かいます。
途中、三里塚など、60代以上の人ならよく知っている、激しい成田空港反対闘争があった場所を通り、滑走路脇の道路を進んでさくらの山公園へ到着です。
ここは、昨年NHKドキュメント72時間で放送された場所で、成田空港から離着陸する飛行機が間近で見られるという公園です。
ドキュメント72時間「大空に飛行機を見上げて」(NHK)

春、旅立ちの季節。成田空港を発着する飛行機が間近に見える「さくらの山公園」が舞台。風向きによっては、機体までの距離およそ100メートル。迫力の姿を見ようと、多い時で1日数百人がここを訪れる。大空を見上げながら、新婚旅行の思い出を語る夫婦。全国を飛び回っていた現役時代を思い出す男性。世界各地へと飛んでいく飛行機に、人は自分の人生を重ね合わせる。3月の公園で、大空を見上げる人たちの声に耳を傾けた。
♪ 歌は水に溶けてゆき そこだけ水色〜 幸せを守るのではなく 分けて〜あげる〜♪
と口ずさみつつ、展望台へ。
展望台パノラマ撮影

風向きが放送の撮影時とは逆で、離陸するシーンがメインとなりました。
着陸する時のほうが、この公園からは機体がずっと近く(低く)に見えるのですけどね。
でも離陸するときの上昇角とスピードがもの凄くて、着陸時のゆったりしたシーンとはまた違う、なかなか迫力があって楽しめました。
自分が、初めて成田空港から飛行機に乗って海外へ行ったのは社会人1年生の時、会社の社員旅行で台湾へ行ったときで1980年暮れのことです。
当時の成田空港を発着する飛行機はJALとアメリカの航空会社(ノースウエスト、パンアメリカン、ユナイテッド)ばかりが目立ち、それほど国際色豊かではなかったのですが、今は、中国や台湾、韓国、フィリピン、中東などアジアの国の航空会社やLCCが幅を利かせていて、尾翼のカラーリングを見てもカラフルです。

上:香港航空 香港(エアバスA330)
下:スクート・タイガーエア(Scoot Tigerair)シンガポール(ボーイング787)

上:フィンランド航空 フィンランド
下:エバー航空 台湾

上:エティハド航空 アラブ首長国連邦アブダビ首長国
中:ユナイテッド航空 アメリカ
下:チャイナエアライン 台湾
私がよく乗っていた頃(1980年代)の航空機はボーイング747ジャンボが全盛の時で、4発ジェットが多かったのですが、最近の旅客機は燃費性能向上のためか、2発のジェットが普通となっていて、機体の大きさも一回り以上小さくなってきています。
それでも眺めていると、たまーに、大きな4発ジェットが重そうに飛び立っていきます。まだ一部には旅客やカーゴでジャンボが生き延びているのですね。

エアバスにも4発はあります。
下の写真はスカンジナビア航空(SAS)のエアバスA340 。ナイススタイルです。

世界最大の旅客機とも言われる総二階建てのエアバスA380は、成田への乗り入れは極めて少なく、この日(時間)はその勇姿は見られませんでした。
この日も展望台には望遠カメラをもった人が十数名陣取っていましたが、A380など珍しい航空機が飛ぶ時間にはワラワラと多くのマニア達が集まるのでしょう。

2018年現在、成田空港を就航する航空会社の数は82社、就航都市数は、海外115都市と国内18都市の計133都市となっています。
調べてみると、1980年の国際線年間発着回数は59,267回、1日平均162回でしたが、2017年の国際線年間発着回数は197,458回、1日平均541回と3.33倍に増加しています。
2017年の発着回数を空港運用時間1日17時間で割ると国際線だけで1時間平均32回です。分刻みの慌ただしさです。
成田空港の滑走路は2本ありますが、見ていると次から次へと様々な国のエアラインが行き交うのも納得です。ここは日本の中でもっとも国際色豊かな場所と言えるかも知れません。
この公園は知らなかったこともあり、もっとしなびているのかと思ったら、大きな無料駐車場と建物の中にはお洒落?なカフェや各種の屋台まで出ていて、道の駅に近いものがあり多くの人で賑わっていました。
そのレストランやカフェが入っている建物は「空の駅さくら館」となっていて、「フライトショップ・チャーリイズ」では旅客機のシートなど中古部品などの展示販売もおこなわれていました。

たっぷりと飛行機を見たあと、まだ空いている高速に乗り帰宅の途へ。習志野ICから高速にあがってきた東京オートサロン帰りと思われるど派手なクルマの集団は邪魔で辟易しましたが、、、
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