足が時々痛むようになって、長く歩けなくなってきたのがまだ40代でバリバリのビジネスマンの2001年頃からで、最初は股関節が原因だとは思わず、神経痛か母親が長く患っていた関節リウマチのような神経障害の病気かなと思っていました。
次第に痛みが増してきて、4年ほど後にリウマチ内科や整形外科にいきましたが、どこも適確な診察はしてもらえず、結局判明したのは数年後に松本人志氏が股関節手術をする前の症状をテレビで話をしていたことが、ズバリ自分の症状と一致していることがわかりました。
そこで2012年に別の整形外科クリニックでそれを医者に伝えて診察してもらったところ、医者の事前の説明では「それはない」「きっと腰椎が原因」と言っていましたが、レントゲン写真を見て「アレ?股関節だね」と。整形外科の専門医が信じなかったぐらい50代の男性の変形性股関節症は珍しいということです。
痛みの原因がわかったものの、根本的な改善方法は最終的に人工股関節しかなく、それを入れるにはインプラントの耐久性を考えると年齢的に早すぎると言われ、今できることはせいぜい体重を減らし、お尻の筋肉(大殿筋)を鍛えて股関節の負担を少しでも減らしてさらなる悪化を遅らせることだと言われました。
そして最初に変形性股関節症と診断されてから4年後の2016年に、我慢の限界を感じ、専門の股関節センターがある都内の玉川病院で人工股関節置換手術をおこなうことにしました。
◇人工股関節置換手術を受けた(1)
日課にしているウォーキング(通称ブラオヤジ)は、その人工股関節手術後のリハビリとして、退院後はしばらくは杖をつきながら少しずつ歩くことから始まりました。
翌年の2017年にも反対側の手術をしますが、入院中はともかく、その後ウォーキングは習慣化し、今年で9年目に入っています。
◇日本本州徒歩で縦断達成!但し仮想コース
現在は徒歩で世界一周を目指していて、東京から地球半周となるブラジルにはまだ達していませんが、すぐ近くの中央アメリカのエルサルバドル、パナマあたり(1万3千km)まで来ています。
さて、今回の旧車&名車です。これらはそのウォーキング中に見かけたクルマ達です。
日産 初代 ジューク
2010年に発売されたコンパクトSUVで、ベースはこれもユニークなスタイルだったコンパクト車のマーチやキューブのものを使っていました。
初めて見たときは、「なんだこりゃ!」でしたが、何度か見慣れてくると、現代のどれも特徴がなく似たり寄ったりばかりのクルマより、個性が際立っていてそれも悪くないかなと思えてきます。
エンジンは1.5と1.6リッターで、スポーティバージョンには、直噴ターボを組み合わせた16GT(FF)や16GT FOUR(4輪駆動)がありました。
2代目のジュークは2019年から販売開始されましたが、この初代ジュークの後継車はP15型のコンパクトSUV車キックスとされ、ちょっとその辺りのややこしさがありました。
◇ ◇ ◇
日産 7代目 シルビア

7代目のS15型シルビアで、販売は1999年から2002年までおこなわれていました。
先代6代目シルビアはボディが大きく拡大され3ナンバーでしたが、不評だったためか、国内専用車としたためか不明ですがダウンサイジングして再び小型車の枠内に収めたモデルです。しかしわずか3年で販売が終了した日産社内の混乱を象徴するようなモデルです。
エンジンは2リッターNAとターボエンジンの2種類で、7代、37年間続いてきた美しいスタイリングを追求したFRクーペシルビアは終了します。
ライバルのプレリュードを徹底研究して生み出された5代目の時には30万台を超える人気を誇っていましたが、この7代目は期間が短かったこともありますがわずか4.3万台という少なさで終えました。
◇ ◇ ◇
マツダ 初代 ロードスター
初代NA系のロードスターは1989年から1998年のあいだ販売されていました。このクルマが販売されていた当時、その後30年以上、4代も継続して作り続けられるようなモデルとはまったく思いませんでした。
というのも、セダンやSUVのように、あらゆる場面で使えるクルマでもなく、二人乗りで屋根のないガレージには不向きゆえ、そうそう台数が出るわけでもないのに、価格は量産効果が必要な大衆車並みに安く、商売としても続けにくそうに思えました。
しかし、当時、マツダが誇るもう一方のスポーティ車でロータリーエンジン専用のRX-7が燃費の悪さから苦戦を強いられていて、マツダとしてはどちらかを残すとすれば、こちらという選択になったのだろうと思われます。
ロードスターシリーズ唯一のリトラクタブルヘッドライトということもあり、現在でも人気があります。私も3日間MT車のレンタカーを借りて乗りましたが、天気と季候が良い時期の都会以外の場所で走らせるのはすごく楽しいなと感じました。
◇ ◇ ◇
