1981年にFMCした6代目R30型スカイラインは、レース活動でも有名だった俳優のポール・ニューマンをCMキャラクターとして採用し、スポーティさと大人の余裕の両方を追い求め、1985年の4年間販売されました。
若いときからスカイラインが憧れだった団塊世代も30代後半になり、まだバブル前ですが、お金や生活に余裕が出てきたそうした層に強く訴えかけるというイメージだったのでしょう。
基本的なモデルは、伝統的な直列6気筒エンジンを積むGT系ですが、それとは別に、トヨタセリカの広告で、スポーティなツインカムエンジンがないことを揶揄されたことに奮起し、直列4気筒4バルブDOHC FJ20E型エンジンを搭載したRSグレードを新たに追加したのがこのモデルです。
トヨタのツインカムエンジンと違う、高性能な「4バルブDOHC」という、より複雑でハイパワーが得られるバルブ機構を持つエンジンで、C10型ハコスカ以来のツーリングカーレースへ復帰を果たします。
パンフレット(カタログ)は、1982年(昭和57年)10月版のR30型スカイラインの中でも2000GTとRSのみをフューチャーしたフルヴァージョンと、1981年(昭和56年)8月の簡易版の二種類です。
写真は低画質ですので、写真下のリンクから高画質のPDFでご覧ください。
1970年代後半頃から80年代にかけて収集した新車のパンフレット(カタログ)を不定期にアップしていくというシリーズです。JPG画像やPDF画像を転載や他で使う場合は、出典とリンクを記載してください。 |
●次回予告
日産 R30型 6代目 スカイライン RS●
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