FF方式に変わって大ヒットした前代のBD型モデルからキープコンセプトで1985年にFMCして登場し、ワゴンとバン以外は1989年まで販売されていました。
特徴は上級モデルに高性能な1.6リッターDOHCターボエンジンや2ボックスカーとしては日本初のフルタイム4WD、ファミリアとしては初のカプリオレやディーゼルエンジン車など、装備や性能が充実していました。
4WDモデルはWRCにも挑戦し、1987年と1989年のラリー・スウェーデンではランチアやプジョーなど並みいるライバルに打ち勝ち(車名は輸出向けのマツダ323 4WD)、その美しい端正なスタイルから「雪の女王」と呼ばれていました。

ボディスタイルは、この3ドアと、その他に5ドアのハッチバック、次回に紹介するセダン、その他にもステーションワゴン、ライトバン(商用車)、2ドアカプリオレと多彩な展開をしています。このクラスでのカプリオレというのはドイツのゴルフなどではありましたが珍しく稀少品です。
国内登録台数は大ヒットした前代モデルには及びませんが、4年間で41万台(前代は78万台)と、同時期の人気車種ホンダシビックの42万台と肩を並べていて好調に推移しました。
パンフレットは、デビューから2年後のマイナーチェンジ時のもので、1987年(昭和62年)2月版です。
写真は低画質ですので、写真下のリンクから高画質のPDFでご覧ください。
1970年代後半頃から80年代にかけて収集した新車のパンフレット(カタログ)を不定期にアップしていくというシリーズです。JPG画像やPDF画像を転載や他で使う場合は、出典とリンクを記載してください。 |
●次回予告
マツダ BF型 6代目 ファミリア(セダン)●
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