トヨタ 4代目 スプリンター トレノ
カローラの姉妹車として販売されていたスプリンターの4代目、AE85/86型は1983年から1987年まで販売されていました。85と86の違いはエンジンがSOHCかDOHCかの違いです。写真のトレノは赤黒のツートンカラーのAPEXというグレードで、1.6Lツインカムエンジンのハチロクです。
もっともコミックやアニメの影響もありスプリンタートレノというより86(ハチロク)という呼び方が一般に拡がっていますが、同じAE86という型式のカローラレビンもハチロクなので、私の世代ではハチロクと言えば台数が圧倒的に多かったレビンというイメージが先行します。
◇旧車パンフレットシリーズ10(トヨタ AE85/86型 4代目 スプリンタートレノ)
◇ ◇ ◇
トヨタ 4代目 カローラ レビン&日産 スカイラインGT-R
前にあるのはカローラとしては5代目、レビンとしては4代目になるAE85/AE86型カローラレビンで、1983年から1987年まで販売されていました。
上のスプリンタートレノと同じ時代です。やはり上のトレノと同様、ツートンカラーで、APEXと思われますので、DOHCエンジン車だと思われます。
レビン/トレノとしてこの世代が最後のFR車で、これよりあとのレビン/トレノはFFとなります。
後方のスカイラインは、スカイラインとしては8代目、GT-Rとしては16年の空白期間を破りR32型として登場した3代目です。1989年から1994年まで販売されました。
スカイラインGT-Rの中ではもっとも人気があり、直列6気筒ターボエンジン、4輪駆動、HICAS(四輪アクティブ操舵システム)など、最新技術が盛り込まれた当時最高峰のクルマでした。
◇「旧車パンフレットシリーズ76(日産 BNR/HNR32型 スカイラインGTR/GTS4)
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トヨタ 7代目 セリカ
セリカの7代目でT230型セリカは1999年から2006年まで販売されていました。写真のセリカではフロントバンパー&グリルがオリジナルと少し違っていますが、これはオプションに設定されていたのか、あるいは社外品かは不明です。
駆動方式はFFで、セリカのホットヴァージョンGT-FOURの設定はありません。上にあるシルビアとスペシャリティカーの座を競ってきましたが、時代が変わり、セリカも7代、36年の歴史がこのモデルを最後に幕を閉じました。
ただし、昨年2024年の秋にトヨタの副社長が「セリカやります」と発言したことから、今年にも市販に近いコンセプトカーが登場するかも知れません。そう言えばライバルのホンダプレリュードも今年の秋頃には登場するようです。
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トヨタ 3代目 スプリンターカリブ
セダンやクーペ、ハッチバックをもつスプリンターからの派生モデルで、SUV風のステーションワゴンです。カリブとしては3代目のAE110G型で、1995年から2002年まで販売されていました。
私は勘違いしていましたが、車名を聞いたときは、イメージとして「4駆で中南米のカリブ海沿岸の砂浜を疾走する」イメージがあったのですが、この車名はカリブ海のカリブからとった名前ではなく、北米のトナカイ(caribou)をもじったものでした。
スプリンターカリブは、この3代目のスプリンターという名称とともに終焉を迎えます。
◇ ◇ ◇
いすゞ 2代目 ジェミニ
1974年にGMグループのオペル ガジェットのプラットフォームを利用して登場したのが初代ジェミニですが、この2代目ジェミニはいすゞ独自の設計で1985年から1990年まで販売されました。
エンジンは1.5と1.6リッターのガソリンエンジンと1.5Lディーゼルがあり、ボディデザインはジョルジェット・ジウジアーロが担当しました。
この2代目ジェミニで有名なのは、追加されたグレードにドイツのイルムシャーがチューニングした「1.5 イルムシャー」が加わったことや、伝説となった有名なテレビCM「「街の遊撃手」のカースタントでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=uy4J-6yPMEY
そうした効果もあり、いすゞ車としては過去最多の販売台数を記録したクルマです。
◇過去の名車・旧車◇
ブラオヤジ2(含む旧車)AZ-1、コロナRT20型、初代サンダーバード
ブラオヤジ3(含む旧車)410型系ブルーバード、117クーペ XEなど
ブラオヤジ4(含む旧車)ピアッツァ・ネロ、アルファロメオスパイダー
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